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■開業つれづれ:朝日が勧める未検診出産 「医師・助産師頼らず自宅出産 朝来の大森さん夫婦」



朝日新聞はついに

未検診出産を勧める


という方向になったようです。








なんか

ここまで来ると

真性外基地



なんかの宗教?

ホメオパシー全面擁護?

と思ってしまうぐらいの

朝日新聞。






こんな記事を書くことで

どれだけの妊婦さんが

勘違いをするか。

あまりに被害は甚大です。







医療関係者からしたら

ブラックジョークのような話が

マジ記事になっているわけですから

狂っているとしか思えません。







定期検診も受けず、

>自然の力で暮らしてきたからこそ自宅出産をやり通す力が私にあった


という勘違いも甚だしい意見。

単なるラッキーなだけなこと。



それでは

諸外国で自然のなかで

暮らしてきた(暮さざるを得なかった)人々は

みな幸せな出産をしているのでしょうか?





周産期死亡率が世界一の日本だからこそ

こんなのほほんとしたことを言えるのです。

本来出産は、医療のコントロールがなければ

命がけになることもあります。





こんなバカな記事載せる

朝日の気がしれません。











医師・助産師頼らず自宅出産 朝来の大森さん夫婦

asahi.com 2010年11月17日


http://mytown.asahi.com/areanews/hyogo/OSK201011160141.html




 朝来市和田山町の山あいにある朝日地区で、農業や養蜂などを営みながら自給自足の生活を実践している大森げんさん(29)、梨紗子さん(30)夫婦に10月、三男かやちゃんが生まれた。妊娠の確認以外は医師にも助産師にも頼らず、定期的な妊婦検診も一度も受けなかった完全な自宅出産。17日に産後1カ月を迎えるが、母子ともに健康だ。

 かやちゃんの誕生は10月17日午後11時ごろ。同6時ごろから陣痛が始まり、本格的に産む体勢を取り始めて3時間ほどで生まれた。「産むのは3人でもういいわ、と思うほど痛みはあったけれど、スムーズでした」と梨紗子さん。

 長男つくし君(6)を助産院で、次男すぎな君(3)を病院で産み、毎月の妊婦検診などで自分の思いとは違う出産になった経験から、「私がリラックスできたら赤ん坊にもストレスのないお産になる。体重を増やさないなど妊娠中の自己管理さえできれば家族だけで産める」と言い切る。

 大森家の田畑は農薬や化学肥料を使わず、耕しもしない自然農法。煮炊き、風呂、暖房の燃料はまき、食事は玄米に菜食が中心だ。できるだけ自然の恵みをそのまま生かす生活だ。梨紗子さんは出産直前まで田畑や家の周りの草刈り、まき割りを無理のない範囲で普段通りこなした。「山で百姓をしていると、どんどん不自然なことはしたくなくなる。自然の力で暮らしてきたからこそ自宅出産をやり通す力が私にあった」と話す。

 夫のげんさんは「適切な出産方法を選ばずに最悪の結果になれば罪に問われるのかなと思ったこともあるが、出産に向けてきちんと準備をしているので大丈夫と思えるようになった。信じてあげることが大事です」と言い、家族の理解と協力の大切さを強調する。

 母子保健を担当する朝来市の担当者は、妊娠中の適切な健康管理や異常分娩(ぶんべん)のリスクに備えるためにも、産科での受診や妊婦検診は欠かせないとしている。大森さん夫婦にも受診を勧めていたが、自宅出産の意思が固いことから様子を見守っていたという。

 梨紗子さんも「本当に家で産みたいと望み、自己管理のできる人でないと危険です」と、安易な気持ちでの自宅出産を戒める。一方で、「家で産みたい人が家で産むことができ、何かあったらサポートできるような環境があったらいいな」とも願っている。









>「家で産みたい人が家で産むことができ、何かあったらサポートできるような環境があったらいいな」





は???




一言いいですか。


ふざけるな!







そんな一度も検診も受けずに

困ってから病院に飛び込んでくる妊婦を

医療関係者は

野良妊婦と言っています。





まったくどんな状況か

リスクも分からず、

いきなり分娩しろ、

何とかしろ、

なんて勘違いもはなはだしい。





大抵は未検診の人は

ひどい性病があったり、

薬物依存があったり、

経済状況が極端に悪かったり、

刺青やピアスがゴロゴロしてたりという方が

大多数です。













こんなひどいことを

さも価値がある考え方のような

感じで記事にする

朝日新聞は最低です。






医療が介入しなければ、

20070603_osan-02.jpg


このような

前時代的なデータになるのですが、

それでもいいのでしょうか?





