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■光と影 医療裁判は何を求めているのか? 「子宮破裂お産時に障害 病院側に7300万円支払い命令」

VBAC(帝王切開後経膣分娩)の判決が

載っておりました。





その内情が、僻地の産科医さんの

産科医療のこれから
裁判は公正? ― VBACと30分ルールをめぐって 現場との乖離
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/05/post-1341-65.html

にありました。

あまりにグッと来てしまいましたので(笑)、

コメントも含めて全文掲載させていただいております。





いつも大変お世話になっております。






以下、産科医療のこれから

からの引用です。




裁判は公正? ― VBACと30分ルールをめぐって 現場との乖離

http://obgy.typepad.jp/blog/2008/05/post-1341-65.html

(投稿:by 僻地の産科医)
今日は、私もめげております(;;)。。。。
  
産婦人科を志した時に、
「女医にはキツイよ?茨の道だよ?」
と言われました。
若かった私は「男性なんかに負けません!」といって頑張ってきたつもりです。
でも最近は、男性に、ではなく、
社会に負けそうな日々です。
  
下のニュース、実は私のお友達が病院にいあわせた一人でした。
  
子宮破裂お産時に障害 病院側に7300万円支払い命令
朝日新聞 2008年05月20日
http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200805200349.html  
 
===================
  
愚痴聞いてください!
あのVBACは、遭遇した症例です。   
 
排臨のタイミングで人工破膜後、突然の心音低下、
吸引を即準備し、人手を集め、隣のNICU医師立会いで、
吸引するも滑脱して胎頭が急上昇してカップ届かず。
胎児は横位で児心拍が臍上で除脈でした。
   
子宮破裂かも?と直感し、当直医師に患者を任せ、
患者さんに「今すぐ切るよ!」と許可をいただき、
上司に電話して 「破裂です!今すぐ来てください!」

家族に電話し緊急オペの許可、
オペ室からの入室許可を待たずに、
ストレッチャーでそのままオペ室に走ったら、
オペ室の鍵がまだ開いていなくて前で
「早く開けろ~!!!」とドアをたたきました。
    
そこに虫垂炎の緊急オペのために、
たまたま起きてきた麻酔科医が通りかかり、
捕まえて「こっちが先!!」と叫び、
鍵を開けてもらい、
アッペの手術準備のために電話に出られず、
緊急帝王切開を知らなかったオペ室の看護師に、
ストレッチャーの患者を押し付け、
駆けつけた医師に後は任せ、着替えて手洗いし、
全身麻酔で
イソジンぶっ掛けて緊急帝王切開。
  
  
麻酔科医2名、産婦人科4名、NICU2名で立会いでした。
 
前回創部がバックリ裂け、
頚から下が腹腔内にあり、
頭が子宮内で臍帯圧迫していたのが、胎児虚血の原因だったようです。
   
深夜2時の事件で、子宮破裂後42分で胎児娩出で(NICU2名立会いの帝王切開)です!!
これ以上のタイミングのC/Sはありえないし、
日中でも普通は許可なしでは
絶対入室できない大学ですから新記録なのです。
  
   
患者の目の前で、「鍵開けろ~」と叫んだのが、
手順ミスのようで心象悪かったのだと思うけど、
正式のルートで連絡していたら30分はかかるし、
アッペが入っていたら1時間では済まなかったでしょう。
これで
「慎重に経過を見て、
 緊急C/Sの準備をすべし」
と言われたら、
10年後の今でもそんな施設はないとおもいます!
  
  
======================
公正な裁判とは、どこにあるのでしょうか?
  
VBAC(帝王切開後経膣分娩)を望まれる方は今でも結構います。
この患者の方の希望がどうであったのか、私は知りません。
  
でも、安易にVBACをおススメできるような状況
ではなくなってきたし、防衛医療上もVBACの際には
最近では危険性を延々と並べ立てます。
  
(逆に個人医院ではけしてできませんし、
 マンパワーある大学病院でさえ、裁判所をOK
 といわせることのできる施設は大阪でさえ2件です!)
   
