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■<療養病床>削減を断念 「25万床維持必要」 厚労省

ニュースソースはYahoo!です。こちら↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080524-00000045-mai-pol



ネタ元は

Hekichinさん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-155.html#comment808

です。いつもありがとうございます。



ここまで来ると、

「いったい今まで厚労省が主張してきたことは何だったんだ?」

と思わざるを得ません。








机上の空論に振り回される

現場の医療。





やっと医療崩壊の現実味を

厚労省はしぶしぶ認め始めていますが、

このような対策ではなく

積極的に対応しなくては

本当に日本の医療はつぶれることでしょう。








<療養病床>削減を断念「25万床維持必要」 厚労省

2008年5月24日15時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080524-00000045-mai-pol

 長期入院する慢性病の高齢者向け施設である医療型「療養病床」(25万床)を11年度末までに4割減らす計画について、厚生労働省は削減を断念し、現状維持する方針に転換した。都道府県ごとに需要を調査した結果、25万床前後の確保が必要と判断した。厚労省は療養病床削減により医療給付費を3000億円削減する方針だったが、今回の計画断念で高齢者の医療費抑制政策全般にも影響を与えることは必至だ。

 政府は06年2月、
「入院している人の半分は治療の必要がない」
として、当時38万床あった病床のうち介護型療養病床(13万床)を全廃し、医療型療養病床を4割減らして15万床にする方針を決定。達成に向け、「医療の必要度が低い」と判定された人の入院費を減額し、そうした入院患者を多く抱えていた場合は病院経営が成り立たなくなるようにした。


 しかし一連の病床削減策は、入院先を求めて住み慣れた地域をやむなく離れたり、自宅にお年寄りを引き取った家族が介護に悲鳴を上げるケースなどを生んだ。「患者追い出しを誘導し、行き場のない医療難民を大量に生む」との強い批判も招いた。

 このため厚労省は07年4月、医療型療養病床のうち回復期リハビリ病棟(2万床)を削減対象から外したうえで、都道府県を通じて実情調査。必要とする療養病床数を積み上げたところ、当初計画を7万床上回る約22万床に達することが判明した。一方で削減対象から外したリハビリ病棟は今後少なくともいまの1.5倍、3万床程度は必要になるとみられている。需要数を合わせると現状と同じ25万床前後となり、削減計画の見直しに追い込まれた。【吉田啓志】

 【ことば】療養病床

 慢性病の高齢者向け長期入院施設。ピーク時の06年2月には、医療保険が適用される医療型(25万床)、介護保険適用の介護型(13万床)の計38万床あった。双方の入院患者や施設の実態に違いはないと指摘される。厚労省は、医療の必要性がない社会的入院の受け皿となっているとみて、高齢者の医療費抑制のため削減する考えだった。

最終更新:5月24日21時27分





いったい、どんな試算で、

>「入院している人の半分は治療の必要がない」

ということを決めたのでしょう?





きわめて個人的な意見なのですが、

”厚労省職員の関係者の入院も半分は無駄なのだから、半分にできたら全国でもやってみると良い”

と思っていました。




常々思っているのですが、

厚労省は

実際に自分の所でやってみて

できるなら全国に広げると

良いのではないでしょうか?






散々、あれほどひどいことをして、

「ごめん、計算合わなかったわ。てへっ」

って言われたら、

満床でもつぶれた病院や医療関係者(1)は

何と思うでしょう??








よく見ると、

患者さんが満床だったにもかかわらず

つぶれた療養型の病院(1)は

今回、洞爺湖サミットを行う

洞爺湖町にあったんですね。



>そうした入院患者を多く抱えていた場合は病院経営が成り立たなくなるようにした。



サミットもいいけど、

お膝元では

満床の病院すら潰れる

医療政策を行っている日本…。


サミットを行う足元で、満床の病院ですら赤字になり潰れていく日本の医療制度。


いい加減にしてほしいものです。











(1)
「満床でも自己破産」 療養型も終了 松井病院が自己破産 診療報酬改定で収入減 洞爺湖町
http://ameblo.jp/med/entry-10024790504.html







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コメント

でも、もう既に経営困難になって淘汰されていく病院が続出してきてますので、いまさら「やっぱり25万床いるわ。ゴメンネ」なんて言ったところで、診療報酬なり補助金なりで支えなおしをしない限り、このままつぶれていくと思いますが・・・

一度やめちゃったところは、間違いなく、厚労省に「またやってよ」と言われたところで「そんなん無理。無茶言うな。あほかおまえ。どーせまた始めたらつぶしにかかるんだと」と相手にしなくなるでしょうしね。

だいたい保険でできる治療の範囲を増やした結果医療費も増えてきたってこともあるんだから医療費の増大を押さえるんなら保険でできる治療範囲を減らすしか医療費削減の方法ってないと思うんですけどねぇ(本来なら)

削るよ宣言

これって、「予算増額獲得できなきゃ、他のとこで削って財源確保するよ」宣言とちがうの?

朝三暮四ですね、まったく!!!

障害者自立支援法を制定しようとしていた6年前、結構な人事異動があったようで、それまで障害者福祉を担当していた人々が去り、代わりに自立支援法を制定した役人は、介護分野から異動した人々と財務省から出向した人々でした。

つまり、障害者自立支援法をこしらえた役人は、障害者の現場をまったく知らない役人たちだったのです。このことから考えると、案外、な~んにも知らない他所からやってきた役人たちがこさえたのではないか知らん と思ってしまいます。

調査しないで削減決めた後に調査して「足りなくなっちゃうから撤回」

って、厚労省のキャリアは年々、政策立案レベル下がりまくってないか?

同じ三流省庁の国交省は、定期的に学生使って「交通量調査」したり
アクアラインの需要予想を水増ししたりして
管轄の業者のために働いているのにw

あっ、医療機関に天下り先がないからか

知らない方が…

現実を知らない(または見て見ぬふりをする)方が思い切ったことをやれるからでしょう。

逆に現実を知ってしまうと何もできなくなるのでは?


おそらく役人の世界は…

現実知らんで作られちゃぁたまりませんがな……

昔私が勤めていた知的障害者施設、当時は利用者さん皆 はつらつとした若者たちの施設でしたが、今じゃ認知症目白押しの特老施設と化していますよ。

就労なんて夢のまた夢の方々ばかりだったから、結局施設を出ることはおろか、グループホームにだって行けない方々ばかり。何が自立支援なんだか……

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