勤務医 開業つれづれ日記・2

個人医院開業を目指している医師です。僻地医療、医療崩壊で悪化するQOMLの中、中間管理職の僻地勤務や医療崩壊、救急医療、医療制度をつれづれに書いております。いつも周りにいる皆さんに感謝、感謝で頑張っています。

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■「新研修制度と医師不足の関連が明らかに―日医」

みなさん、直感的に

「新臨床研修制度が医療に

大打撃を与えた」

とお考えだと思います。




この制度によって、

いろいろと医師の流れが

変わりましたから。






でも、いままで

新臨床研修制度が

医療に与えたダメージの

具体的な

データはありませんでした。






新研修制度と医師不足の関連が明らかに―日医

6月11日21時53分配信 医療介護情報CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000009-cbn-soci

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16547.html;jsessionid=33C9A7F7EA2353A4B46C1DACE769039C

 日本医師会は6月11日の定例の記者会見で、「新医師臨床研修制度と医師偏在・医師不足に関する緊急アンケート調査」の結果を公表した。


 同調査は、大学医学部の部長、医局の責任者(多くは主任教授)それぞれを対象に今年4月に実施された。

 大学医学部の部長へのアンケート調査では、研修医の受け入れ数の年次推移などを質問。「初期研修医と後期研修医の受け入れ数」については、初期研修医の受け入れ数は減少しているが、後期研修医は増加傾向にあるなど、即戦力となり得る後期研修医を確保する動きが見られた、としている。

 医局の責任者に対するアンケート調査では、医師派遣の中止・休止の有無や新医師臨床研修制度との関連などについて質問。「医局に入局した研修医数」については、
同制度が導入された2004年度から2年間急激に落ち込み、3年目の06年度も01年度と比較して70%程度と回復していないことが明らかになった。

 また、04年4月以降、関連医療機関への医師派遣を中止・休止した医局は76.6%に上り、このうち77.7%がその理由について同制度が主因であるとした。
 さらに、医局から医師派遣を中止・休止された関連医療機関3003か所のうち、44.6%で診療制限などの問題が起き、16.5%が診療科閉鎖となった。

 同制度導入後の診療科別の派遣医師数については、減少したと答えた割合が最も高かったのは産婦人科で、40.5%に上った。
 また、
人口当たりの一般病院(大学病院を除く病院)での従事医師数が最も少ない都道府県のグループで、派遣医師数の減少度が最高だった。
これにより、もともと一般病院で従事する医師が少なかった地域で、派遣医師の減少によってさらに医師が不足している実態が明らかになった、としている。

最終更新:6月11日21時53分





現在、厚労省は

新臨床研修制度の

ハードルを上げてきています。




小さな地方病院では、

病理医が不足して

なかなか難しい

CPCの必須化や

周辺病院との連携で研修を認めず

単体での研修病院を強く推し進めています。










つまりは、

「新臨床研修制度は失敗だった。

だから、

新人医師は、大学かそれに準じた

レヴェルの病院でだけ研修を認める」

と急に方向を変えたかのような

気がします。







厚労省がどんどん進めていることは

”医療崩壊”

だけです(笑)。




どんどん、

現場医師のやる気をそいで、

救急や医療のリスクを高めて、

さらには

医療安全調査委員会で

医療機関を縛り付ける…。





厚労省は

医療をつぶしたい、

としか思えません。






鳴り物入りで導入された

”新臨床研修制度”。

現場医師の誰もが思ったように、

日本医療の息の根を止めるもの

になりました。







厚労省は

検証を行わずに

壊れた穴をふさごうとしてます。




長期ビジョンはそこには

皆無のようです。




ただ、ただ、


毎年変わる基準や対応に

振り回され、

現場が疲弊していくだけです…。






*Comment

 

久しぶりに「はたともこ日記ブログ」を見たら、こんな記事が。

「死亡時画像病理診断(Ai)」死因究明〜最期の人権
http://blog.goo.ne.jp/hatatomoko1966826/c/9018f5fc11769b84ce372aa3a884ca80

更に、手続きの煩雑さのため、解剖にもちこむことを敬遠する臨床医も多く、そんな医師の怠慢が解剖そのものを衰退させ、正しい死因の究明を阻害していることにもつながっている。生きている人間の治療に関心はあっても、亡くなった人にまで労力を費やすことには否定的な医師が少なからず存在する以上、死んだ途端に人間は、尊厳あるものとして扱われなくなってしまうのだ。医師が診ているのは患者という人間ではなく、目の前にある病巣だけなのではないかと指摘されても、仕方がない。 (引用終わり)
  • posted by demian 
  • URL 
  • 2008.06/11 23:47分 
  • [Edit]

 

その前の院内助産所の記事のほうがつっこみどころ満載。
  • posted by 麻酔科医 
  • URL 
  • 2008.06/12 00:09分 
  • [Edit]

肩書きだけですね 

この議員さんは「薬剤師」やら、「ケアマネージャー」やらの肩書きを前面に持ち出していますが、医療の現場を全く分かっていませんね。まあ、そもそも、薬剤師やケアマネージャーが死亡後解剖(剖検・Zection)の実情を知っているとも思えないし.... 知っているのは医師と看護師ぐらいかな?

