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■開業つれづれ:司法とマスコミがつぶしたワクチン 「「VPD」~防げるはずの病気が防げない」



日本はワクチンの三流国とか

はしか(麻疹)の輸出国とか

ずいぶん恥ずかしい言われ方をしております。




うちの子供が

アメリカの学校に入るときにも

いっぱい日本でできない予防接種があり

アメリカで予防接種をうけました。





その原因は

司法判断とマスコミによる

ワクチン叩きです。






あまりにワクチンを叩くために

行政はどんどんワクチンを任意接種にして

学校での集団接種をやめ、

範囲を狭くしていきました。





ワクチンとの因果関係が

はっきりしないものまで

マスコミで大々的に取り上げて

まるでワクチンを打つことが悪いことのような

取り上げ方をされてきました。









「VPD」~防げるはずの病気が防げない

プレジデント 2011年1月13日(木)10時30分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110113-00000001-president-bus_all

 VPD(Vaccine Preventable Diseases)とは、ワクチンで防げる病気のこと。日本には公費負担で無料の定期接種ワクチン、有料の任意接種ワクチンがある。最近では、細菌性髄膜炎を防ぐヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの有料接種が可能になった。

 多いように見えるが、実は日本はワクチンに関しては後進国欧米では、ヒブワクチンは20年前、肺炎球菌ワクチンは10年前から無料接種。今冬猛威をふるっているロタウイルス胃腸炎のワクチンにいたっては、WHO(世界保健機構)が最重要ワクチンに指定しているにもかかわらず、国内には承認されているワクチンすらない。米国ではJ・F・ケネディ大統領の時代からVPDが重視されている。医療費の低減にもつながるからだ。

「かつて日本は予防接種の先進国だった」(日本赤十字医療センター小児科の薗部友良氏)。厚生労働省が予防接種に消極的になったのは、1973年に予防接種被害の集団訴訟で提訴され、負けたため。日本は“過失補償”の法体系であるため、接種後に重い病気に罹ると接種医か厚労省に過失がなければ救済できなかった。裁判以降、厚労省はワクチンの認可や定期接種化に消極的だ。

 現在の医学では、接種後の重い病気のほとんどはワクチンとの因果関係がない“紛れ込み事故”だと判明している。「細菌性髄膜炎のワクチンが、欧米の3年遅れで日本に導入されていれば、1万人以上の子供が罹らずに済んだ」(薗部氏)。せめて防げる病気からは子供たちを守ってやりたいものだ。








いまでもワクチンについて

マスコミがあまりいい報道をしないのは

マスコミがワクチンを

叩きまくったせいではないでしょうか。




全く反省をしないマスコミ。

そして

そのために不利益を被っているのは

患者さんです。





ヒブワクチンは

アメリカに遅れること20年。

髄膜炎による死亡や麻痺など

とても重い症状を起こします。





この20年、

マスコミはいったい何をしていたのでしょう?

ワクチン叩きに終始していた

マスコミも司法も

予防医療をどのように考えて行動していたのでしょう?





…いえ、

彼らが脊髄反射的に

ワクチンを攻撃していたのは

知っています。

何も考えていないのも

わかっています。




しかし、

結果的に多くの人の命や健康を害した責任は

まったく取らなくていいのでしょうか?




理もなく、

義もなく、

単に感情だけで

ものすごく多くの人を

助けたかもしれない技術を

みすみす袋叩きにして

日本から放り出してからおよそ30年。




その間に医学は学習し

急速に進歩しました。





いったい

司法やマスコミは

何を学習しているのでしょう?




























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コメント

こんな資料も出てきています

 小児内科 という雑誌があります。
 そのなかで最近、ワクチンの特集がありました。
 各論で、Hibワクチンや肺炎球菌ワクチン、ロタウィルスワクチンなどについて語られていました。
 面白かったのは、作用機序や疾病の説明と同じぐらい詳しく、各ワクチンごとに「日本で導入が遅れた理由」について書かれていたことです。さらには、「(罹患した子供が、あるいはワクチン禍にあった子供が)かわいそう」などという感情論ではなく、ワクチン導入による経済的効果という、冷徹な資料として(ワクチン導入による国家としての)損得試算が載っていました。なるほどこういう訴求の仕方もあるのだなあと感心いたしました。
 医学にど素人の人間が読んでも、あるいは素人だからこそ、ワクチンの必要性がわかる特集でした。マスゴミの方々も、一方的な(感情をたれながすような)主張をする方ばかり取材せずに、こういう資料もお読みになればもう少し・・・と思ったところです。おそらく都合の悪い資料は、知らぬ存ぜぬで通されることしょうが。

