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■開業つれづれ:ホメオパシーではやはりビタミンK投与を勧めていない 

ホメオパシーの怪しい話。

The Japan Royal Academy of Homoeopathy

http://www.rah-uk.com/



ここにある体験談と

そのコメントがやはりトンデモでした。





すぐに消されるかもしれませんが

↓こんなこと書いてます。






やっぱり

>出産後K2シロップを与えたくないので、

>そのレメディーももらった


村上先生とか言う”先生”の返事。


>K2シロップの件ですが、

>産院で与えなくてもいいのであれば

>その代わりにそのレメディーを与えていただいてもかまいません。









http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?no=1342&reno=no&oya=1342&mode=msgview&list=new

タイトル : 私は、1歳10ヶ月の娘を体外受精、現在妊娠6ヶ月の子を長女の時の凍結胚移植で授かりました。
投稿日 : 2007/03/09(Fri) 02:33
投稿者 : 女性・北九州市・とらのこ会

先日不妊治療についての投稿がありましたので、それに関連して報告させてください。
私は、1歳10ヶ月の娘を体外受精、現在妊娠6ヶ月の子を長女の時の凍結胚移植で授かりました。卵管造影を始め色々検査をし特に大きな不妊の原因はみつかりませんでしたが、30歳後半になり気持ちの上であせり体外受精にふみきりました。ホメオパシーを知ったのは、長女の出産後でした。本を読んで勉強すればするほど、やはり自然に任せるべきではないかとも思いましたが、やはり年齢の事を考え第二子も治療をし授かりました。生殖技術が進む中、安易に勧める医者もいるし、選択する患者もいます。ただ女性は年齢を考えると何歳まで自然に任せる事ができるかが人それぞれだと思います。もしかしたら、私たち夫婦は子供を育てるよりは、違う人生の方向を進むべき人間だったのかもしれないと思うこともありました。ただ、ここ数ヶ月前から、不妊の原因の一つかもしれない私のトラウマが心の中でゆさぶられ、その後手に激しい湿疹がで少し落ち着き、なんだか生きるのが少し楽になったなと思い始めた今、自分の子供を見るとやはりこの子は生まれるべくして生まれた子ではないかと思えるようになりました。多くの人の愛情を受け、きらきらと生活する娘ですが、生後半年から・鼾ホまで三週間に一回発熱し、一ヶ月咳が止まらない事もありましたが、相談会を受け不妊治療で使ったホルモン剤のレメディーも与え落ち着いています。これから先、もしかしたら不妊治療の影響が子供に出るかもしれませんが、それもホメオパシーで対応できると確信しています。
質問ですが、現在妊娠中の子にソライナムをもらっているのですが、長女には与えなかったので、たとえば水で溶かして私と長女でとっても構わないのでしょうか?それと、

出産後K2シロップを与えたくないので、

そのレメディーももらった

のですが、これは

もし産院でK2シロップを与えなくても赤ちゃんに与えた方がいいのでしょうか?

センターに問い合わせればいいのですが、どなたかの参考にもなればと思い質問させてもらいました。

村上先生
○○様がおっしゃいますとおり、今後体外受精の方はますます増えてくるのではないかと思います。この子に押し出す力があるのであれば、熱を出したり、子どのものかかる病気にかかったり、咳をしたり、鼻水をだしたりしながら、妊娠前後の負荷を乗り越えていけると思いますので、病気を恐れずにうまく乗り切っていただければと思います。
ご質問のソライナムの件ですが、できればホメオパスにかかっていただき、この子のタイミングで与えていただいたほうがいいと思います。それと

K2シロップの件ですが、

産院で与えなくてもいいのであれば

その代わりにそのレメディーを与えていただいてもかまいません。

いずれの場合もレメディーをくださった方にご相談やサポートをしていただけるとご安心かと思います。
さて、話はそれますが自分もわが子をみて思うのですが、子供というのは人間レメディーではないかと思います。自分自身の幼いころのトラウマを揺さぶるような事が多いですよね。子育てとは、お子様とともにご自身のインナーチャイルドも育てていき、少しずつ母親・父親になっていく、親育てではないかと思います。子供の成長は早いですから、今という時間を大切にすごしながら子育てをご夫婦で楽しんでいただければと思います。






ここで回答している村上氏は

↓この方かな?

http://www.jphma.org/homoeopath/h_ma/h_mu_1.html


全文掲載しておりますが、

他の文章もみていると、

気持ち悪くなってきます。




組織的に、

非科学的な

宗教的治療を行っているのが

雰囲気が不気味です。






やはり指導的な人が

K2シロップを

「取る必要ない」

と言っていたわけですから

狂ったカルト集団なわけです。






現実の方が

だんだん狂って

「1Q84」っぽくなってきました。

いま月、2つ出ているかも。










1Q84
1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
(2010/04/16)
村上 春樹

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コメント

小児科学会雑誌の黄色い紙にびっくらした

なんだか今後、生後3か月までビタミンK毎週1回投与、とかいうマンドクサなことになりそうなんですが(「新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症に対するビタミンK製剤の改訂ガイドライン」:日本小児科学会雑誌8月号)

そんな時代に、ケイツーやらんで金平糖みたいなものなめさせときゃいいなんて、ホメオパシーのそこにしびれるあこがれるぅwww

あなたはK2シロップについて、もっと海外事情などお勉強なさってはいかが?

日本は義務みたいになっていたことに、わたくし驚きました。

NoTitle

ケイツーシロップは新生児の頭蓋内出血に有効であることはもう十分なテスティングの元で日本国内で証明されています。

義務化はされていませんが、まともな医療環境の下では投与するのが当たり前となっています。投与せずに何かあったら、投与しなかった医療従事者(助産師を含む)の責任が問われるのが今の日本です。
そして、そのことによる弊害も今のところ起こっておりません。また、現時点では十分な安全性が確認されていますから、万が一飲ませたことでのトラブルが起きたとしても、それはむしろ免責されます(予想ができないと考えられるため)。
海外事情がどうとかいうのは、それぞれのお国柄ですから知りませんが、少なくとも日本はすべての新生児に原則ケイツーを投与することも、世界一低い新生児死亡率を実現できた理由のひとつでしょう。

義務化していなければ、飲まなくても「大丈夫」だというものではありませんよ。

もちろん、高浸透圧なので、とくに出生直後の初回投与では10倍希釈などのテクニックは必要ですけどね。

小児科医たる私にしてみりゃ、飲ませていない国があることに驚きますよ>名無し様
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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