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■開業つれづれ:自分でつぶしておきながら天下り先を作る 「医師不足解消へ、都道府県に派遣センター 厚労省が構想」


厚労省は

自分で大学医局をつぶして、

その代替機能を自分で作って、

20億で天下り。






おいしいですね。





日本中から鳴り響いた

”大学医局をぶっ潰せ運動”は

こういう形で税金、天下り先として

跳ね返ってくるわけです。










医師不足解消へ、都道府県に派遣センター 厚労省が構想

asahi.com 2010年8月22日3時5分

http://www.asahi.com/health/news/TKY201008210331.html

 厚生労働省は医師不足に悩む病院に医師を派遣する「地域医療支援センター」(仮称)を各都道府県に設置する構想をまとめた。事業費約20億円を来年度予算の概算要求に盛り込む。医師不足の病院に医師を送る仕組みを国が全国的に整えるのは初めて。

 医師が不足している地方では、地元大学の医学部に、卒業後に地元で一定期間働く意思を示している人を対象にした「地域枠」を設ける動きが広がっている。そこで

センターは、地域枠出身の新卒の医師らを病院に派遣

する。

地域枠出身の医師に10年近く残ってもらう地方が多く

多数の若手医師を効果的に配置するには、派遣先を一元的に調整する必要があるためだ。

 同省は全国約8800の病院を対象に、不足している医師数を調べている。結果をセンターに提供し、効果的な派遣に役立ててもらう。

 また、センターは傘下の若手を長期的に育てるため、指導できる医師が多い病院に支援を求めたり、若手が仕事を休んで学会や研修に出席しやすいよう代わりの医師を確保したりすることも検討している。指導できる医師の養成にも力を入れる。

 都道府県によるセンター直営や外部委託が想定されている。派遣とは別に、地域での就職を希望する医師を病院に紹介する事業も手がける。

 医師不足は2004年に新卒医師に2年の臨床研修が義務づけられたのを機に深刻化した。様々な病気の患者を診療できて経験を積める都市部の総合病院が人気を集める一方、大学病院は敬遠され、周辺の病院に派遣していた医師を引き揚げて医師不足を招いた。(月舘彩子)






心ある医師の多くは

「医局をつぶしたら地域医療は崩壊しちゃうよ」

とずっと言ってきました。




マスコミや国、一般の国民は

それに対して

「そこまで既得権にしがみつきたいのか」

「まるで白い巨塔(死語)だ!」

と日本中が大学医局を丸叩きしました。




その結果がこれです。





よかったですね、

厚労省の方々。

地域医療崩壊という大義名分をもとに

天下り先を堂々と提案できるのですから。




よかったですね、

マスコミの方々。

大学医局を徹底的に悪者にして

つぶれるほどに機能を奪い取った結果です。

国が管理したら日本のマスコミは文句言いませんから

こうしたかったんでしょうね、きっと。




よかったですね、

国民の方々。

あれほど憎かった大学医局が機能停止して、

地方に医師がいなくなりました。

そのうえ、税金20億を使って

できるかどうかわからない

”派遣センター”とか作るらしいですから、

増税容認の皆様はウキウキなんじゃないですか。





地域枠で入学した医学生は

知らないうちに

飼われたニワトリのように

”地域枠医師の管理会社”が設立され、

10年間、地域貼り付けで、

事実上、居住の自由、職業の自由を奪われたまま

一生を僻地で過ごすことになるわけです。





いやいや、超優秀な医学部生が

30代半ばまで僻地で縛られたあと、

大学に戻って基礎研究、

40歳を過ぎてからアメリカに研究留学とか

やってもいいですよ。





多分、大半の人にはそんな気力は

残っていないでしょうけど。









でも、先生方の周りには、

あまりぱっとしなくても、

基礎研究で大きく飛躍した人とか

いませんでしたか?