私が大学病院や地方の中核病院に居た10数年前ー5年前まではむしろ医師は剖検をとりたがっていましたよ。私の指導医などは「剖検を取ることは臨床医の勲章」と言っていましたし。また、制度的にも剖検をしないといけなかったのです。たとえば、内科学会の研修施設の認定を継続するためには年間20件以上の剖検が必要でしたし、内科認定医の必須条件が剖検3例以上ですし。

それとも、私が基幹病院から離れたこの数年の間に事態が急速に変わったのでしょうか?

ちなみに、私の居た大学医局などは20年前は剖検100%でした。遺族が嫌がっても、何とか拝み倒して剖検をさせてもらっていたのです。しかし、私が入局する頃には剖検率は100%じゃなくなりました。

なぜか?

ご遺族が剖検を嫌がるからです。ご遺体を傷つけるのを嫌がるからです。剖検の現実を知っている者からするとその気持ちは重々分かります。遺族も早くご遺体を自宅に連れて帰りたいのです。そんな面倒くさいことに巻き込まれたくないのです。昔は大学病院・医師という権威で嫌がる剖検を無理やり呑んでいただいていたが、最近の患者さんの権利意識の向上により行えなくなってきたのです。

はたもとこさん、何なら一度患者さんが死亡した後の医師・遺族間の会話をご覧になれば良いですよ。私の言っている意味がすぐ分かるはずですよ。

この人は現場を知らなすぎます。
  • posted by 暇人28号 
  • URL 
  • 2008.06/12 01:47分 
  • [Edit]

薬剤師くずれの政治屋さん 

この方の日記ブログをさらっと斜め読みさせていただきました。
医療従事者の肩書きで、医療を本質を分かっているかのような文面に違和感を感じます。
Aiにしろ、肝炎にしろこの方は大衆迎合をしているに過ぎません。真に医療のことを理解し、変えていこうとするならばこのような文面にはなるはずがないと思います。
票集め、人気取りの政治屋さんになりたがっているだけの人です。
本当の政治家は何処にいるのでしょうか。いないか・・
  • posted by LT 
  • URL 
  • 2008.06/12 10:47分 
  • [Edit]

本当に薬剤師? 

6/1の築地移転問題のところを読むと、
かなり香ばしいです。

水に溶ければ青酸カリになるシアン
笑いを取りにきているのか?
  • posted by nyamaju 
  • URL 
  • 2008.06/12 12:12分 
  • [Edit]

マスゴミと同等 

>手続きの煩雑さのため、解剖にもちこむことを敬遠する臨床医も多く、そんな医師の怠慢が解剖そのものを衰退させ、正しい死因の究明を阻害していることにもつながっている。

思いこみも甚だしいですね。手続きが煩雑だからで病理解剖を敬遠する医師がどれだけいるか実際に調べたんでしょうか。医学研究・医学教育目的という建前の大学病院でさえ、暇人28号様が言われるように遺族に断わられて剖検ができないことが圧倒的に多いです。

>生きている人間の治療に関心はあっても、亡くなった人にまで労力を費やすことには否定的な医師が少なからず存在する以上、死んだ途端に人間は、尊厳あるものとして扱われなくなってしまうのだ。。

何がなんでも医師を悪者にしたいようで論理がめちゃくちゃです。日本では「解剖により死因を究明し医学の発展に役立てることが死を無駄にしないこと」という考えより、「病気で苦しんだ人の体を更に切り刻むようなことしないのが死者の尊厳」という考えをする人が依然多いことが剖検が普及しない理由の一つです。

更に言えば事故調でも問題になりましたが、日本では病理・法医解剖を行う医師数も予算も極端に少ないため、すべての死亡を剖検するとなると大量の剖検待ちが出ます。解剖医が少ないのは現場の医師の怠慢などではなく立法・行政の怠慢であるのは明らかで自分ら政治家の問題であるはずです。すり替えもいい加減にして欲しいものです。

>医師が診ているのは患者という人間ではなく、目の前にある病巣だけなのではないかと指摘されても、仕方がない

目の前にある病巣にだけ興味がある医師ほど、逆に病理組織診断=病理解剖にこだわりますから遺族を熱心に説得しますよ。現場の実情をほとんどご存じないようです。

>何事も第三者による評価がつきまとう世の中にあって、医師だけが医療行為に対する監査を免れる権利はどこにもない。

臨床医は自分の診断、治療方針が正しかったかどうかは最大の関心事です。患者がよくなったというだけでなく、後学のため確定診断となる病理診断を知りたがります。そして剖検検討会(CPC)の結果からみた診断と治療の正確性が医師の技量として医師の間での評価につながります。そのようなCPCは大昔から行われています。

ところで医学・医療における第三者による評価って何なんですか。いったい誰が何を評価するんでしょう。この人の文章は上っ面だけで具体的な中身がありません。医師を悪者にして非難することで、自分は遺族・患者側の味方ですよというパフォーマンスをしているだけで、Ai問題の本質など全く理解されていないようです。
そもそも患者と医療従事者は協調関係にあるべきで、両者を対立関係に置く文章をブログで発表すること自体、医療従事者としての姿勢が根本的に間違っています。
  • posted by しろふくろう 
  • URL 
  • 2008.06/12 13:32分 
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というフルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず(笑)。
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