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■開業つれづれ:福島、輸血も逃げ出す 「「血液、安定供給損なう」福島で反発 日赤、製造業務を仙台に」



集約化は仕方ないと思いますが、

問題はどの程度まで

集約化するかです。





><お産が心配>

それは、

別の意味でも心配ですね、

福島じゃ。




産科医を逮捕したら

警察は表彰されるし、

バンバン医師の住所を

番地入りで

報道されちゃうし、

福島って産科医にとっては

地獄の門

みたいなものですから。







「血液、安定供給損なう」福島で反発 日赤、製造業務を仙台に


河北新報 2010年11月04日木曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101104t73019.htm

 日赤が輸血用血液の製造業務を仙台市に集約する計画について、福島県内から反発が起きている。既に県医師会が反対の声明を出したほか、産科学会の県組織なども今後、反対の意思を表明する見通し。緊急手術や交通がストップした際の供給を不安視しているためで、「今まで通り県内で製造業務を続けてほしい」と訴えている。

 東北の輸血用血液は現在、各県の日赤ごとに製造されている。福島県内では、県赤十字血液センター(福島市)が製造、郡山市やいわき市など5カ所で原則3日分を備蓄し、必要な医療機関に運んでいる。
 ところが、日赤の計画では、東北の輸血用血液製造は2012年4月から、仙台市泉区の「日赤東北ブロック血液センター」(仮称)に一元化。ブロック血液センターから6県に供給されることになった。

<危機対策を>
 計画に対し、福島県医師会は10月末、将来の宮城県沖地震の発生なども指摘しながら、「危機管理対策が十分担保されない限り、リスク分散を図るべきだ」との声明を出した。
 県立医大医学部の教授会も「一元化は血液の安定供給を損ない、県民の生命を危うくする」との意見書を日赤に提出。大戸斉・医学部長は「雪で東北道が通行止めになったりすれば、会津地方などへの供給は不安だ。備蓄分は緊急手術などで使い果たす可能性もある」と心配する。

<お産が心配>
 日本産科婦人科学会福島地方部会と県産婦人科医会も今後、連名で意見書を出すことにしている。婦人科学会からは「お産では突然出血するケースも多い。患者が珍しい血液型だった場合の対応も不安だ」との声が出ている。
 反対意見について、日赤血液事業本部は「一元化しても供給体制に問題はなく、各県の3日間の備蓄にも変更はない。現在も各県で血液を融通し合っており、緊急時でも十分に対応できる」と説明している。
 日赤は現在、全国を7ブロックに分け、輸血用血液製造業務の集約を進めている。東北の他県からは今のところ、反対意見は寄せられていないという。






福島の医師は、

暗に

福島の医師は撤退せよ

と言っている

日赤の親心が

まだわからないのでしょうか。


















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コメント

私は、奈良と福島に後期出張言われたら、その瞬間に医局辞めます。
迷いませんね
それぐらいの心の野蛮人だらけの地。

輸血したらまた医師が逮捕されるんではなかろうか?
同意書の文が分かりにくいとか、医師が説明したにも関わらず、家族が聞いていないと言った理由で。

同意書なんて甘い!

うちで最近お引き取り願った患者さんの「面倒見ないけど口だけ出す家族様」は 契約書も同意書も「何の説明もないままサインさせられた」と言いました。「薬で病気の悪化を防いでいるので、しっかり飲ませてくださいね」と懇切丁寧な説明をしたにもかかわらず「薬漬けにしないでください」と勝手に内服薬中止。悪化したら「ちゃんと診てくれなかった」と騒ぎ、挙げ句先生から「てめえ 死にてえのか?薬飲めって言ってるのがわからんかっ 」と暴言を吐かれたと騒がれました。勿論そんな暴言など言うはずもない。言っても書いても無駄な人もいるということを学習しました。
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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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