 
VBACで子宮破裂を起こす可能性は
500~1000分の1と言われています。
今では私の病院もVBACは取り扱っておりません。



裁判は公正? 
― VBACと30分ルールをめぐって 現場との乖離:

コメント

これで7300万円はひどいですね。
なし得る最高スピードで手術したのに、それでも「注意義務を果たしていない」と言われたら、「やっていられるか!」と思います。

投稿: 山口(産婦人科) | 2008年5月22日 (木) 08:07

私も完全に帝王切開後の経膣分娩は大野病院事件以降完全に封印しました。もうやってられません。怖くて。

どうしても、と食い下がる方に対しては、「このご時世では帝王切開後の経膣分娩はやってはいけない、ということになっているようなものです。これまで特にトラブルもなく何人もの方に下から産んでいただきましたが、単に私の運がよかっただけだと思っています。帝王切開後の経膣分娩にはあなたも胎児も命を失うかもしれないというリスクがそうでない分娩より高まります。過失がなくても結果が悪ければ責任を追及されるのが今の医療です。そんな状態では私の医師免許も私の人生も吹っ飛びます。冗談ではありません。」
とはっきり申し上げています。

投稿: べんべん | 2008年5月22日 (木) 08:28

わたくしはもう20年以上前よりVBACはしていません。以前つとめていた大病院の先輩より子宮破裂の怖さを植え付けられていたからです。
20年前ですらVBAC希望の人には念書をもらい子宮破裂しても文句を言わないという同意書を書いてもらい、不同意の人は他院紹介か、帝切するように説得していました。
前回帝切で経膣分娩をこころみ帝王切開に移行したとき、胎児の毛髪が子宮より透けて見えるのはしばしばです。10年前はVBACがもてはやされていたと思いますが、個人的には懐疑的に見ていました。VBACは医療費抑制のため、帝切の費用が高いアメリカで推奨し始めそれが分娩費用の安い日本にも広がってきたものと思います。日本では経膣が何か良いことのように思われているためです。1万人VBACを試みて9999人無事でも1人悲劇が起これば事件になるのですから。

投稿: 一産婦人科医 | 2008年5月22日 (木) 09:36

初めまして。地方の産婦人科開業医です。m3からここにたどり着きました。
40分は子宮破裂では致命的な時間だと思いますが、大学病院で帝王切開まで40分というのは平均的なものだと思います。子宮破裂に気付いた医療スタッフはそれこそ総力を挙 げて対応したのですね。それでも40分掛かってしまうのが、分娩室と手術室が離れている日本の医療現場の現状だと思います。

この時間を短縮するためには、オペ室と分娩室を隣接させる。オペ室で分娩を行う。分娩室で帝王切開を行う。などが考えられます。
麻酔科や小児科との連携。分娩室で手術を行うための改造が行われれば、超緊急時に限定して、分娩室で帝王切開を行う事は可能だと思います。その場ですぐ帝王切開が出来るの であれば、吸引を引く時などの産科医の心理的負担も軽減すると思います。「手術室まで移動したら間に合わないかもしれない」という思いは、産科医なら誰でも1度は経験した 事がありますよね。

もし控訴してこの裁判で病院側が勝訴しても、賠償金を支払ってこの裁判を終わりにしたとしても、何も対策を取らなければ、また同様の訴訟が起きる可能性があります。産科医と 母胎、双方の安全を確保するためにどう取り組めば良いのか、病院側の今後の対応を期待したいと思います。

投稿: 2代目産婦人科医 | 2008年5月22日 (木) 17:05

 日経新聞によると、原告の妊婦(看護士)がVBACの危険性を事前に訴えていたのに、被告病院側が十分な体制を取らずに敢行したそうですけど。

投稿: ? | 2008年5月22日 (木) 21:28

?さまへ。
私の友人は、当事者ですが、私はそうではありません。危険性について説明した旨のカルテ記載はあると仰っていました。
裁判でもそのことは触れられているはずですo(^-^)o

ただ訴えられたのが赤ちゃんが亡くなっておやめになった後らしく、もうその時点で関係者の皆様も(毎日のことがありますから)5年前くらいの記憶って、もう当事者同士でも水掛け論ではないでしょうか?