さらにアフリカでは

現在10万件あたり

830人もの妊婦死亡

あるといわれています。





日本では

同じデータの2000年で6~7人、

2005年では6人以下になっています。








妊婦として通常の

100倍以上もの危険なことをしている

自覚が本人にはあるのでしょうか?








通常の100倍以上もの危険なことを

妊婦に勧めている自覚が

朝日新聞にはあるのでしょうか?







言い換えてみましょうか?

警察庁データでは

シートベルトなしで運転すると

運転席での致死率は47倍になります(1)。




野良妊婦の死亡危険性は100倍。


未検診の野良妊婦は

シートベルトなしの運転席の

2倍もの危険なことをしているわけです




つまり、

この方々の記事は、

”車のシートベルトは不自然なもので私には不要”

”シートベルトなしで運転しとおせる力が私にはあった”

というのとおんなじ。



そして、

”シートベルトなしで事故っても

24時間文句も言わず受け入れていくれる病院があったらいいな”

とほざいているのといっしょです。





それを朝日は記事にしているのです。








何のために

医療は頑張っているのでしょう?

こんな感覚的な思い込みで動く人々の

身勝手なしりぬぐいをするために

医療機関が

救急体制を整えているわけではありません。









どのような結果になっても

最後まで自己責任で

シートベルトなしで疾走しているのとおなじ

100倍もの危険を自覚して

取り組んでもらいたいものです。









朝日新聞が

未検診出産を推薦する理由は

まったく理解できません。





報道機関として

明らかに失格です。




公式に

きちんと朝日新聞がどのような意図で

こんな記事を作ったのか

日本産婦人科学会か兵庫医師会のほうで

その真意をうかがってもらいたいものです。








(1)
警察庁

シートベルトの着用徹底
http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/seatbelt/index.htm

シートベルト着用に関する統計資料

  1.シートベルト着用者率の向上と自動車乗車中の致死率の低下(過去10年の推移)

  シートベルト着用者率は、平成5年以降ほぼ毎年向上しており、このことが自動車乗車中の死者数減少の一因であると考えられます。

  2.シートベルトの着用有無別致死率等の状況(平成21年)

~非着用者の致死率は着用者の約13倍!~

 自動車乗車中のシートベルト(チャイルドシートを含む)着用有無別の致死率を見ると、非着用の致死率は、着用者の0.16%に対して13倍以上の2.07%となっており、これを座席位置別に見ると、運転席は47.1倍、助手席は12.5倍、後部座席は3.8倍となっています。











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コメント

元々は2ちゃんの育児板あたりが発祥らしいでつ。

△医療関係者は野良妊婦と言っています。

○まともな妊婦と医療関係者は野良妊婦と言っています。



NoTitle

そうですよね。
周産期死亡の表を付録として記事を書けば
示唆に富んだ文になるのでしょうけど、、、ネ。

ココまで言うんですから、いざというときの覚悟は出来ているんですようんきっとそうだ

>何かあったらサポートできるような環境があったらいいな

何かあったらお坊さんや葬儀屋さんを速やかにご紹介できるシステムですね。わかります。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

まさに暴走

シートベルトなしで疾走する野良妊婦。

家族で写真に写っていますが、どんだけひどいことをしているか、家族も朝日も全く自覚がないのはどうしようもないです。

そういう生活が希望ならかの国なら十分に味わえることでしょうに。わざわざ日本でやらなくても…。

トトロの森

朝日の読者って、、、どういうレベルの人たちなのか 疑問に思う話ですね。
まともな人はこんな話受け付けませんよ

つまりありとあらゆる権威に対して否定をしつづけるのが、朝日の主張なんでしょう。
ということは、医療の権威否定 国家の権威否定 法の権威否定などで、結局ジャングルの中で非文明的に野蛮に暮らすのが一番良いという訳です。
そして読者はそれを信奉する反文明論支持者な訳ですね

こんな人は医療保険持たないでほしいです

こんなスレが

【つれづれ】医師ブログ総合スレ2【うろうろ】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1285148745/l100

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