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■開業つれづれ: 「救急搬送7600円也…行政サービスに値札」 医療の埼玉価格




一搬送、7600円也。

それだけの価値があるのかな?





おばあさんが緊急でもないのに

入院当日に救急車を読んで

ゆっくり入院したとか、

酔っ払いがタクシー代わりに使ったとか

そういう話はいっぱいあります(実話)。









救急に電話したら自動音声案内にして

”救急搬送の場合、

1件当たり平均7600円の税金が投入されております。

なお、この電話はより良いサービスのため、

録音されております。”

とか、

救急車の側面に大きく

”搬送1回あたり7600円”

とかデーンと書けば

抑制効果出ますよ、きっと。









救急搬送7600円也…行政サービスに値札


2010年10月20日17時37分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101020-OYT1T00135.htm

 埼玉県は「行政の値札」と銘打ち、主要施策について対象者1人あたり、1社あたりなどの単位で県支出額を試算し、19日、初めて公表した。

 行政サービスにかかる価格を県民に明示し、税金の使い道に問題がないか、施策の進め方を見直す資料としたい考えだ。

 価格は、今年度当初予算額から算出した。「地域医療の充実」「道路」「身近な環境の保全」など30の主要施策ごとに、関連事業の経費やかかわった職員の人件費、使用設備の減価償却費などを合計し、1人あたりや、単位面積あたりなどの金額を割り出した。「救急患者の搬送」「消費者被害相談」といった、特に県民の関心が高いと想定した個別事業も取り上げ、全部で60のデータをまとめた。

 注目の医療・福祉分野では、「子育て支援」が子ども1人あたり5万4000円、「高齢者医療・介護」は高齢者1人あたり6万8000円の支出。ただ、これには国や市町村からの支出が含まれておらず、行政の負担は全体としてはもっと高額となる計算だ。

 また、教育関連では、小中学生は児童・生徒1人あたり58万円に対し、県立高校生は75万円と、高校生の方により手厚い支出となっていた。救急患者の搬送は、患者1人で7600円。救急車が走る道路の維持管理費は1メートルあたり5700円だった。

 すべてのデータは、県ホームページ(http://www.pref.saitama.lg.jp/site/nefuda/sesaku.html)に掲載している。




さっそく、埼玉県HPの

埼玉県版「行政の値札」30施策一覧

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/nefuda/sesaku.html

をチェックしてみました。

6 医療
(14) 地域医療の充実[PDFファイル/100KB]
(15) 医療を支える人材の確保・養成[PDFファイル/74KB]

より引用しました。






行政の値札(施策14)

地域医療の充実にかかる行政コスト 753億円

http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/416574.pdf

自営業の方などを対象にした国民健康保険制度の運営を行うための、市町村への負担金の費用です。このほか、第二次救急医療体制の整備や、周産期母子医療センター、救命救急センターなどの地域の中核的な医療機関の整備・運営を補助する費用なども含みます。

「地域医療の充実」の値札
地域医療の充実のために1人当たり行政コストはいくらかかっているの?

753億円(地域医療の充実にかかるコスト) ÷ 7,179,020人(県推計人口)=1万円(県民1人当たりのコスト)

救急患者1人当たりの行政コストはいくらかかっているの?
18億円(753億円のうち救急医療体制のコスト)÷235,508人(平成20年救急搬送人員)=7,600円(救急患者1人当たりのコスト)

主な事業の効果
■ 地域医療体制の整備
救命救急センター 平成17年度:6か所 22年度:7か所 (23年度目標値:8か所)
周産期母子医療センター 平成17年度:6か所 22年度:9か所 (目標達成済み)
NICU(新生児集中治療室)の病床数 平成20年度:83床 22年度98床

■ 国民健康保険負担金 平成20年度:249億円 21年度:263億円 22年度:286億円

※ 後期高齢者医療制度の運営を行うための負担金等については、「高齢者医療・介護の
推進」の施策シートに計上しています。

値札から言えること
753億円の費用により、周産期母子医療センターや救急救命センターなど
中核的な地域医療機関が整備・運営されています。また、国民健康保険への
負担金により、制度の運営が適正に行われています。

