2012/11/14
「インフルエンザ診療マニュアル」 日本臨床内科医会 インフルエンザ研究班
インフルエンザシーズンが
目前に迫ってきています。
インフルエンザワクチンで
大忙しの診療所も多いのでは無いでしょうか。
さて、
インフルエンザの診断治療は
日進月歩です。
昨シーズンの常識が通用しない世界です。
今年も出席停止の日数が
変更になっております(1)。
日本臨床内科医会の
「インフルエンザ診療マニュアル」
が今年から実費頒布される事になりました。
日本におけるインフルエンザ治療の
最新情報が載っております。
インフルエンザの診断治療に関わる方には
ぜひ手にとって見て欲しい本です。
内容と比較しても
消費税、送料込みで700円ということなので
これは下手な医学書を買うよりずっといい買い物です。
今、手元に最新の2012-2013 年シーズン版が
あります。
私は毎年チェックしているんですが、
薄くて(2012-2013 年シーズン版は50ページ)、
日本における治療結果の
最新の情報が載っております。
インフルエンザ診療マニュアル頒布のお知らせ
http://www.japha.jp/doctor/influenza-manual.html

日本臨床内科医会インフルエンザ研究班では、2000年-01年インフルエンザシーズンから、インターネットを活用した全国会員参加の多施設研究を実施し、毎年インフルエンザの流行状況、ワクチンや抗インフルエンザ薬の有効性、迅速診断キットの有用性に関する調査研究を報告してきました。本研究の特徴は、小児から高齢者を含む幅広い年齢層の豊富な臨床例を有し、インターネットを活用することにより、迅速なデータの集積と解析が可能であり、いち早く国内外に向けて成績を発信できることにあります。
これまでの研究成果を基に、平成18年12月にインフルエンザ診療マニュアル第1版を発行し、その後毎年新しい知見を加えて改訂し、いずれも好評を博しました。
インフルエンザ診療マニュアルは、従来は非売品でしたが、多くの方々からのご要望により今年から頒布することにいたしましたのでご案内いたします。
注文用紙はここから(http://www.japha.jp/doc/influenza_manual_12-13.pdf)ダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上FAXにて日本臨床内科医会事務局にお申し込みください。
『インフルエンザ診療マニュアル』2012-2013 年シーズン版』
実費頒価700 円(消費税、送料込)
目次
1章 インフルエンザの流行状況
2章 インフルエンザの症状と合併症
3章 インフルエンザの診断 ̶迅速診断を衷心に̶
4章 インフルエンザワクチンの有効性と安全性
5章 抗インフルエンザ薬の概要
6章 抗インフルエンザ薬の耐性化とウイルス残存に
ついて
7章 インフルエンザのその他の予防・治療について
8章 インフルエンザウイルスの動態と感染予防
9章 トリインフルエンザ
10 章 新種のブタH3V インフルエンザ
予防接種に関するQ&A集(2、3)とあわせて
インフルエンザシーズンの
必携本だと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
(1)関連記事
インフルエンザ出席停止期間の変更
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2029.html
(2)
予防接種に関するQ&A集(2012年版)、出ました!
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2020.html
(3)
開業つれづれ:予防接種に関するQ&A集 「インフルエンザ:今季初の集団感染--大館の幼稚園/秋田」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1632.html
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