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■開業つれづれ:なんだか… 「損賠訴訟:診察中に男児転落、重い障害 市側が争う構え--初弁論 /鹿児島」: 追記あり


頭を打った子供、

診察室で落下して

重篤な後遺症が残った。





どちらがメインの受傷か

証明できるのでしょうか?






それにしても、なんでまた

奈良がらみになるんでしょう。








損賠訴訟:診察中に男児転落、重い障害 市側が争う構え--初弁論 /鹿児島

毎日新聞 2010年10月16日 地方版

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20101016ddlk46040630000c.html

 鹿児島市立病院で診察中に処置台から転落し重い障害が残ったとして、奈良市の男児(4)と両親が、鹿児島市に約1億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、鹿児島地裁(牧賢二裁判長)であった。市側は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。

 訴状によると、男児は生後7カ月だった07年1月、当時住んでいた鹿児島市内の自宅で頭を打ち同病院に運ばれ、高さ約70センチの処置台の上で診察中、主治医らが目を離したすきに床に落ちて手足などに後遺症を負った。

「医師は常時監視するか、ベッドに安全柵を設置すべきだった」と主張している。






こうなってくると、

アメリカの病院ように

普通に歩ける人でも

病院に入って転んだら

病院の責任、

ということで兎に角

車いすに乗せられて運ばれたりする

システムになるわけです。




>「医師は常時監視するか、ベッドに安全柵を設置すべきだった」と主張している。

どのような状況かわかりませんが、

素朴な疑問として

親御さん自身は

子供を常時監視する必要は

ないのでしょうか?










こういうことがあると

小児の急患は受けたくなくなるわけで、

多分、関係した医師は

救急現場を離れることになるでしょう。




こんな訴訟があるたび、

1000人に1人、

1万人に1人のトラブルが

地域医療を

崩壊していくわけです。



追記:

こんなもの発見




小児科外来の診療体制の変更について

http://www.kch.kagoshima.kagoshima.jp/pubjp/syonika_shinrixyoutaisei.html

4月1日から、小児科外来の受診(初診)は、紹介状が必要となります。

平成22年4月1日から、小児科外来の診療体制を変更いたします。

○一般外来は、紹介状をお持ちのお子様だけの診療とさせていただきます。
○外来の再診については、専門外来のみで完全予約制とさせていただきます。

  当院は、これまで小児の診療に関し、風邪など比較的症状の軽い患者さんから、生命にかかわるような患者さんまで、すべての患者さんに対応してまいりましたが、小児科医不足に伴い、大学の協力のもと、地域の医療機関との連携・役割分担を図ることとし、今後、当院での診療は、他院で診療困難な、チーム医療を必要とする疾病を対象とした治療に重点を置き、外来診療は、紹介患者さんを対象とした体制に変更いたします。
 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

問い合せ先  鹿児島市立病院 代表 099-224-2101
小児科外来     (内線2225)
医事課 医事情報係(内線2741)





こうやって

着実に

訴訟の成果は出るわけです。







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コメント

親なんだからキチンと見張れ!親が傍にいたら普通大丈夫と思う。
むしろ、親がベッドからわざど落としたりして。

報道するならちゃんとしろ

 訴状の内容だけを一方的に記事にするのを報道とは言わないだろう。ま、報道とかジャーナリズムとかいう言葉とは関係ない、日刊の雑誌に期待してはいけないことかもしれないけど。

嫌ならやめろw

>多分、関係した医師は
救急現場を離れることになるでしょう。

実に目出度いw

>親なんだからキチンと見張れ!親が傍にいたら普通大丈夫と思う。

そんな真っ当な理屈が通るんだったら、医療は崩壊せずに済んだんでしょうけどね。

>日刊の雑誌に期待してはいけないことかもしれないけど。

謝れ!雑誌に…謝らなくてもいいか別にw

NoTitle

で、ベッドに安全柵をつけてヤレヤレとか思っていたら、檻に閉じ込めてるみたいで人権侵害だから同意書を取れというアリガタイ指摘を病院昨日漂化奇行から受けるわけですよ。

鹿児島読売テレビの記事です

キャッシュからですが、別記事です。

ーーーーーーーーーーー

乳児転落損害賠償訴訟・鹿児島市側争う姿勢(鹿児島県)
[10/15 19:43 KYT鹿児島読売テレビ]

鹿児島市立病院で当時、生後7か月の男児が診察台から転落し、重い後遺症を負ったとして、男児と両親が鹿児島市に約1億7000万円の損害賠償を求めている裁判が15日、鹿児島地裁で始まった。被告の市側は請求の棄却を求め争う姿勢を示した。訴えによると、男の子は3年前、生後7か月で鹿児島市の自宅で転倒した際、後頭部を打ったため鹿児島市立病院に搬送された。その際、診察にあたった医師らが目を離したすきに、高さ約70センチの診察台から転落した。男の子の両親は「この転落が原因で手足が麻痺するなど、常に介護を要する重い後遺症を負った」としている。原告側の向和典弁護士は「因果関係は基本的にあると思ってる。できるだけ和解で円満に解決したいが、まだ市側から正式な申し入れは一切ない。」と話している。鹿児島市立病院の上津原甲一院長は、「転落したことは病院に落ち度があったが、男の子は病院に運ばれてきた時点で外傷性クモ膜下出血の所見が出ており、転落と後遺症に因果関係はないと考えている」とコメントしている。


NoTitle

>できるだけ和解で円満に解決したいが、
原告側弁護士やる気ないじゃんw
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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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