該当する主な事業 №154、№165、№169





救急病院では

救急車が来るたび、

とくに

軽症の救急患者が来るたび

「おまえら、7600円分使っている自覚あるか?」

と問い詰めたくなるに違いないでしょう。











行政の値札(施策15)

医療を支える人材の確保・養成にかかる行政コスト 48億円

http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/416575.pdf

埼玉県立大学への運営費交付金や看護師養成校への運営費補助など、医療を支える人材の養成にかかる費用です。また、人材を確保するため、医師や看護師への奨学金貸与事業、離職後ブランクのある看護師の職場復帰支援にかかる費用です。人材の定着を促進するため、勤務医の負担軽減や処遇改善、看護師宿舎の整備費補助や病院内保育所の整備・運営費補助などを行うための費用も含みます。

埼玉県立大学・県立高等看護学院・民間看護師養成所で医療を支える人材を養成する1人当たりの行政コストはいくらかかっているの?

29億円(48億円のうち人材の養成にかかるコスト) ÷ 7,445人(H22年度総定員数)= 39万円(医療を支える人材の養成1人当たりのコスト)

病院内保育所の運営支援に係る保育所1か所当たりの行政コストはいくらかかっているの?
5億1,000万円(48億円のうち病院内保育所の運営支援にかかるコスト) ÷ 107か所(平成22年度補助対象施設数) = 480万円(病院内保育所1か所当たりのコスト)

「医療を支える人材の確保・養成」の値札

主な事業の効果
■ 医師従事者数の状況 平成16年:9,117人 18年:9,578人 20年:9,954人
(増加率(16年比)9.2%)
■ 看護職員従事者数の状況 平成16年:43,842人 18年:46,852人 20年:49,751人
(増加率(16年比)13.5%)

値札から言えること
48億円の費用により、医療を支える人材の確保・養成を促進するとともに、
人材を定着させる取組を実施しています。従事者数で見ると、4年間で医師は
約10%、看護師は約14%増加しています。

該当する主な事業 №152、№156、№170、№171、№172





ここら辺は埼玉県の

ウソくせ-性格が出てきています。

医療関係者に金は出しているけど、

医師には金を出してないよね、

埼玉県は。


少なくともこのデータには

医師に対するおかねは入っていないのに

結果では

>4年間で医師は約10%、看護師は約14%増加しています。

えへん!!

という感じです。

これって

埼玉県の努力じゃないですし、

埼玉県が金を出していないのに

自然増加的に増えている医師数です。




人口当たりの医師数が最低の埼玉県(1)。





県知事はブチ切れて

医師は面積当たりで評価すべきだ!

それなら埼玉は6位になる!!

とか、

のたまっていた県ですから

埼玉では10km四方でどのくらい医師がいるか

判断しているようです。





もともと埼玉では

人口当たりの医師数が少ないのですから

増加も多いのは当たり前で、

そこに

金も出さないで

埼玉じゃ、医者もがっつり増えてます!

とか言うのは

一体どうでしょう?





という

埼玉らしいデータ解析でした。




救急車の有料化の議論が

また再燃するかもしれません。










(1)
■埼玉の苦悩 「すでに「集約化」不可能」 医師数は面積あたり全国6位(笑) 
http://ameblo.jp/med/entry-10052538608.html



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コメント

NoTitle

ピコーン! 搬送人数が増えれば一人当たりのコストは減るじゃん!

>REX氏

ちょwwwwおまい天才wwwwwww

ピーポーピ~

無理だよ。だって管理人先生も、運んできても一杯一杯だよって力説してたじゃん。

そもそもそういう輩は税金払ってなかったり…

>救急車の側面に大きく
”搬送1回あたり7600円”
とかデーンと書けば
抑制効果出ますよ、きっと。

出ませんよ。その程度で自粛するような方は、そもそも救急車をタクシー代わりにしたりしません。

搬送費用

>救急車の側面に大きく
>”搬送1回あたり7600円”
>とかデーンと書けば

それがタダとはお得と、もっと利用者が増えたりして。
徴収されるかと誤解されるように書けば減るでしょう。
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