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■開業つれづれ:津では自分の体に責任を持っていなかったらしい 「「患者自身が責任持つ姿勢を」 津で地域医療シンポ」


医療業界の人間って

とても物腰が柔らかいというか

やんわりいうのが定番です。



>「医師任せにせず、患者自身も責任を持つ姿勢が大切」と訴えた。





自分自身も責任持ちなさいよ、

って

他のことで聞いたらとんでもなく変。






たとえば、

銀行でお金を引き出す時に

「自分のお金だから責任もって使ってください」

なんて言われたらどう思うでしょう。






コンビニでカップ麺買って

「自分の体だから責任持ってください」

とか言われるんでしょうか。




デパートで衣服を買う時に

「似合うかどうかは自分で責任持ってくださいネ」

なんていわれたらどう思うでしょう。





医師が

>「医師任せにせず、患者自身も責任を持つ姿勢が大切」と訴えた。


と言わざるを得ない

医療現場。

欧米でそんなこと当たり前すぎて

薬物中毒の人にでも

いうようなフレーズです。








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「患者自身が責任持つ姿勢を」 津で地域医療シンポ

中日新聞 2011年1月31日


http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20110131/CK2011013102000114.html




 地域医療を守るための医療機関の上手なかかり方を考えるシンポジウム(県と県医師会、県病院協会主催)が30日、津市の県医師会館で開かれた。

 県医師会の斎藤洋一理事が、県内の医師が他の自治体に比べ少ない現状などを説明。名張市の小児救急啓発ボランティア「ママナースの一歩」の尾崎忍代表が、看護師や母親の活動を紹介した。尾崎代表は「子どもの体の冷やし方や薬の与え方など急病時の対応を学んで不安を解消し、安易に救急車や病院を使う『コンビニ受診』を減らしていく輪を広げたい」と呼び掛けた。

 尾崎代表と医師、消防、行政、報道の計6人が、いなべ総合病院の水野章院長の司会でパネル討論した。名張市立病院の伊藤宏雄院長は伊賀地域の医師不足による厳しい救急体制を指摘。熊野市の原田資医師は医師の高齢化に触れながら「医師任せにせず、患者自身も責任を持つ姿勢が大切」と訴えた。

 伊勢市消防本部消防課の竜田博史課長は「人口が減っているのに救急車の出動件数は大幅に増えている。本当に必要な人が利用できるためにもタクシー代わりに使用しないで」と訴えた。在宅医療の推進や相談体制の強化を訴える声もあった。 (村瀬力)









>人口が減っているのに救急車の出動件数は大幅に増えている。

>本当に必要な人が利用できるためにもタクシー代わりに使用しないで


高齢化による体調不良の増加もあるのでしょうが、

それ以上に救急車、救急医療のコンビニ化が

止まりません。



その上、

自分で自分の体に責任を持たない、

そんな住民意識について

医療側は

「甘ったれている」

という認識を持っています。




なんで自分の体に

責任持たないのでしょう?

それ自体が不思議。

そして

そんなことを言ったら

「医師の言葉とは思えない」

なんていうこと自体が

理解できません。





銀行が

「あなたの財産ですから、自分で責任持ってください」

といって、

「パチンコですった、株で大穴あけた。銀行は責任とれ」

なんていって通じるんでしょうか?






酒飲んで肝機能が驚異的な値になって

それでも医師をののしりながら

入院しない人とか、

けがをして指先だけの傷から

感染を起こして

1週間もたって腕がパンパンに張れて

来る人もいます。



それで

「しょうがない」

と思う人はいいのですが、

その責任を医師に押し付ける人がいます。






>患者自身が責任持つ姿勢を




今更ながらに

他業種では

当たり前のことを

言わなくてはいけないほど

肥大した患者さんの権利意識。



あおったのはマスコミなんですが、

いまでは全然素知らぬ顔です。





逆に

「クレームをつけるのは病院のことを思って言っているんだ!」

という方もいっぱいいらっしゃいます。





…はぁ。



医療関係者のみなさんは

物腰柔らかいから

はっきりとは言わないけどね。













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「甘え」の構造



そんな本がありましたね
図書館に予約しませう





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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
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