スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■開業つれづれ:テレビで10%以上が薬を自己中止 「キューライフ、「テレビが患者・医療現場に与える影響」調査結果を発表」


テレビ放送で

副作用の内容があると

1割強の方が

勝手に内服を止めてしまう、

という内容。




そして、テレビ自体は

全く無責任に情報を垂れ流している場合もあり、

もしも、急激な内服中止による

離脱症状が出ても

テレビは責任なんて取ってくれません。





ある意味、

ホメオパシーに

似ています。

危険を煽るだけ煽り立てておきながら

「信じるのは勝手。結果は自己責任で」

ということです。








キューライフ、「テレビが患者・医療現場に与える影響」調査結果を発表

日本経済新聞 (プレスリリース) 2010/08/20 

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=259254&lindID=5


「テレビが患者・医療現場に与える影響」2,200人調査
副作用番組の影響は大きいが、患者・医療者間の相談につながる可能性も大



 日本最大級の病院検索サイト、医薬品検索サイト、医療情報サイトを運営する総合医療メディア会社の株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、『テレビの「薬」情報が患者・医療現場に与える影響実態調査』の結果を発表した。インターネット上でアンケートを行い全国の生活者2,198人から有効回答を得た。

 それによると、

生活者が「医療情報」を最も得ているメディアとしては、テレビが1位

であり、かつ

最も「行動に影響がある」

ことがわかった。NHKの方が民放よりも、医療情報を得る場合の、信頼性が高い。また、テレビが、自分や家族が使う薬の「副作用」を話題にしていた場合、

13%が医療者に相談せずに「まず、服用を中止」

してしまう。ただしほとんどの人は、医師や薬剤師に相談をする。日頃から医師や薬剤師による「薬の説明」は不十分と感じているため、テレビが適切な内容で薬の情報を発信した場合には、患者・医療者間のコミュニケーションが促される構図が明らかとなった。

 この結果について、東京大学大学院薬学系研究科・澤田康文教授は、「テレビ番組が、医薬品の適正使用上、重要な役割を果たすことが分かった。生活者は独自判断せず医療者に相談すること、医師・薬剤師はテレビの影響力を認識して相談には慎重に答えることが、必要だ。さらに、

番組制作・放送者は、専門家の参画を得て、

医療現場への影響を予測し

医薬品の不適正使用につながらない情報発信をする必要がある。

」と述べている。


【調査の背景】
 患者や生活者が、病気や治療法などについて学ぶのは、医療従事者からとは限らない。むしろ、テレビや新聞などマスメディアを介して情報に触れる方が多いのではなかろうか。
 それらの情報のなかには、「医薬品の副作用」に関するものもある。

副作用のことを突然知らされた患者は、

「この薬を飲み続けては危険」と

自己判断で薬を止めてしまうことがあり、

医療者が把握しないまま「離脱症状」(突然の服薬中止によって起こる副作用、軽微なものから重篤なものまである)が発生している可能性もある。

 2009年6月にNHKが放映した番組

『クローズアップ現代:抗うつ薬の死角~転換迫られるうつ病治療~』

は、抗うつ薬の服用が他人を攻撃する危険性をはらむという内容で、大きく話題になったため、この番組を調査題材として、患者や医療現場への影響実態や、それに対する医療者の見方を確認した。


【調査結論の概要】
●生活者が医療情報を得るメディアとしては、テレビが1位
 ・リーチ(多くの人が接している)が最多のメディアは、テレビである。
 ・最も情報量/頻度が多いのもテレビであり、最も「行動に影響ある」のもテレビである。

●NHKと民放では、視聴のされ方に違いがある
 ・NHKを短時間視聴し、民放を長時間視聴する人が多い。
 ・医療情報を得る場合には、NHKの方が民放よりも信頼性が高い。

●テレビで「自分/家族の薬」が出ていたら、患者は、医療者に質問する
 ・9割が、その内容を気にする。
 ・出ていた話が「副作用」に関するものだったり、疑問があったりした場合には、多くの人が医師や薬剤師に質問をする。ただし

13%は、独自判断で「まず、服用を中止」

してしまう。

●NHKの番組『うつ薬の死角~転換迫られるうつ病治療』は、視聴者に質問をさせた
 ・当該番組を見知っていたのは24%。
 ・うち、81%は医療者に質問した(または、そう想像する)。ただし