そんな自由が

医学部から急速に失われているのです。










こうやってブロイラー的に

日本の医学生は

人身売買され、

どれだけ優秀でも

地域に縛られて

消費されていくだけです。







天下りして

地域枠の医師を管理したいのが

厚労省、というわけです。






場当たり的な政策で

優秀な人間を

無駄に消費していく

社会主義国家、日本。

どんな医療を目指しているのか

私にはまったく理解できません。














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コメント

NoTitle

大学医局に所属することとちがって、個人の事情など情状を図って派遣する、という調節機能など天下りには全く期待できませんね。個人の事情などお構いなしに、機械的に派遣される。

本音を言うと(叩かれるかもしれませんが)、医師がちゃんとした医療を行うためには医師自身に「余裕」がないと、かならず見落としが出てきます。この余裕というのは、労働時間(休息・休暇がちゃんととれるか)であったり、金銭的なもの(そのために医師の収入は比較的高いものであったはず。守銭奴な医師っていやじゃないですか?)であったり、能力的なもの(国家試験という一定水準の知識が要求されるが、臨床現場ではそれ以上に学習能力が必要。特に総合医を求めるのなら、相当優秀でなきゃだめ)であったりするわけで、この地域枠制度はそのいずれもが欠けているような気がして仕方ありません。

疲れ果てた医師、金儲けに虎視眈々とする医師、学習能力に不足した医師、こういうのでいいんですか?

既に山ほど民間の医師派遣会社がある世に、こんなもん作る必要はない。
民間が手を出さないような条件のところには、医師は居着かないから、国の機関がいくら力入れても無理無理。

だから、こんな天下り先を作っても上手くいきませんでした 医師のせいです なんてなる。

まあ、売国奴が首相やっている国に未来は無いよあと三年ミンス続けば、間違いなく日本は終わります。
大量中国人流入から始まり、地域支配から最終的に経済握られ、いつの間にと中国人が支配主に。アジアでよくある図。
ミンスて代表選考投票は外人でも出来るというルールだから、いまごろ大陸人がわんさか動いている。

NoTitle

>疲れ果てた医師、金儲けに虎視眈々とする医師、学習能力に不足した医師

呼びましたか?

ドナドナ

医療のド素人である役人が、若い医師の生殺与奪を握って僻地に売り飛ばすとは…世も末ですな。

「○○先生、××診療所が内科の医師を募集しているので来月から赴任して下さい。医師は先生一人です。え?自分は外科志望?関係ありません。こっちは何科で何年目だろうが、医者を送れば仕事がすみますから。嫌なら今すぐ、奨学金を返して下さいね。派遣が滞ると私の経歴に傷がつきますから♪」

なーんて会話があちこちで繰り広げられることでしょう。
役人が人事を握っても、ろくなことがありません…でした。

ホメオパシーは「荒唐無稽」 学術会議が全面否定談話

 日本学術会議は代替療法「ホメオパシー」の効果について、「科学的な根拠がなく、荒唐無稽(こうとうむけい)」とし、医療従事者が治療法に用いないよう求める会長談話を24日、発表した。山口市の女児ら死亡例が出たことを重視し、この療法が広まる前に、医療現場から排除する必要があると判断した。同会議が、特定の療法を否定するのはきわめて異例だ。

 東京大名誉教授の金澤一郎会長が会見で発表した。会長談話では、現段階でホメオパシーを信じる人はそれほど多くないが、医療現場から排除されないと「自然に近い安全で有効な治療という誤解」が広がると指摘。科学的根拠は明確に否定されており、医療関係者が治療に用いることは認められないとした。

 日本学術会議は、約84万人の科学者の代表として選ばれた210人の会員と、約2千人の連携会員からなる日本の「頭脳集団」。政府に対する政策提言や、社会への啓発などを行う。唐木英明副会長によると、1年半ほど前からこの問題について議論してきたという。昨年2月の厚生労働省の厚生科学審議会でも、金澤会長が指摘していた。

 唐木副会長は「十分理解した上で個人的に使うことは自由だが、科学的に全否定されているものを医療従事者が使うことは、通常医療を遠ざけることにつながり危険。日本学術会議として、『ホメオパシーは効かない』というメッセージを伝えることが重要と考えた」と説明した。

http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY201008240373.html
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


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