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■「未払い賃金を踏みたおす方針」 聖地 佐賀県立病院好生館 「勤務記録改ざん、時間外手当払わず」: 追記あり

ネタ元は

ssd's Diary
すごいぞ読売新聞九州支局
http://ssd.dyndns.info/Diary/2008/05/post_700.html

より。いつも大変お世話になっております。






聖地は聖地(笑)。

やっぱりやることが半端じゃないです(笑)。




職員の未払い時間外手当。



わざと算定を遅らせて

時間切れを狙っているのは

聖地 佐賀県立病院好生館。

>支給する日から2年より前の分は労働基準法の時効を適用して支払わない方針にしており、算定の遅れで支給対象期間が短くなる恐れも出ている。


労働基準監督署から

是正勧告を受けたのは

1年前。



そして、いまだに

未払い賃金を支払わず、

労基法の時効を適応して、

「2年以上前の未払い分は払いません」

と言ってのける…。



”盗人猛々しい”

とはこのこと。



まさに

聖地が聖地であることの

証明を自ら行っているようなものです。




こんな病院で

勤務する意味は

全くないのではないのでしょうか???






佐賀県立病院が勤務記録改ざん、時間外手当払わず

2008年5月30日 読売新聞
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080530-OYS1T00197.htm

 佐賀県立病院好生館(佐賀市、樗木(おおてき)等館長)が長年にわたり、ほぼ全職員に当たる約500人の勤務記録を改ざんし、正当な時間外手当を支払っていなかったことが分かった。

 残っている記録から改ざんは2003年度には行われており、06年度までの4年間の不払い総額は5億円を超えるとみられる。病院は1年前に佐賀労働基準監督署から是正勧告を受けたが、不払い額算定が難航しているとして未払い分を支給していない。支給する日から2年より前の分は労働基準法の時効を適用して支払わない方針にしており、算定の遅れで支給対象期間が短くなる恐れも出ている。

 勧告は昨年5月28日付で行われ、▽06年度以前の時間外手当を正当に支払っていない▽非常勤嘱託職員の医師(研修医)の労働時間を把握していない――と指摘したうえで、時間外手当の不足額を確認して支払うよう指導した。

 病院によると、人件費を予算内に収めるため、職員に報告させた時間外手当の支給対象時間を事務局がコンピューターで賃金台帳に入力する際、時間を減らし、支給額を少なくしていた。時間を減らす割合は、2、3か月ごとに変えていた。改ざんが始まった時期は不明という。

 病院が研修医を除く職員の06年度の時間外手当を試算したところ、本来は約4億1000万円なのに、実際は66%の約2億7000万円しか支払っておらず、約1億4000万円が未払いだった。病院では03~06年度の未払い額ははっきりしないとしているが、年間約1億4000万円をベースにすると、4年間では5億6000万円に上る。

 研修医以外には07年4月以降、研修医には同年11月以降、適切な時間外手当を支払っているとしている。

 中島博文事務長は読売新聞の取材に対し、「改ざんは、担当者が代わるごとに引き継がれ、かなり以前から慣例的に行われていた。予算の枠内に人件費を収めなければという風潮があり、断ち切れなかった」と話している。





(1)には好生館の

残虐非道ぶりが告発されており、

それに対する職員の

”さらっとした対応”

が掲載されておりました(笑)。



追記:

コメントにお寄せいただきましたように

新しいリンク

http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/kensei_goiken/entry.html?eid=407

ならびに魚拓

http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.pref.saga.lg.jp%2Fsy-contents%2Fkensei_goiken%2Fentry.html%3Feid%3D407&date=20070411235338

があることが判明いたしました。

ご参考にしてください。





Level 6さん、WAさん、

ありがとうございます。







県政へのご意見

佐賀県立病院好生館職員の勤務状態について

新リンク
http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/kensei_goiken/entry.html?eid=407

ならびに魚拓

http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.pref.saga.lg.jp%2Fsy-contents%2Fkensei_goiken%2Fentry.html%3Feid%3D407&date=20070411235338