直後であっても、私の患者さんたちも
「もうダメなんです!切ってください」
「ん~、まぁ医学上も下からの分娩が難しそうだし、仕方ない。
 まだ頑張れない?・・・頑張れないか。まぁじゃあ、切るよ」
と同意書いただき私としては普通に仕事をして赤ちゃんを助けて、
無事退院された後でも、「無理やり切られた。あの先生はひどい人だ」
と看護師に苦情がきたとか、投書箱に入っていたなんて日常茶飯事。
まぁ、帝王切開後の痛みとか体力低下が本人の思うよりもひどかったのかもしれませんが、そういった意味では私は患者さんの仰ることを信用していません。そもそもVBACを自らすすめるような病院は限られているからです。日本では。

「記憶は変容する」だったかな。えっと裁判関係の本を読んでいると必ずそういうことは載っています。ブルーバックス等ひとつくらい捜査科学とか、心理学の本を探していただければいいと思います。

判決文をよめばどのような内容であったたかちょっとわかります。私はあまりそういうのに向きませんので、得意な方がいらっしゃいますので、私はそういう方に読んでいただいております。
あ、産科は得意なんですが、読みにくい判決文そのものがくらくらしちゃうので(笑)。

(というとYosyan先生が涙する?)

投稿: 僻地の産科医 | 2008年5月22日 (木) 22:09




以上、コメントも含めた引用でした。

ありがとうございます。







最初にお断りします。

私は産婦人科医ではありませんので、

以下の説明に不備があるかもしれません。

ご了承ください。






VBAC(帝王切開後経膣分娩)

とは、

一度、帝王切開で赤ちゃんを産んだあと、

今度は経膣分娩を行うことです。




子宮にはメスが入っていますから、

出産のときに、前回の傷が耐えられず、

子宮破裂するばあいがあります。





確率は、500~1000分の1。





でも、

妊婦さんは経膣分娩崇拝の方が多く

「一度は帝王切開しても

次は経膣分娩したい」

という方が多いと聞きます。







日本では善意で万が一、

VBAC(帝王切開後経膣分娩)

の方が子宮破裂して、

赤ちゃんや母体に問題があったら

7300万円分の責任があるそうです…。






本当に、

産科医療を崩壊させるつもりなんでしょう、

日本の司法は。




大学病院で考えられる限りの

最速で手術しても

結果が悪ければ7300万円ナリ…。





福島に

産科医療はいらない、

と。







司法は、

実際にこのような判決が続くことで

産科医療がドンドン

崩壊していることに

気付いていないのでしょうか?









こちらが朝日新聞の

記事です。





子宮破裂お産時に障害 病院側に7300万円支払い命令
asahi.com 2008年05月20日21時21分

http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200805200349.html

 過去に帝王切開した妊婦が自然分娩(ぶんべん)するのは危険性があるのに十分な監視を怠り、子どもに重度の障害を負わせたとして、福島市内の夫婦が福島県立医科大学付属病院(福島市)に1億円の損害賠償を求めた裁判の判決が20日、福島地裁であった。病院側の過失を認め、同大に約7300万円の支払いを命じた。

 森高重久裁判長は「注意深く監視すべき義務があり、緊急事態への準備をしておけば事態は避けられた可能性が高かった」と指摘した。

 原告は幕田美江(よしえ)さん(41)と夫の智広さん(42)。美江さんは93年8月、帝王切開で双子を出産。95年5月に同病院で自然分娩する際、帝王切開の傷が裂けて子宮が破裂した。帝王切開への移行が遅れ、次女の未風(みゅう)ちゃんは仮死状態で生まれた。未風ちゃんは重度の脳障害があり、4年9カ月後に死亡した。

