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■「第三次試案に基づく法制化には強く反対します」運動

第三次試案に基づく法制化には強く反対します



DrPooh先生の運動に賛同します!

本当に一体どうなっちゃっているんでしょう?

厚労省、日本医師会、その他もろもろ。


  

 

今回の厚生労働省第三次試案に基づく,医師法第21条の改正と,医療安全調査委員会設置の法制化には強く反対する。
  

  


日本医師会の大罪4
DrPoohの日記 2008-05-23 Fri
http://d.hatena.ne.jp/DrPooh/20080523/1211513228 

産科医療のこれから
第三次試案に基づく法制化には強く反対します
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/05/post-66ed.html

うろうろドクター
日本医師会にFAX、メールしました
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/23574334.html







関連記事

コメント

認知症の知識に乏しい医者がたくさんいることが問題視されている、たくさんのひとが医療から見捨てられている、こういうことは改善して意見を言うべき。何度も言うが医療側の知識不足は環境要因は薄い、単なる勉強不足である、単なるあほというだけである

話はずれますが。。。

療養病床:削減を断念「25万床維持必要」 厚労省
http://s04.megalodon.jp/2008-0524-2234-29/mainichi.jp/select/seiji/news/20080524k0000e010070000c.html
長期入院する慢性病の高齢者向け施設である医療型「療養病床」(25万床)を11年度末までに4割減らす計画について、厚生労働省は削減を断念し、現状維持する方針に転換した。都道府県ごとに需要を調査した結果、25万床前後の確保が必要と判断した。厚労省は療養病床削減により医療給付費を3000億円削減する方針だったが、今回の計画断念で高齢者の医療費抑制政策全般にも影響を与えることは必至だ。

 政府は06年2月、「入院している人の半分は治療の必要がない」として、当時38万床あった病床のうち介護型療養病床(13万床)を全廃し、医療型療養病床を4割減らして15万床にする方針を決定。達成に向け、「医療の必要度が低い」と判定された人の入院費を減額し、そうした入院患者を多く抱えていた場合は病院経営が成り立たなくなるようにした。
-------------------------------
「入院患者を多く抱えていた場合は病院経営が成り立たなくなるようにした」

毎日新聞にこのような表現が出てくるとは、時代も変わったんでしょうか!?

官僚のお馬鹿なオツムに付き合わされる療養型病院の経営者に同情します。

中山一様:

>何度も言うが医療側の知識不足は環境要因は薄い、単なる勉強不足である、単なるあほというだけである


あなたのその居丈高な態度を改善していただけると議論がしやすいのですがね。

どこのどういう点が「認知症に対する知識」不足だと思われるのかお教えください。

ちなみに一般論としては、今のご時世では「その道のプロ」でないと手が出せません(診療できません)。「一か八かでは困る」と言われて逮捕・多額の損害賠償ですからね。

普通に考えて、新しいことに手を出し続けることなんてできると思いますか?また、そんな生半可な知識だけの医師に診療してほしいと思いますか?たとえ十分な知識を持っていたとしても、知識だけで診療できると思いますか?知識と実際の診療との間には距離があるのですよ。書物などで得た知識に加え、実際に診療を行った際の経験がないと、診療に役立たないのです。なんなら、あなたご自身が「人柱」になって、医師の診療レベル向上に役立ちますか?

(そういえば、昔なら「先生、私の体を使って医学の勉強をして頂戴」っておばあちゃんがいましたが、今は皆無ですね。あ、この前そういうおばあちゃんが一人いたなあ。このご時世だからそんなことできないけどね。)


漢方薬にしても、知識を得た後、その道の先生に教わらないと(処方しているところを見学しないと)、自分で漢方薬を使うことは非常に難しいです。「漢方薬は副作用がない」、なんてデマがまかり通っていますがあれは真っ赤なウソです。


認知症の診断・治療に関しては医師(診断方法は確立されているものの、治療法は....)

