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■開業つれづれ:「改正臓器移植法 「家族承諾」に現場不安 「どう切り出したら」 子ども 虐待見極めも課題」



医師の普通の仕事である

外来や入院患者さんの治療に加えて

移植、脳死判定が入ると

正直、医療側の方に死人が出る予感。





その上、虐待を除外せよ、

ということですから

医師に虐待に対する児童相談所、警察の機能を追加させよ、

移植までの数時間で見極めよ、

もしも後で虐待がわかったら医師の責任も生じる可能性がある、

といういばらの道です。





どうして

そこまで現場に

負荷をかけちゃうんでしょう?








改正臓器移植法 「家族承諾」に現場不安「どう切り出したら」 子ども 虐待見極めも課題

2010年8月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20100820-OYT8T01144.htm


 家族の承諾による臓器提供を可能にした改正臓器移植法が全面施行され、ひと月が過ぎた。「家族承諾」による移植は全国で、すでに2例行われた。多摩地区には、臓器提供が可能な医療機関は7施設、臓器移植ができるのは2施設ある。各病院ともマニュアルの整備が遅れ、家族に臓器提供の話をどう切り出すかといった悩みを抱え、現場から不安の声が出ている。(中田征志)

 「あれはスムーズにいった例だ。いつもあんなにうまくいくとは思えない」

 日本医大多摩永山病院(多摩市)の野手洋治・脳神経外科教授は、関東地方の病院で今月9日、改正法施行後初めて行われた患者家族の承諾による脳死判定について、そう振り返る。

 野手教授は過去に3例の脳死判定に携わったが、患者本人の意思表示カードがあった時でさえ、「『私は嫌だ』と言い出す家族がいた」。本人の意思表示がなく、家族が判断する場合、「意思をまとめるのはさらに難しいはず」と話す。

 病院側にとって、動転している家族に対し、いつ、どんな風に臓器提供の話を切り出すかという悩みもある。「本人の書面での意思表示が必須だったこれまでは、意思表示カードの有無を聞くだけでよかったのだが」と嘆息をもらす。

 臓器提供について、各医療機関は「ぜひやらなければと思っている」(都立多摩総合医療センター)と前向きな姿勢を見せる一方、野手教授と同じ悩みが聞かれる。

 災害医療センターの小井土雄一・救命救急センター部長は、「それまで治療していたのに、いきなり臓器提供の話はしづらい」と吐露する。同センターでは今後、対応方針を病院として決定する予定。「対応を統一しないと、家族への投げかけに積極的な医師とそうでない医師が出る」ためだ。対応マニュアルは、多摩総合医療センターや杏林大病院なども作成する計画。

 子どもからの臓器提供に関しても、各病院は対応に苦慮している。

 改正法では、虐待の疑いがある18歳未満の子どもからの臓器提供は禁止されている。厚生労働省による運用指針では、院内に虐待防止委員会などを設置、対応マニュアルも用意するよう求めている。

 厚労省は、複数の外傷など「虐待に特徴的な皮膚所見」や、「保護者の説明と矛盾する外傷」などをチェックするよう例示している。他にも、乳幼児揺さぶられ症候群や、ネグレクト(育児放棄)の傾向を見分ける項目などもある。

 しかし、読売新聞の取材に対し、現時点でこれらの整備が済んでいると回答した病院はゼロ(武蔵野赤十字病院は未回答)。多くが今後、準備を進めるとした。

 厚労省が6月になって指針を示したため、時間が足りないという事情もあるが、都立小児総合医療センターの本田雅敬・副院長は「虐待児の対応に慣れていない病院では、対応は難しいのでは」と指摘する。

 同センターは小児集中治療室などを備え、都内の小児医療の拠点に位置づけられている。虐待の疑い例があれば、専門委員会で対応している。「調査には1週間くらいかける。虐待が全くないことを証明するのは大変なのに、臓器提供の場合、それを数時間でやらねばならない」と本田副院長。

 他病院の医師からは、

「警察でもないのに、そこまでできない」

「後から実は虐待例だったと分かったら、責任を問われかねない」

などの声も漏れている。






アメリカのようにビジネスとして

成立している移植と違い、

日本はすべてを

現場の過負荷で乗り切ろうとしています。



そんなこと、

やったら現場は

破滅しちゃいます。




移植基準すら

6月に厚労省が出したばっかりの指針に

すぐに合わせろ、

ということ自体

狂っています。






挙句に、

>後から実は虐待例だったと分かったら、責任を問われかねない

というように

医師に何の免責もなく、

医師に児童相談所が

何年も対応できなかったことを

数時間で判断して対応しろ、

万が一、何かあったら責任が来るかもしれない

という状況です。




移植に携わる方々、

お疲れ様です。



制度自体がクレージーですから

制度に合わせて超荷重労働に

簡単になってしまうことでしょう。

過労死などなされないよう

ご注意ください。




























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コメント

だからぁ、

なんでこんな状況で移植なんかするのかな?バカなの?氏ぬの?つーか氏ね氏んで中原先生に詫びろ!!