 森高裁判長は、帝王切開した女性が自然分娩する危険性について「当時、具体的な指針はなかったが、病院側は説明義務を果たしていないと言わざるを得ない」と判断。「美江さんが痛みを訴えた時点で診察していれば、子宮破裂が迫っていると診断できた可能性があった」と、監視の不十分さを指摘した。

 そのうえで、胎児も大きめで美江さんには自然分娩の経験がなかったことなどから「緊急の帝王切開に至る可能性は高かった」とした。しかし、手術室に鍵がかかっていてすぐに使える状態になっていなかったことなどから、病院側は緊急事態への準備をしていなかったと判断した。

 同病院は、厚生労働省から特定機能病院の認可を受け、福島県では中核的な施設。美江さんも5年間看護師として勤務していた。美江さんは「未風は短い時間だったが、生きた証しを残してくれた。医療の従事者には責任の重さを再認識してもらいたい」と話した。同大は「判決文を詳しく検討して今後の対応を検討する」とコメントしている。





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コメント

やっぱり福島w

VBAC(帝王切開後経膣分娩)はやってはいけない
これは、すでにJBMになっていたのですね
さらに、
オペ室に鍵をかけてはいけない、も新たなJBMなんですね
いやー、緊急手術すること自体が犯罪行為にされる時代になりましたね
日本の医療は終ってますね

病院側の弁護士の能力にも問題ないんでしょうか?

福島県ですから

産科医療は禁忌ですね

子宮破裂で母児を救命してもらっても障碍が残ったら
訴えるような地域では医療そのものが成立しませんね
まして死んだら逮捕される県ですから

判決を無理やり正当化すると、
建物が30分で手術できない構造かどうかは関係ない、とっとと立て替えろとの事なのでしょう。
そもそも30分が妥当な数字かはおいといて

産科医各位

…アホだろ君達。何を今更。
もはやこの国では、産科医はヤクザや悪徳商法と同義です。連中が民事裁判おこされたり逮捕されたからって文句言えた義理ではないでしょ?ましてやフクシマ…。はっきし行って覚醒剤密売したヤクザが逮捕されてぶーぶー言ってるも同然です。

ところで以前から思ってたんですが、
>産科医療のこれから
ないやろ、オマエラには。「これから」なんて。

病院改修しろという判決なのねw
さすが前知事が土建利権で失脚した土地でわ。
さっさと総撤退しろよ>F県の残存産科医殿

この看護師の夫は法科大学院の研究生ということはどこかの法科大学院卒で前回は不合格だったようだ。医療裁判を扱いたいらしい。あと5年通れるかね?不合格なら人生終わり。だが賠償金があるか。熊本赤十字病院の件、ほとんどのテレビ、新聞は対応困難なのはわかる的論調だが、読売は消防と病院の連携不足や危機管理体制を厳しく糾弾。これには抗議したい。

[朝日]大野病院事件 産科以外も影響

福島のニュース(朝日新聞)より

大野病院事件 産科以外も影響
2008年05月22日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000805220005

産科医が06年に逮捕された県立大野病院事件の後、病院側が診療体制を見直した結果、産婦人科以外でも患者が希望する病院で手術を受けられないなどの影響が出ていることが、朝日新聞のアンケートで明らかになった。万が一に備えて患者を大きな病院に転院させるケースが増え、「不必要な転院で患者側にも不利益」と指摘する声も上がっている。(高津祐典)


 県立大野病院(大熊町)では04年12月、帝王切開の手術中に女性(当時29)が死亡。執刀医の加藤克彦被告(40)が業務上過失致死罪などに問われ、医学会から「医療行為が罪に問われるなら診療できない」と反発する声が出た。


