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■開業つれづれ:レコーディング防衛医療 「東京・稲城市立病院:医師説明を録音 訴訟増加、背景に--今秋から」

医師と患者のICの録音。




きっと、

今までの医療訴訟での

「医師の説明不足」

というやつが実際は、

「患者さんの理解不足」

がかなりあるということが

判明するでしょう。




保険やダウンロードソフトの規約と一緒で

理解しないでOKといえば

今後は医師の方が有利になるかもしれません。












東京・稲城市立病院:医師説明を録音 訴訟増加、背景に--今秋から

毎日新聞 2010年9月1日 東京朝刊


http://mainichi.jp/select/science/news/20100901ddm012040048000c.html

 東京都稲城市は31日、市立病院(290床、一條真琴院長)が今秋、患者への医師の説明を録音して電子カルテに記録する「医療現場録音システム」を本格導入すると発表した。インフォームド・コンセント(十分な説明に基づく同意)の強化が狙いで、カルテに音声記録を組み込むシステムの導入は全国初という。一條院長は「医療事故訴訟が増加する中、医師と患者の溝を埋められれば」と話している。

 稲城市立病院は、07年から電子カルテ化を進め、昨年3月に全面移行した。新たに導入する音声記録システムは、一度録音すれば改ざんできない仕組み。既に3月から試行し、7月末までに入院患者延べ23人を対象に、手術などの説明について7~50分の録音を行った。9月以降、機材を増やし、外来診療にも導入する。医師と患者の信頼関係に配慮し、使用は医師の判断に任せる方針。

 「現場からの医療改革推進協議会」を設立するなど医療現場再生に向けて提言している東京大医科学研究所の上昌広特任教授は「

使い方によっては患者と医師に新たなあつれきを生む危険性がある。

医師は患者の理解を深めるために役立たせるという視点で運用を考えるべきだ」と指摘している。【松本惇】









>使い方によっては患者と医師に新たなあつれきを生む危険性がある。


いやいや。

あつれきがあるから

録音しなくちゃいけない時代に

なったんです。




防衛医療の一環として

医師としては歓迎すべきこと。





あとは

分厚い契約書をかわして

合併症、免責など十分な医療側の保護が

出来るようになればいいかもしれません。





そうなったら、

医療は手の届かないものになるかもしれませんが、

これも医療訴訟による当然の結果です。



どんどん医師たたきをして

医師が防衛医療に走ることは

国民やマスコミの皆様の

希望した結果です。





Pt 「ええ?そんな副作用や合併症、聞いてませんよ」

→(今まで) 医療訴訟で勝訴

→(今後)  医 「録音されてますから、聞きなおしてください」

録音:

医 「…●●の合併症が10%、××が起こる可能性が0.1%、最悪の場合、こうなります…」

医 「わからないことや質問ありますか?」

Pt 「わかりました。質問はありません」




Pt 「え…、こんなこと知りませんよ」

医  「いや、録音されてますから。分厚い契約書にもサインありますし」







レコーディング防衛医療。

こんなことが続出する予感。

良かったですね。





















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コメント

NoTitle

今までも、ICレコーダーなどで録音してた先生は多いですが、音声だと個人の特定が困難(他の人への説明の録音では?という疑いが晴らせない)ということから、ちゃんとカルテ連動・改ざん不可になったわけです。

ただ、個人的には、「患者に理解できない説明をする医師」も存在するのも事実なので、それをなんとかするのも必要だと思います。患者側も「理解する努力・勉強」が必要だというのもありますが。

保険の約款に関していえば、

「こんなの、読んでる筈がない」って事で保険会社側敗訴って判例があったように記憶していますがまあ一定の抑止力は期待出来るかなあ。
>「患者に理解できない説明をする医師」も存在するのも事実なので

先生の説明は理解出来ません、って患者がきっちり表明すれば済む事かと。二十歳すぎた大人なんだから。

>患者側も「理解する努力・勉強」が必要だというのもありますが。

ですね。命が掛かってるんですから。

あつれき上等

防衛医療は もつろんだども

少しは 攻めて
契約締結の自由
相手方選択の自由 くらいは欲すいだょ

医師の説明不足、患者の理解不足というなら……

医師「以上で今後の病気の予後についてのご説明と、治療方針についてご説明申し上げましたが、何かご質問はございますか?」
露払い「一般家族向けのご説明ありがとうございました、
(このあとに微妙な間を取って……)、

現在の病状について、病名「~」と所見されていますがその、論拠となる検査結果及び、画像についてご呈示いただくと、同時に、この検査数値について今後はどのように推移していくとお考えか、また治療方針の投薬rp1を選択した論拠についてご説明願えませんでしょうか」。

一同爆笑。

以下遠慮のない、討論会が続き、時には爆笑し、時には白熱して半分言い争いみたいになりながら、とことん話し合いが進む。




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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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