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■開業つれづれ:「 イレッサ副作用死:投薬訴訟 政府、和解拒否で調整 医療現場萎縮を考慮」

イレッサを使う肺がんの方の場合、

他に選択肢がないことが多いのではないでしょうか。


簡単に言えば、

最後の薬。





そして、イレッサが

上手く効くと

平均余命は2倍になります(1)。



でも、

副作用は2.6%

そして

1人/230人(0.4%)

の確率で死亡します。




他に使う薬は存在しません。





この状況で

あなたなら

一体どうしますか?








イレッサ副作用死:投薬訴訟 政府、和解拒否で調整 医療現場萎縮を考慮


毎日新聞 2011年1月25日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110125ddm041040068000c.html


 イレッサの副作用被害を巡る訴訟で、政府は24日、東京・大阪両地裁の和解勧告を拒否する方向で調整を始めた。政府内では、厚生労働省を中心に「国の承認審査や市販後の安全対策に問題はなかった」との意見が根強く、仮に1審で敗訴しても高裁の判断を仰ぐべきだとの考えが有力になっている。

 輸入販売元のアストラゼネカ社が同日、東京・大阪両地裁に和解勧告は受け入れられないとする回答を書面で提出。政府としては、国が勧告を受け入れ責任を認めてしまうことで、抗がん剤などの承認審査や医療現場が萎縮してしまう影響も考慮した模様だ。

 両地裁は和解勧告で、国とア社はイレッサの副作用の注意喚起が不十分だったとして、患者らの救済責任があるとの見解を示していた。【佐々木洋】









アストラゼネカも和解拒否のようです。





<イレッサ訴訟>「和解勧告は拒否」輸入のアストラゼネカ社

毎日新聞 2011年1月24日(月)20時59分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110124-00000087-mai-soci



 肺がん治療薬「イレッサ」の副作用で被害を受けたとして、患者1人と遺族14人の計15人が国と輸入販売元のアストラゼネカ社(大阪市)に総額約1億8000万円の賠償を求めている訴訟で、ア社は24日、東京・大阪両地裁が出した和解勧告(今月7日)を拒否する方針を両地裁に書面で回答した。ア社は「副作用の警告は十分しており、適切に対応してきた。法的責任はない」としている。国は和解勧告への態度を表明していないが、和解協議は事実上、困難な見通し。

 致死性の副作用である間質性肺炎は、承認(02年7月)直後の添付文書(医師向けの説明書)の2ページ目で他の副作用と共に記載されていたが、国が緊急安全性情報(同年10月15日)を出した後、冒頭の警告欄に赤字で記載されるようになった。両地裁の和解所見は「十分な注意喚起がなかった。国も行政指導するのが適切だった」と指摘。緊急安全性情報よりも前に服用した原告について被告は「救済を図る責任がある」とし、緊急安全性情報の後に服用した原告とも誠実に協議するよう求めた。

 ア社代理人の池田裕彦弁護士は記者会見で「当時のルールや知見に基づき十分に警告していた」と説明。和解所見について「理解しにくい部分もある。警告のあり方について裁判所の判決を仰ぎたい」と述べた。【日野行介、苅田伸宏】





国立がん研究センターは

和解勧告を批判しています。





イレッサ訴訟:国立がん研究センターが和解勧告を批判

毎日新聞 2011年1月24日 20時34分

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110125k0000m040064000c.html



 肺がん治療薬「イレッサ」の副作用被害を巡る訴訟で、東京・大阪両地裁が国や製薬会社の責任を認める和解勧告を出したことについて、国立がん研究センター(東京都中央区)は24日、「不可避的な副作用の責任を問う判断は医療の根本を否定する」として批判する見解を発表した。日本肺癌(がん)学会、日本臨床腫瘍学会も同日、同じ趣旨の見解を公表した。

 会見した同センターの嘉山孝正理事長は、国の承認や安全対策に問題はなかったとの認識を示した。そのうえで、「抗がん剤による副作用で健康被害が起きた場合の救済制度を創設すべきだ」と述べ、現在は対象外となっている抗がん剤についても国の医薬品副作用被害救済制度に含めるなど見直しの必要性を訴えた。【佐々木洋】







B型肝炎訴訟といい、

イレッサ問題といい、

いろいろな問題があります。






医学的に劇的な効果で

救われる人もいれば

副作用でなくなる方もいます。



本当に不幸な感染をされている方もいれば

麻薬や性交渉で

感染されている方もいらっしゃいます。









医学的には

イレッサ、トンデモねー!

