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■開業つれづれ:看護型医療崩壊 「 訪問看護の開業要件、「見直し」が大半- 規制仕分け」




規制仕分けなんて

こんなもの。




お役人と政治家には

大脳という機能が

ついているんでしょうか?





よくある

”局所を最適化して全体が崩壊する”

というパターンです。





大学医局機能をぶっつぶしたお役人。




医局に縛られず、

医師を自由に就職できるようにしよう

(できれば、厚労省が仕切りたい)

という思惑と外れ、

エージェントが暗躍して

僻地から医師をはがして都会に就職させ

多額の報酬を得ている世界になっています。






今回は、

●訪問看護が足りない。



●増やせばいいじゃん



●潜在看護師とか、開業させたら



●よっしゃ、訪問看護の1人開業OK

というおバカなお役人発想です。





当然、簡単に開業できるなら

看護師はもろに賛成。





実際にこれが行われるとどうなるか、

というと、



●簡単に看護師が開業できるから、きつい仕事に就いている看護師は続々とやめる



●続々と看護師が一人開業



●一人だから患者数ももてないし、24時間対応できない



●訪問看護とは名ばかりの相談係になる



●看護師がやめて、さらに医療機関の看護師不足に拍車がかかる



●看護師不足による医療崩壊



という、

まさに新臨床研修からの

ドミノ倒しを

看護師側から行おう、

という政策です。






看護師の、誰が大量開業すると思いますか?

家にいる潜在看護師?

そんなわけありません。

当然、現在働いていて疲れ切っている

現役看護師がやめて開業するに決まってます。



後は、

免許取り立ての

現場を知らない新人で使えない看護師が

一人開業することもあるでしょうね。







バカだね。








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訪問看護の開業要件、「見直し」が大半- 規制仕分け



2011年03月06日 18:40 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/32867.html



 政府の行政刷新会議のワーキンググループは3月6日、国の規制や制度の必要性を議論する「規制仕分け」で、「訪問看護ステーションの開業要件」について取り上げた。有識者や国会議員らで構成される評価者の大半は、看護師が一人で訪問看護ステーションを開業できるように現行の規制を見直すよう求めた。これを受けて厚生労働省の大塚耕平副大臣は、月内にも今後の対応について方針を決めるとの考えを示した。

■「開業妨げる正当な理由ない」

 訪問看護ステーションは現在、常勤換算で看護職員2.5人という人員基準があるため、1人で開業することができず、また、急な離職などがあると人員を確保できずに廃業のリスクがあると指摘されてきた。一方で、2.5人の人員基準に満たないようでは、サービス提供や経営が不安定になるとも指摘されている。これまで厚労省は、訪問看護ステーションの大規模化で経営の効率化を高めたり、サービス提供が難しい地域には訪問看護ステーションの出張所を開設したりするなどの対応を推奨してきた。

 この日の規制仕分けでは、厚労省が懸念する「一人開業の場合、365日24時間を通じた訪問看護は不可能」(参考人の池田省三・龍谷大教授)とする点を中心に議論した。これについて、「日中に十分なサービスが提供されれば、夜間対応することは少ない」(参考人の菅原由美・開業看護師を育てる会理事長)とする意見や、「医師は訪問看護師など他職種と連携して一人で開業している。看護師がこれと同じことをできない正当な理由が見当たらない」(評価者の市川眞一・クレディ・スイス証券チーフ・マーケット・ストラテジスト)などの指摘があった。

 評価者の評価は、訪問看護ステーション開業の規制について、「見直しを行う」が8人、「見直しを行わない」が1人だった。見直しに当たっては、近隣の医師と連携して24時間対応の体制をつくるなど、一定の要件の下で一人開業を認めるように求めた。その上で、「熱意ある看護師の開業を妨げる正当な理由は見当たらない。厚労省からはあいまいな答えしかなかった。今後、訪問看護のサービスをどう提供すべきか認識を明確にすべき」とした。

 また、厚労省が創設予定の小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせた複合型サービスについて、現状の訪問看護ステーションの人員基準が外れる可能性について、介護保険老健局老人保健課の宇都宮啓課長は「可能性としてはそういうことになる」と述べた。

■厚労省、月内に方針

 規制仕分け後、菅原氏は記者団の取材に答え、「ようやく前へ進めたとうれしく思う。ただ、一定要件が必要ということなので、厚労省がどう返してくるのか、それを見極めたい」とした。
 また、大塚耕平厚労副大臣は、「大規模化がいいとか、一人がいいとか、どちらか一方に絞れない。一つの方法が絶対的に正しいということではない。社会保障審議会の議論はしっかりと踏まえつつ、今日の議論も踏まえ、両方をうまくマージしていきたい。今日の議論をどう受け止めるかくらいは、3月内に提示する」と述べた。








■「開業妨げる正当な理由ない」


バカですね。

正当な理由は

「国益」です。



個人的な権利云々では

開業妨げる理由はないかもしれませんが、

看護師の大量開業で

一気に医療崩壊は進みます。

そうでなくても7対1看護などで

看護師の争奪戦は

熾烈を極めています。




現場から看護師の離脱を進めるような政策を

なぜ進めるのでしょう?