日常生活に関係するものは介護のプロ(ケアマネージャー・介護士・看護師)

と役割が分担されています。それが一番効率がいいから。野球でも先発・中継ぎ・抑えに分業化されたでしょ?一緒です。一人の人にすべてのことを任せるのは効率が悪いんですよ。

そういえば、ツムラのMRさんが嘆いていました。「麻黄湯はすごくいい薬なんだけど、この地域では先生(私)しか使ってくれない」って。

私曰く「そりゃそうですよ。すごくいい薬なのはわかります。うちの家族も愛用しているほどだから。だけど結構癖があるから、一歩使い方を誤ると大変なことになりますよね。私も一回嫌な目に会いましたから。でも、先日講演会で○○先生が言っていた使い方をしただけなんだけどなあ。麻黄湯はなかなか初心者には手が出しにくい薬ですね。もしも私が処方しているのを横で見ていればだんだん使えるようになるでしょうけど、実際にはそんな時間も機会もなかなかないですからね。」

知識だけで診療なんかできない、という実例でした。

そういえば、私も冠動脈治療(PCI)を数年前までしていました。カテーテルアブレーションも間近で見ていました。一時期勉強もしました。しかし、結局手を出しませんでした。自信がなかったからです。そんな簡単に診療できれば医師なんていらないわけです。

3年前ドロッポ内科医です。
標準的治療とはガイドラインから一切踏み外さない治療ということでしょうか。新しい治療とは、ある種の実験と言われかねないのが医学の世界ですから、訴訟を懸念すると、先んじた技術の開発は行われなくなるでしょうね。
また、若い医師の育成にはリスクがつきものですが、技術習得中の治療で不幸な結果になれば、経験不足を理由に即責任問題になるでしょうね。

>暇人28号さん
>(そういえば、昔なら「先生、私の体を使って医学の勉強をして頂戴」っておばあちゃんがいましたが、今は皆無ですね。・・・

以前勤めていた救急病院の一般外科の先輩医師も、「最近はお年寄りですら、若い先生にだけは絶対執刀させないで下さいと言ってくるんんだよ、って嘆いてました。」
この国は人材の育成には向かない土壌になりつつあるのだということです。

黄金羊 様:

>この国は人材の育成には向かない土壌になりつつあるのだということです。


仰るとおりです。
今はいいのですが、これから10年後20年後はどうするかという視点が欠けていますね。若い人が収れんできる環境を整備しないと10年後に深刻な事態になります。やはり、執刀医の技術料を医師ごとに設定して、いい医師の執刀を望むならそれに見合った金額を患者さんに負担してもらうのが一番フェアじゃないかと思います。もちろん、未熟が原因で発生したトラブルは免責でね。

一年戦争を例にした医療現状の一考察

  圧倒的な戦力差、乏しい補給、迷走と反目を繰り返す首脳陣・・・、絵にかいたような内憂外患! その中でも必死に抵抗を続け、犠牲を出し続ける最前線。 医療の状況を旧日本軍に例えるコトは的を得た表現です。
  では、同様に国力差と内部分裂で敗れ去ったジオン公国に例えると、今の状態はどうなるか?

  私は、ソロモン戦役と今の状況が酷似していると考えています。
  日々に逼迫する戦況の中で、ソロモン(基幹病院)に立てこもったジオン軍(医療者)の奮戦! 放たれた連邦(行政)の新兵器ソーラシステム(医療安全調査委員会、後期高齢者制度 )が、無慈悲にも全てを焼き尽くす・・・。 戦況は決した・・・(医療壊滅)
  あれ? 漢の鏡・頼れる上官ドズル中将は? 日本医師会会長サマかな? 是非、味方の兵士を逃がすために特攻をかけて、漢を見せ付けていただきたい。

  このところ、戦況を左右する天王山級(オデッサ級?)の記事が多いですね。 ・・・天目山(武田勝頼が戦死し、武田が滅亡)かも??

  Seisanサマ
  そうか! 精神科の入院料(一日1600円だった?)が適正なんだ! 流石は行政、なんて賢いんだ(泣)

医療事故調:設置法案、今国会提出を断念へ 厚労省

朗報かな?


医療事故調:設置法案、今国会提出を断念へ 厚労省
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080607k0000m010184000c.html
医療界の一部の反発を受け、慎重姿勢に転じた。来週に法案の要綱を公表し、改めて国民の意見を募る
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中間管理職: このブログの管理人。
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某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

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