B型肝炎、全額補償当たり前だ!

という論調には

賛同しかねます。











(1)
■開業つれづれ:効果2倍 副作用2.6% 「イレッサ:遺伝子変異の肺がん患者に使用、生存期間2倍に--東北大など研究チーム」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1456.html






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コメント

きっと・・・

 マスコミは、「恥を知れ!」とでもタイトルを付けることでしょう。
 でも、医者と医療関係者は、被害者救済優先というまやかしに、大野病院事件で懲りましたから。

NoTitle

マスコミは、当初イレッサを「副作用のない奇跡の薬」ともてはやしました。
多くの適応のないはずの肺癌患者さんが飛びつきました。
間質性肺炎が多発してたくさんの患者さんがなくなりました。
マスコミは「悪魔の薬。認可を取り消せ」かきたてました。
正確にいえば、患者さんの家族の声として。
でも、イレッサで救われた患者さんもいました。彼らにとっては死活問題です。
患者さんの家族は、当初被害者の情報を出さなかった製薬メーカーの責任と主張を変えました。
そして、医薬品の被害救済に抗がん剤を含めよ、と訴えを変えています。
僕は、抗がん剤だから、救われる人がいるなら、副作用が出ても仕方ない、と言うつもりはないです。
持ち上げて、けなして、何も苦しむことのない人たちが、一切罰せられず、安全地帯にぬくぬくといることに、違和感を感じているだけです。

NoTitle

イレッサに間質性肺炎が副作用として起こることは発売当初からちゃんと提示されていました。
それを「強い副作用」と思わずに「よく効く」ことばかりを強調して患者を煽ったのは医師ではなくマスコミですよ。

そろそろ「マスコミが誤った報道をしたせいで、イレッサを使ってしまった」とマスコミを訴える人が出てこないですかね。

で、その死活問題な患者サマ方は今現在いったい何をされておるんでしょうか?

この訴訟を始めたのは名もない、なんの力もない、ごく普通のたかが金しかかかっていない死体換金業者どもだったのだ。
肺癌患者にとってイレッサは命だ。
その命を取り上げられようとしているのに、なぜ何の努力もしようとしないのだ!?

*マスゴミが無視してるだけの可能性は否定出来ませんが。

NoTitle

薬害イレッサについて思う

薬害肝炎訴訟原告・薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための薬事行政のあり方検討委員会委員
坂田和江
2011年1月27日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 

長いので自分で検索して、引用しながら反論を書いてくれ。
「かみさま」がらみのメルマガ(政治家にも影響力十分)に恥を知れ! って載ってしまったよ。

3流私大出のドロッポ医ごときが引用しながら反論を書いてみるてすつ

URLくらい貼ろうず、とか言いつつグクってみました。http://medg.jp/mt/2011/01/vol20.html
たいして長くもないですね。私ですらさらっと読めました。

>イレッサは、医師にとっても患者にとっても渇望されていた「副作用の少ない夢の新薬」として売り出され、承認前から把握されていた致命的な副作用である間質性肺炎についての情報が現場に十分に提供されていなかったと考えられます。

つイレッサに間質性肺炎が副作用として起こることは発売当初からちゃんと提示されていました。
…一線級の臨床医であるSeisan先生を嘘つき呼ばわりっすか?つーかオレですら把握してましたが?

>実際に承認直後にあれだけの大規模な被害が出てしまったことがそのことを証明するのではないでしょうか。

つ簡単に言えば、最後の薬。
…単に使った人が多かったからでは?

>私たちの訴訟が解決した後、もちろん薬事行政に混乱など起きませんでした。

3兆円規模で所得税増税予定なんですがががw
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1735.html

>しかし、和解勧告が言っていることは、医療現場に副作用を知らせなさいということです。

へぇw?死体換…もとい、ご遺族には一銭もくれなくていいんだww??

>最後に、一日も早く、企業、国共に自分達の非を認めて和解のテーブルにつくことが亡くなられた被害者の方々の魂にこたえるものだと思います。

そういう言い方は嫌いです、死体換金業者っぽくて…。
ま、それはともかく、今現在イレッサで絶賛延命中な大部分の肺癌患者の方々の魂というか生命の立場は?アストラゼネカが不当な和解強要されてぶち切れてイレッサの輸入販売自体やめちゃったらどうするんで?

この医者に

どなたか1発かましてやってくださいw

http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/2011/03/post-13b0.html
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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