NoTitle

ワクチンの危険率はその疾患を放置するよりもはるかに低いです。統計的には無視してもいいレベルの危険を、さも「ワクチンは危険な薬である」という方向性で針小棒大に報道してきたのがマスコミです。
やっとワクチンに対する門戸が開いてきたとはいえ、まだ、世界で標準となっている筋注でなく、局所反応の強い皮下注射が国内標準です。

日本のワクチン導入においても、もちろん費用対効果(ワクチンを全員に打つことでどれだけの経済的メリットが生じるか)という計算が元になりますが、日本は異様に安い医療費のせいでこの計算が簡単にマイナスになってしまいます。
それでも、HibやPCV7はその異様に安い日本医療でもプラスになるほどですから、何をかいわんや、ですね。

HPVワクチンこそ、むしろ感情的に公費補助が決まりましたが、そのおかげでHib/PCV7の補助がセットで認められたのは評価するべきでしょう。それでも、多くの自治体で無料にはならず、自己負担が生じるようですが。

そういえば、不活化ポリオワクチンは、単独ワクチンの治験があきらめられたようで、DPTP4種混合しか出ないことになってしまいました。DPTをしてしまった人は、やはり生ポリオワクチンしか選択肢がなくなるということになりそうです。

司法が裁判をねじまげた

結局、ワクチンで障害をうけるこどもを救済するシステムをちゃんとつくっていないから裁判では、厚生省に過失があるようにして保証するしかなかったのです。
大野病院事件で、最初、県が過失のある報告書をつくったのと同じ構図です。

ワクチンによる副作用での障害はゼロにはなりませんが、病気で障害が起こるよりはずっと割合が低くなるのだったら、国がそういうシステムを作って、万一の時の保証をすればいいのに、、と思います。
どうして、ゼロをめざすんでしょうね。
ある時点から指数級数的にコストがかかって、保証した法が安くなると思うのに。

それでいて、肝炎については、接種の証拠もない患者すべても救済とか、なんか間違っています。
3兆円、肝炎患者への保証につかってしまったら、ワクチンに使うお金なんてなくなりませんか?

NoTitle

この国は有限の資源の使い方というか優先順位をいつも間違えていますね。マスゴミにもその責任の一部か大部分があるのでしょう。

この国のゼロリスク信仰と、石打の刑(事故があったら個人の責任者を祭り上げて罰するという習慣)、この2つがある限り、国は(官僚は)動けない。
それと、マスコミだって、そういう国民相手に商売しているんだから(売れなければやっていけいないんですから)、この国民してこのマスコミってことじゃないでしょうか。

鶏が先か卵が先か

>この国民してこのマスコミってことじゃないでしょうか。

このマスコミにしてこの国民、かもw
個人的にはマスコミが方向転換すれば国民も簡単に方向転換すると思っています。ソースは戦後まもなくw

NoTitle

いやいや、一応今は予防接種に関してはちゃんとした救済制度もありますし、接種実施側はよほどの落ち度がない限り免責されます。
1970年代はそれがなかったから訴訟になりましたし、1990年代のMMR渦はあくまで「リスクの高い(副作用発現頻度の高い)ワクチンを認可した」ことを国の過失としての裁判でしたから。

NoTitle

>1990年代のMMR渦はあくまで「リスクの高い(副作用発現頻度の高い)ワクチンを認可した」ことを国の過失としての裁判でしたから。

なるほど。それにしてもなぜ厚労省はポリオの生ワクチンにこだわるのでしょうか。副作用も多くつよいのに。今の現役厚生官僚どもの血祭り決定?

NoTitle

ポリオワクチンに関しては、むしろこだわっているのは「国産ワクチン」というところかもしれません。
それでなくとも、Hib・PCV7・HPVで輸入ワクチンを導入せざるを得なかった(それ以前は普通に使われるワクチンはすべて国産)ため、国内ワクチン産業の保護を強く考えているようですし。

また世界標準のソークワクチンは野生株ポリオを不活化して製造されますが、日本で治験されているのはワクチンに使われている弱毒株のセービン株を不活化したワクチンです。
これ、製造コストが大きく下げられるため、実は世界から注目されてたりします。だから、治験後意外と速くものが出てくるかもしれません。
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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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