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■開業つれづれ:「医師の首絞め看護師殴る…患者の院内暴力深刻」

質問

日本国内の職場です。このような被害があるのはどんな職場でしょう。

>つばを吐く、かみつく、ひっかく、暴言を吐くなどの行為を日常的に受けた

>首を絞められた

>声かけに行くと、いきなり顔を殴られた「眠かった」との理由

>「不親切だ。お前なんて簡単に殺せる」と大声を出し、足げりされた

>胸を触られた

>召し使いのように扱われた



正解

医療機関(日本の医療機関の52・1%)







銀行やコンビニ、

ホテルや書店で

こんなことする人いると思いますか?



なぜ

医療機関だけで

こんなことが許されるのでしょう?








医師の首絞め看護師殴る…患者の院内暴力深刻

2010年10月22日11時16分 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101022-OYT1T00235.htm


 茨城県内の医療機関で、患者から身体的・精神的暴力、セクハラ(性的暴力)などを受ける院内暴力が深刻な問題となっている。

 ◆現場の声 

 「医者を呼べ、お前らも殴られたいか!」。県内のある病院の夜間救急外来に、酒に酔った男性が来院した。名前を尋ねる女性看護師に「さっさとしろ。チャカ(拳銃)持ってるんだ!」とすごみ、頭をつかんで振り回した。けがはなかったが、この看護師はその後、不眠が2、3日続いた。

 筑波大大学院の三木明子准教授(看護科学専攻)が6月に出版した「看護職が体験する患者からの暴力―事例で読み解く」(日本看護協会出版会)で、全国の院内暴力の実態が明らかにされた。読売新聞の取材では、県内でも「急いでいるから薬だけ欲しい」と診療を拒否したり、「治療期間が長引いた分だけ生活補償しろ」と無謀な要求をしたりする患者や、女性看護師へのストーカー行為など実例は多岐にわたる。

 ◇茨城県内の院内暴力の事例

・看護師が殴る、けるの暴行を受け、眼窩(がんか)底骨折で手術、もう1人はあばら骨を折った

つばを吐く、かみつく、ひっかく、暴言を吐くなどの行為を日常的に受けた

・作業療法士のリハビリ説明が気に入らず、なだめに入った医師が首を絞められた

・朝7時の体操の声かけに行くと、いきなり顔を殴られた「眠かった」との理由だった

・介助のため、もう1人職員を呼びに行くと説明すると「不親切だ。お前なんて簡単に殺せる」と大声を出し、足げりされた

・ベッド横でカーテンを閉め、体をふいていると胸を触られた

・患者の家族から「体をよくふいていない」、「一番に父の処置をしろ」と召し使いのように扱われた
(2008年、三木准教授の調査より)

 ◆病院の半数被害

 全日本病院協会が2007~08年、全国の会員2248病院を対象に行った「院内暴力など院内リスク管理体制に関する医療機関実態調査」によると、患者やその家族らから職員が院内暴力を経験していた病院は52・1%に上った。1106病院から回答があり、有効回答率は49・2%。

 発生事例のうち、「警察への届け出」は5・8%、「弁護士への相談」は2・1%に過ぎず、多くは院内で対応していた。同協会は「院内暴力の対応に伴う病院負担が大きいことがうかがえる」としている。

 一方、職員の被害状況を院内で把握しようと、報告制度などを整備しているのは38・9%、対策マニュアルや指針を整備しているのは16・2%、院内暴力を回避するための研修を開催しているのは12・7%にとどまった。(原田この実)





原因の一つに、

医療はサービス

という患者さん側の

意識の転換があります。



厚労省の患者さんには

「様」をつけるように指針を出したのが

2001年で、

それ以降、現場では

「患者様」が

トンデモ行動を

いろいろ引き起こすようになった印象を受けます。



根底には

1.サービスだから納得いかなかったらクレーム

2.マスコミによる”医療は悪”というすりこみ

の2点が特に重要な問題になっています。




1.のサービスだからクレームをつけていい

という理論はかなり医療に関しては危険です。

なぜなら

人間の体はいつか100%死ぬことだけは

確実だからです。

そしてそれを望んでいる人はほとんどいません。

つまりは

希望しない結果がいつかは必ず訪れるのが

医療機関の宿命なのです。





それに対して、

「当然クレームを言う権利がある」

と主張すると、おかしな展開になるのです。

さまざまな医療裁判が

トンデモ判決を出していますが、

あたかも「病院で死ぬことは病院の罪」

という感じです。




2.のマスコミによる医療叩きは

「病院は悪だ。だからクレームを言う自分は正しい」

「クレームは病院のためを思って言っている」

という狂った患者さんが

大量発生している原因になっています。





自分は正しいと信じている人ほど

手におえないものはありません。






結果的に、医療機能が大きな損害を受け、

病院のスタッフにダメージを与え、

一方、

患者さん自身は

満足して帰っていく

やりたい放題して、わがまま言い放題の場所が

医療機関になっていのです。














私個人は

警察、警備会社、弁護士に

躊躇なく

連絡しています。




ゼッタイにスタッフを守る、

そういう決意がないと

いけません。




医師の場合、

よくあるのが

中立的な立場に立ってしまって

客観的な調停役になりますが、

医療関係者vs加害者

であるのが正しい構図です。






毅然とした態度で

退場願い、

改善なければすぐに

関係各所に連絡を入れていきます。

淡々と事務的にやっていくことです。







院内暴力、

日本の半分以上の病院で

このようなことが起きているのです。

自分の職場で

そのようなことになったらどう思いますか?






しかし

これが

日本医療の現実なのです。






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コメント

その通り!

読んでいてすごく共感しました。

現場は荒れています。
しかし病院対加害者
の図にはならず、
むしろ
被害者対(加害者+病院)になることが多いです。
管理職が事なかれ主義だからです。

私の経験です。
患者が金欲しさに暴言を吐きまくり、私が止めたら、患者が病院に訴えた。
それからしばらく院内では私が悪者。
しかし、弁護士が来て、事情を調べて私が潔白であることを認め、弁護士「医師の端くれは正しい行為をした。こういう自衛はどんどんすべきだ」と病院に言ってくれて、その日に病院からはお褒めの言葉がきました。あまりにアホくさいから、翌年慰留を押し切って辞めました。

やっぱりお金欲しさの犯行だと思います

私はコールセンターと運送業で働いていましたけど
やっぱりカネ欲しさで平気で嘘を付く人が沢山いますよ
特に医療現場では甘える事ができるのでさらに増長しているのかなと思います

そういう人間には毅然とした態度で自分の病院・クリニックを守るスタッフを守る事をしなければなりません

きちんと闘う気持ちを持ちましょう

追い返しました

5秒以内に当診療所の敷地から出ていけ
現在のやりとりはすべてビデヲで録画中である。
今後当院敷地に入り込んだらその時点で警察を呼ぶ
と、宣言しました。

外来待合室には沢山の患者さんがいましたが
私を非難する声は全くありませんでした。


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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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