なるほど、

○ねがダメなのかw

移植をしないと言う選択

しか無いと思います。
そもそも移植医療って「理解」を得られているとは思えないのですが・・・

NoTitle

http://www.yoshinomayumi.com/dentist/lpa1.php
これの広告が出ていました
沢山の人が「医療」に群がって「甘い蜜」を吸おうと手ぐすね引いています。
真水の部分にお金を掛けなきゃいけないのに
ちょっと嫌な気分になりました

なんでも「教材販売会社」に入社して3ヶ月でトップセールスを取ったそうです
私には単なる「押し売り」にしか見えないですけどね
googleにターゲット(医療分野)を絞って広告出しているんだからそれなりに「高いお金」を払っているはずですよね。

正直インチキ臭いなぁ
こういう人はいなくなって欲しいです

医療崩壊はもうすぐだと思います
今の医療水準を受けられるのはいつまでなんでしょう

>ゆりあさん

いつも大変おせわになっております。コメントありがとうございます。

開業関係で情報を集めていますので、

http://www.yoshinomayumi.com/dentist/lpa1.php

も購入して一通り聞きました。

わたしの結論は、買うに及ばず、です。

大阪弁なんでしょうけど、”人口(↑じんこう↓)”などを変なイントネーションでお話されるので大変聞きずらいのと、「3ヶ月間、歯科治療のことを勉強して必勝法を見つけました」とかかなり???な内容です。3ヶ月でわかる業界か、というのが基本的な疑問です。

ディズニー系英語教材の販売で全国トップだったらしいのですが、「購入した時の”天国”と、買わなかったときの”地獄”(←本当にこう言っていました)を徹底的に説明する」という姿勢でアプローチするようです。

100万円単位の教材を生活保護の家庭にも売りまくった、と自負してました。それなら、英語教材か教育関連のコンサルタントをすればいいと思うのは私だけでしょうか。

医療には100%はないのに、「絶対の自信」を患者さんに言い切れ、など非医療従事者の付け焼き刃的コンサルタントが目につきすぎます。さらにCDには個人レッスンで10数万円の講座の紹介が同封されてありました。

あくまで、当ブログは皆様の利益になるような情報発信を目的にしてますので、批判はなるべくしないようにしております。しかし、この教材は記事にならないような大量のスカの一つという認識でいます。

たまたまコメントいただきましたのであえて紹介させていただきました。

なお、本コメントはあくまで私個人の印象です。ご参考になりましたら幸いです。




本来の姿

本当は、脳死になれば自動的に臓器摘出という法律があれば一番いい。
脳死の基準も決めておいて、医療者が体は動かすが精神を疲弊させないシステムがあれば、みな自動的に動ける。

脳死で臓器取られたくなければ、生前意思表示+その人の保険料値上げ をしたら良いはず!

補足します

連投すみません
()が追加です。

脳死の基準も(今以上にがっちりとかつ簡易なやり方を)決めておく

脳死で臓器取られたくなければ、(取らないでほしいという意味の)生前意思表示+(社会的義務を負わない分の)その人の保険料値上げ

ご返答ありがとうございます

うーん、個人開業って医師も歯科医師も各人それぞれ「目標」とする医療があるんですよね。
で、医療ブログによく出てくる「開業コンサルタント」。
これがクセモノですよね。

なにもしないで上前をはねていくわけだから、笑いがとまらないでしょうね。

でもこういう人を排除して「医療」の本質に投入されるお金=真水を如何に増やして
健康的で快適で自立した生活ができるかが重要だと思います。

自民党も民主党も「医者は儲け過ぎ」という「幻想」にとらわれて、「国民の生活、生命のあり方、死に方」といった総合的な医療についての視点がないことに怒りを感じます。

どういう道を選択するのがいいのかはわかりませんが、医療崩壊は避けられないと思います。
〇〇政権の責任ではなくて「国民の選択」として「国民のレベル」に合った医療水準になって
「極一部の富裕層」のみがしあわせで、大半が不幸になると思います。
更に不幸なことは「自分はスーパードクターの最高水準の医療をどんな事があっても受けられる」と大半の国民が思っている事だと思います。
医療関係者の皆様方は「自分の身、生命、家族」を一番大切にして下さいませ。
それが一番いい方法だと思います。

そうなったら意地でもドナーにはなりませんw

>(社会的義務を負わない分の)その人の保険料値上げ

そもそもなんで臓器移植なんちゅー高価で特殊な医療を保険で賄わなきゃならんので?
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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