独自判断で服用中止する人も11%

に上る。

●医師や薬剤師による「薬」の説明は不十分
 ・医師説明には33%、薬剤師説明には53%の人しか、十分と感じていない。
 ・疑問がある場合にはほとんどの人が医療者に質問するが、自分で調べられるから、と質問しない人も5%いる。女性の場合には、“遠慮”が原因で医療者に質問できない人も多い。


【調査実施概要】
▼実施概要
 (1)調査対象:全国の生活者
 (2)有効回収数:2,198人
 (3)調査方法:インターネット調査
 (4)調査時期:2009/10/16~2009/11/04

▼本調査の位置づけ
 本調査は、他の2つの調査と一体となって、一つの研究テーマを構成した。すなわち、医師向け調査(インターネット調査、2009年6月19日~7月13日、有効回答181件)、ならびに薬剤師向け調査(インターネット調査、2009年6月19日~7月13日、有効回答346件)である。
 その研究テーマとは、『テレビ番組は医師、薬剤師と一般生活者の医薬品使用意識にどのような影響を及ぼすか?』であり、結果の概要が、第13回日本医薬品情報学会総会・学術大会(平成22年7月23日)で東京大学大学院薬学系研究科教授・澤田康文によって発表された。






詳細は(1,2)へ。

SSRIの副作用については(3)をご参照ください。




マスコミなんて

視聴率取ったもの勝ちですから、

視聴者のうち、10%以上が

勝手に薬を自己判断で中止しようが

離脱症状が出ようが、

医師と患者関係が劣悪になって

治療に支障をきたそうが、

全然、知らん顔です。





あまりに番組に問題があって話題になっても、

マスコミは「問題提起をした」

とか言うだけで責任を持ちませんから、

個別に痛い目にあう人は

バカを見るだけです。






こうしてテレビをはじめとするマスコミは、

勝手に不信感を膨らませて

ドクターショッピングに

向かう患者さんや、

「自然が一番」と

いきなり現代医療を真っ向から否定して

代替治療、ホメオパシーに

突き進む患者を増やしています。






医療の一部だけを取り出せば

大変ショッキングな情報であり、

丁寧な対応が必要であるはずなのに、

あまりにインパクトを求めてしまう

マスコミ。





そして国民の1割以上が、

放送で、すぐにでも薬をやめるほど

マスコミの大きな影響下にある、

ということは

恐ろしい事実です。





一つの宗教に近いとは思いませんか。







(1)
テレビは医療現場を混乱させるか?その影響力を検証
http://www.qlife.jp/square/feature/depression_hospital/story14697.html

(2)
副作用番組の影響は大きいが、患者・医療者間の相談につながる可能性も大~「テレビが患者・医療現場に与える影響」2,200人調査
http://sourceforge.jp/magazine/10/08/20/0727208


(3)抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟 デイヴィッド ヒーリー

クリックするとアマゾンに飛びます。

抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟
(2005/08/01)
デイヴィッド ヒーリー

商品詳細を見る










関連記事

コメント

「宗教」

己の非を決して認めず
場合によっては ひた隠しにし
絶対に 謝罪をしない

そして己が 「異端」と認めるものに対しては
いくらでも 残酷になれる

間違いなく 「宗教」です。

喘息の患者さんでも

大発作が起きて入院しているのに、午後に近所の公園まで「薬」を捨てに行く人がいました。
理解できません。
当然医師は服用していると判断して診断を下すわけですから、なかなか良くなりません。
公害の認定を受けていたりすると・・・税金その他が無駄遣いされるわけです。
困ったものですね。

玉石混交

マスコミの垂れ流す情報はまさに玉石混交。
その信憑性と価値を見極める感性が必要だと思います。

まあ、このアンケート自体は
(1)調査対象:全国の生活者 とありますが、
(3)調査方法:インターネット調査
であり、バイアスかかりまくり(笑)

それをそのまま垂れ流すメディアもどうかと思いますが。

離脱症状だけでなく

私は2009年2月に放映されたNHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」を本にしたものを読んで、主治医に相談してみました。主治医は番組に出演された杏林大の田島先生とも話したそうですが、「減薬療法がすべての人に有効なわけではない。マスコミは自分の見せたいものしか出さない」と言っていました。
まあ実際、薬が増えてから副作用で困っていたので、少しずつ時間をかけて減薬してもらったのですけれど。
SSRIの副作用は、私の場合飲み始め約2週間に出るだけなので、継続して飲んでいれば問題ないのですけれど、自己判断でやめちゃったりしたら、また飲み始めなきゃいけないときに苦しむことになるだろうと思います。
非公開コメント

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。