2012/08/29
■開業つれづれ:「准看護師の石綿労災認定=手術用手袋処理剤で-「多くの人に知ってほしい」」
済みませんが、
全くこういうことがあることを
知りませんでした。
看護師さんで
滅菌手袋の再利用のときのアスベスト入り粉末
で中皮腫になった方が
いるということです。
五二才ということですから、
大昔の話ではありません。
准看護師の石綿労災認定=手術用手袋処理剤で-「多くの人に知ってほしい」
時事ドットコム (2012/08/27-20:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012082700362
産婦人科医院に勤務していた准看護師の女性が中皮腫になったのは、手術用のゴム手袋を再利用する際に使っていた粉末「タルク」にアスベスト(石綿)が含まれていたことが原因として、国から労災認定を受けていたことが27日、分かった。医療機関で使用する手袋に付着したタルクでの労災認定は初めて。
認定を受けたのは准看護師河村三枝さん(52)=山口県=。大阪市内で同日、会見し「多くの人に知ってもらうことで、同じ状況にある人の労災認定につながれば」と話した。
河村さんは山口県内にある産婦人科医院(現在は廃院)に1981年6月~86年1月勤務。他の看護師数人と月に2~3回程度、手術用ゴム手袋を再利用するため滅菌作業を行っていた。その過程で滑りをよくするため、乾燥させた手袋と粉状のタルクを大きなポリ袋に入れ、全体にまぶしていた。袋を開けた際に中のタルクが舞い上がり、粉末を吸い込んだとみられるという。
転職のために受診した健康診断がきっかけとなり、2010年に中皮腫であることが判明。その後、タルクが原因だった可能性があることが分かり、11年8月に山口労働基準監督署に労災申請し、今年7月に認定された。
1980年代には
滅菌手袋などの
再利用などが行われていたんですね。
タルクという単語を
今回初めて聞きました。
胆のう癌といい
今回の滅菌手袋の再利用といい、
思わぬところに
予想もしない結果を引き起こすことが
あるんですね。
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