 アンケートは、この事件の影響を尋ねるもので、県病院協会に加盟する137病院に郵送し、約3割にあたる41病院から回答を得た。


 まず、「事件の影響で診療体制に変化があったか」を聞いた=グラフ参照=ところ、18病院が「ある」と答えた。


 川俣病院(川俣町)は外科があるのに、全身麻酔を伴う手術ができなくなったという。外科の常勤医は1人だけで、以前は県立医大から応援を得て手術をしていたが、事件後に「何かあったら対応できない」として派遣を受けられなくなった。現在、出来るのは盲腸やヘルニアなど局所麻酔の手術だけ。福島市内の別の病院などを紹介しているが、転院すると数十キロ遠くなる患者もおり、病院側は「ここで手術を受けたいのに、という声もある」と明かす。


 精神科病院の県立矢吹病院(矢吹町)は、新規の入院患者を受ける場合、身体合併症の有無に神経を使うようになったという。心の病を抱える人の中には内臓疾患などを併発している人もいるが、急変した場合、対応が難しいからだ。「『適切な判断ができずに医療訴訟に発展するのでは』と考えると、思い切った治療が非常に困難」という。


 産婦人科がある病院はやはり、対応に苦慮しているようだ。郡山市にある総合病院は「不必要な転院などが増え、患者側にも不利益になっている」としている。


 この病院では、さほど心配のない症例の妊婦を開業医から送られることが増えたという。経過観察だけして、かかりつけの病院に戻った妊婦もいた。また、手術は必ず産婦人科の専門医とするようになった。出張などで専門医が不在の時は、応援を探すまで患者に手術を待ってもらうこともある。


 「昔は外科医と安全にできていた、簡単な帝王切開などもできない。より安全にという点は担保されたが、融通はきかない」と話す。


 産婦人科の休診やお産の中止に言及したのは、公立藤田総合病院(国見町)など5病院。公立相馬総合病院(相馬市)は「産科は集約せざるを得ず、積極的に募集しない」とした。

福島では少しでもリスクのある医療はしてはいけないと法曹がおっしゃってます。リスクを承知でも何かあったら即刑事逮捕!あるいは民事賠償請求という基準を作ってしまった以上、福島の人たちはあきらめるしかありません。たとえあなたがそうはしないといっても、してしまった人がいて、それを認めてしまった以上、あきらめるしかないのです。

もちろん同じことは、奈良でもデフォルトですよ。

確かに福島事件・奈良事件の後、さらにリスクに神経を尖らせる様になりましたが、その前から(特に医療訴訟の報道が顕著になった頃から)リスクのある医療はしない、という風潮が生まれていましたね。昔ではしていたであろう高齢者の胆石胆のう炎の手術なんて典型的。今はどこでも手術してくれません。炎症が治まり、昔なら手術でとっていましたが、今は「また悪くなったら抗生剤で治療します」となっています。確かに、それで問題ない人も多いのですが、中には手術をしないがために泥沼に陥る人もいるので、どちらがいいのか疑問です。(皮肉ではなく本当にそう思います。)

外科系の先生は明らかに萎縮していますね。そういう考えからすれば、医療訴訟が少し問題化するかしないかぎりぎりの2000年前後が一番日本の医療がよかった時代ですね。それ以降は本当に悪くなったなあ、と自覚します。

でも、研究会などで講演をされている外科の先生などは(私の場合心外ですが)、本当にアクティブなんですよね。いまだに「どんどんご紹介ください」なんて言っているし。まあ、医療訴訟の餌食にならない事を切に望みます。こういう先生のモチベーションが切れると本当に日本の医療は終わりを迎えますので。

もちろん委縮医療は仕方ないでしょう。
無理をして、うまくいったらいいですが、うまくいかなかった場合、逮捕されなくても民事訴訟になったら最後、ミスがなくてもマスゴミにつるし上げられて社会的に抹殺されますから。

騒ぐことはない。
広汎?止めましょう。全例Radiationです。
逆子?止めましょう。全例予定帝王切開です。
VBAC?止めましょう。全例予定帝王切開です。
外回転?止めましょう。全例予定帝王切開です。



産科医?・・・・・・辞めましょうよ。
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某大学医学部を卒業
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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