 研修医ではないのに、研修医扱いとして好生館に派遣されている医師の家族です。

 休みは一日たりともありません。これは職業柄仕方ないとは思えるのですが。一週間のうち家に帰ってこれるのが半分もあればいいほうです。毎晩泊り込んで、寝る暇もなく働きづめです。帰って来た日でも、病院からの電話が殺到し、夜もろくに眠れません。
 やつれた顔を見るたびにいたたまれない気持ちになります。
当直として働いている日以外は手当ても出ません。超過勤務手当ては皆無です。日々雇用職員としての扱いになっているからとは思いますが、ボーナスもなし、扶養手当もなし、住居手当すらありません。
 給料の収入は一ヶ月で手取り29から30万円くらいですが、実際に働いている時間を考えると、時給に直せば200円足らずです。
 事務員に、月から金曜日までの週5日間、8:30~17:15の間のみ働いた形として、印鑑を打たされるそうです。
 実際はその何倍も働いているのに・・夜中の0時に呼び出され、朝方10時過ぎまで寝ずに働いても、ただ働きです。土日も終日(ひどいときは24時間)働いても、一円たりとももらえないのです。
 この現状を県はご存知でしょうか?これだけ身を粉にして働いても、生活は苦しいもので共働きでも大変です。市県民税は高価、払っていくためにどれだけ家族が犠牲になっていると思いますか・・・
 こんな状況で「すべての人が輝き、活躍できる県」といえますか?給料のことは仕方ないとしても、好生館に勤める勤務医の雇用状態についてもっと考えてもらえないでしょうか?このままでは、過労死してしまいます。
 どうか、お願いいたします。


【関係課の回答】
 県政提案メールをいただきました。ありがとうございます。

 また、日頃から好生館の医療業務のためにご尽力をいただき、 まことにありがとうございます。

 好生館の職員の勤務については、やむを得ず長時間、深夜に及ぶことがあり、ご家族の皆様にも厚く感謝を申し上げます。

 給与の面や勤務時間の面について、できる限りの改善を図りたいと考えているところですが、公的な病院としての制約などがあり、必ずしも思うに任せない点があることも事実でございます。

 ご提案は改めて、県の関係部署にも伝えさせていただきます。

 一朝一夕に解決できる課題ではございませんが、優秀な医師の育成確保、そしてそのための勤務条件の改善は、最も重要な経営課題の1つと考えているところです。

 好生館を設置する県の方でも、現在経営の自由度を増す方策の検討が進められているところですので、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。

【関係課】
県立病院好生館
TEL:0952-28-1152
E-mail:kenritsubyouin@pref.saga.lg.jp


前へもどる

佐賀県統括本部政策監グループ (広聴・調査担当)

Tel : 0952-25-7351 Fax : 0952-25-7263
Email : seisakukan-g@pref.saga.lg.jp





ようは、

”思うに任せなかったので

県立病院としては

労基法に違反した”

という、県の狂った姿勢が表れています。







こちらに載っているのは館長ごあいさつ。

http://www.koseikan.jp/about/01.html

抜粋します。



いわゆる拠点病院となるには、若い人に集まっていただけるような病院となる必要があります。
求められるのは、決して高い給与ではないと思います。
良質な労働条件、充実した研修内容が、本質的な条件と思われます。
そのためにも、医療スタッフの増員が可能となるような診療報酬体系が望まれます。好生館をベースにして、館外で研修が可能になるようにもしたいものです。






>求められるのは、決して高い給与ではないと思います。


さすが、好生館。

給料は問題ではない、

と開き直るところが

すごいですね。

常人ではまねができません(笑)。




未払い賃金は踏み倒す、

という基本姿勢の表れでしょうか(笑)?



給料じゃないんですね。


>良質な労働条件

を提供しているんだ(笑)。



どのように良質な労働条件を

”賃金を払わない状態で提供”

していたのでしょう(笑)・






現時点での

早急な解決と、

過去の賃金についての

明確な解明がない限り、

意図的な

「好生館の賃金踏み倒し」

として後世までその汚名を残すことでしょう。












(1)
新聖地誕生 「佐賀県立病院好生館 各種手当 時間外手当:無、休日手当:無」
http://ameblo.jp/med/entry-10027934047.html

■佐賀県立病院好生館 好生館、館長と外科医6人が辞職へ
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-7.html



大変申し訳ありませんが、海外からのスパム防止のため本記事のコメントをブロックさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2008年10月 中間管理職 
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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