「日中に十分なサービスが提供されれば、夜間対応することは少ない」(参考人の菅原由美・開業看護師を育てる会理事長)


アホちゃいますか?

医療のほかの事に置き換えたら

どれだけばかげていることを言っているか

わかります。




「日中に十分な”医療”が提供されれば、夜間対応することは少ない」

「日中に十分な”治療”が提供されれば、夜間対応することは少ない」

「日中に十分な”看護”が提供されれば、夜間対応することは少ない」


じゃあ、

病院は24時間体制でなくても

いいのでは?

看護も24時間対せ出なくても

いいのでは?






夜間対応する必要がなければ

それは”訪問看護”ではなく

単なる”訪問の在宅サービス”

だよ、

看護じゃないよ、

ということです。





「医師は訪問看護師など他職種と連携して一人で開業している。看護師がこれと同じことをできない正当な理由が見当たらない」(評価者の市川眞一・クレディ・スイス証券チーフ・マーケット・ストラテジスト)



医師は複数人いる訪問看護師と

連携できますが、

一人開業の訪問看護師は

回せないときには

どこに仕事を回すのでしょう?



医師に下請け?







そして

本気で医師に下請けさせるつもりの様子。






バカの極めつけがこれ。

近隣の医師と連携して24時間対応の体制をつくる


あはは。

看護師は24時間対応しなくても

医師は24時間対応しているから

一人開業の訪問看護師は

夜は

医師に仕事を振れ、

と言うことですか。




訪問をやっている医師は

看護師の尻拭いをして24時間体制。





一人開業の訪問看護師は

夜はグーグー眠れる、

という看護師にとって至れり尽くせりの

開業システム。







きっと、

看護師の卒後研修などの要件も

ないのでしょうから、

卒後いきなり開業のトンデモ看護師から

医師に向かって

「夜はそちらが対応してもらわないと困ります!」

とか狂った電話が来そう。








なんで

どんどん医療崩壊を進めようとするのか

私にはさっぱりわかりませんが、

きっとお役人には

数字合わせるだけしか

想像力がないのでしょう。





こうやって

「看護師さんの一人開業はいいことだ」

というイメージだけで、

一人開業激増 → 看護師不足 → 医療崩壊

という

医師と同じ構図が繰り返されます。




こうやって

いまの医療政策は

日本の医療を

ぶちこわす方向で進んでいくわけです。





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コメント

なんだ

開業助産師が周辺の産婦人科を疲弊させるのと同じ構造ですね。うっかり提携先の医療機関となったら どんどん放り込んでくるでしょう。在宅でのお看取りもしないと思います。

勝手読み

ヘボ将棋で 自分に都合の良い局面だけを
想定して 「読み抜け」に気付かず
飛車角を素抜かれたり 最後は
簡単な三手詰めも 理解できずに
頓死

ヘボに指される駒の身を恨むしか ないでせう 

用意周到→看護協会外し

この議論、動画をみていただければわかりますが、最初から結論の出ているお話。
特攻志願の開業志向看護師を立てて、仕分け現場には直前に看護協会代表参考人が出席できないよう工作(←看護協会は基本的に過重労働になる人員配置には反対)、在宅支援診療所の医師は一人で出来るのに、なんで看護師はダメなの?という現場がみえていない仕分け人が出した結論が、一人開業OKでした。

在宅支援診療所は医師の他、看護スタッフ等のチームで対応していることは分かっていない様子。

最後の官僚の抵抗、医療機関に所属して訪問看護したらいいんじゃないの?というのもスルーされてました。

NoTitle

法的根拠の無い仕分けですから先々立ち消えになるんじゃないですか?

NoTitle

役人の反旗を翻す医療関係者はいないのですか?

お上との対戦

たぶん 超短手数で終わります
なんたって 初手からいきなり
「いやなら 辞めろ」ですから
話しになりません。。。

以前 当ブログで「いやなら 辞めろ」の
乱暴手を好んで指された 小役人
失礼 御役人は いまだに健在であられるでしょうか

馬鹿売国ミンスに日本の国益なんて理解出きるわけ無いでしょう

ああ、、韓国益または中国益ならば理解するかも。

NoTitle

仕分け人は民間人ですよ。
役所は規制の合理性を訴えています。
事業仕分人も規制仕分人も民間人です。強調しておきます。

NoTitle

ふと思ったんだけど、看護師の資格を持っていて、仕事をしていない人って結構多いですよね。もしそういう人が自分の身内などを介護・看護する必要が出てきた場合、この制度にしたがって「一人開業」して、自分の身内の在宅の介護・看護に関してのみの業務を行い、それを保険請求する、ってできちゃいますよね。
たいてい自分の親などだと、いまなら健康保険は別建てですから。

そういった事例はこの規制緩和において「メリットになる」(家族による介護・看護に伴う身体的・経済的負担が減少する例が出てくる)のか、「デメリット」(本来個人で負担するはずの保険診療が私的に使われると解釈する)のか、どっちなんでしょうね…
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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