2010/10/28
■開業つれづれ: 「「102歳」死亡届1ヵ月未受理 いわき 死亡時期調査難航」
誰が得をするのでしょうか。
もちろん相続も関係するでしょうけど、
遺族が
1996年に固執するのは
何かあるんでしょうか。
死亡診断書を書いた医師にとっては
いい迷惑です。
「102歳」死亡届1ヵ月未受理 いわき 死亡時期調査難航
河北新報 2010年10月26日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101026t63022.htm
福島県いわき市の市営住宅で今年8月、生きていれば当時102歳だった渡辺みちさんの遺体が見つかった事件をめぐり、市に提出された渡辺さんの「死亡届」がまだ受理されていない。提出からほぼ1カ月になるが、親族と医師が記入した死亡時期が異なるという特異な事情のために、追加の調査が必要になっている。
死亡届は9月27日、渡辺さんの親族の代理人が提出した。いわき市市民課によると、親族が記入した死亡時期は「1996年」だが、医師は「不明」と書いた。
「死亡時期が異なることは、通常あり得ない」(市民課)と、市は福島地方法務局いわき支局との協議を続けている。こうしたケースは全国的にもまれで、いわき支局も初めてだという。
いわき支局はまず、「1996年」を裏付けるため親族らへの聞き取りを行おうとしているが、調整に時間がかかってまだ実現していない。
個人の死亡時期は相続などに直接影響するため慎重な対応が求められる。いわき支局は「死亡時期が合わなければ、きちんとした調査が必要。受理できる見通しはまだ立っていない」と話す。
渡辺さんの白骨化した遺体は8月24日、同市平下荒川の市営住宅で見つかった。いわき中央署は司法解剖で、死亡時期を「5~10年前(2005~00年)」と判断したが、同居していた五女(70)は同署に「1996年ごろ」と話している。
司法解剖による推定時期よりさらに前だった可能性があるが、死亡時期を確定できる直接の証拠などは既に存在していないとみられる。
死体遺棄での時効は3年だと思いますので、
2005年でも
1996年でも
同じだと思います
(専門ではないので誤解があるかもしれません)。
医師としては医学的に
「不明」と
書かざるを得ませんが、
医学的に証明できないのに
どこか死んだ時期を
決定しなくてはいけないのは
お役所仕事の宿命でしょう。
もし家族の言う通りなら
1996年から14年間、
死体と同居
していたということです。
自分の親の死体との14年もの同居。
何をどう思って過ごしていたんでしょうか。
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コメント
NoTitle
もう即身成仏したミイラを拝むように。
2010/10/29 10:11 by URL 編集