2012/11/26
「福島のがんリスク、明らかな増加見えず WHO予測報告」
今後はどのようになっていくことでしょう。
冷静な対応が
望まれます。
福島のがんリスク、明らかな増加見えず WHO予測報告
朝日新聞デジタル 2012年11月25日(日)9時5分配信
http://www.asahi.com/national/update/1125/TKY201211240631.html
【大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の被曝(ひばく)による住民の健康影響について、世界保健機関(WHO)が報告書をまとめた。がんなどの発生について、全体的には「(統計学的に)有意に増える可能性は低いとみられる」と結論づけた。ただし、福島県の一部地域の乳児では、事故後15年間で甲状腺がんや白血病が増える可能性があると予測した。報告書は近く公表される。
福島第一原発事故による健康影響評価は初めて。100ミリシーベルト以下の低線量被曝の影響には不確かな要素があるため、原爆やチェルノブイリ原発事故などの知見を参考に、大まかな傾向を分析、予測した。
WHOはまず、福島県内外の住民の事故による被曝線量を、事故当時1歳と10歳、20歳の男女で甲状腺と乳腺、大腸、骨髄について、生涯分と事故後15年間分を推計した。その線量から甲状腺がんと乳がん、大腸がんなどの固形がん、白血病になるリスクを生涯と事故後15年間で予測した。
成人で生涯リスクが最も高かったのは福島県浪江町の20歳男女。甲状腺がんの発生率は被曝がない場合、女性が0.76%、男性は0.21%だが、被曝の影響により、それぞれ0.85%、0.23%へ1割程度増えると予測された。他のがんは1~3%の増加率だった。
放射線による
発癌の可能性は
確率論です。
これを一般の方は
あまり理解されていないことが多いのではないでしょうか。
「福島で白血病や甲状腺ガンになったら100%原発のせい」
という論調が今後出てくるに違いありません。
正確な情報と
正確なフォロー、
そして迅速な医学的対応が
必要だと思います。
過去に
地下鉄サリン事件では
私の知る限りでは
国による集中的な医学的フォローは
行われておりません。
日本は世界唯一の被爆国であり、
未曾有の大災害と
それに伴う放射線の被害に遭った先進国として、
是非とも医学的な長期、超長期フォローを行って
欲しいと思っています。
そうすることで
個人の被災者に対するバックアップだけでなく
世界的にもしっかりしたデータを
医学知識として還元すればいいのに
なんて思っています。
…今の日本政府や
医療行政に期待しても
無理なのは分かっているのですが。
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コメント
ということで、残念ながらWHOも御用機関となっています。
確率論はその通りで、福島とか関東に住んでいる人は
自分が体調不良、癌になった時に納得出来る生活を
送っているんでしょうか?
2012/11/30 09:04 by 温泉天国 URL 編集