2010/07/12
■開業つれづれ:「救急車の費用を巡って値段交渉も、交渉中に2歳の患者死亡-中国」
日本と、かの国ではいろいろなことが
違います。
救急車の費用を巡って値段交渉も、交渉中に2歳の患者死亡-中国
サーチナ 2010/07/10(土) 15:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0710&f=national_0710_030.shtml
日本と違い、中国では救急車を利用するには料金がかかるが、湖南省でこのほど、救急車の出動費用を巡って値段交渉をしている間に、2歳の患者が死亡する事件が発生した。環球網が伝えた。
報道によれば、6月19日、湖南省懐化市に住む2歳の男の子が急に熱を出したため、両親が男児を病院へ連れていったところ、その日の晩になって容態が悪化、より大きな病院への転院・搬送を勧められた。小児科の医師は男児の両親に対し、搬送には救急車を出動させる必要があり、そのためには4000元(約5万2000円)必要だと告げ、値段交渉はしないと断言したという。
しかし、どれだけお金をかき集めても、男児の両親には3000元(約3万9000円)しかお金がなかったという。困り果てた両親は病院の院長に電話し、出動費用を2000元(約2万6000円)まで値引いてもらうことに成功した。
だが、小児科の医師は2000元での出動に不満を示し、「2500元」だと言って譲らなかったという。双方は30分ほど価格交渉を続け、ようやく2200元(約2万8600円)に決定したが、男児は搬送中に死亡してしまった。
湖南省での救急車出動に関する料金体系は、3キロメートル以内であれば10元(約130円)、3キロメートルを超えた場合は1キロメートルごとに2元(約26円)が加算される。また、救急車に医者や看護婦が同乗する場合は、さらに別途料金が必要だ。
死亡した男児のケースは、400キロメートル離れた大病院への搬送であったため、薬などの治療費などを含めず、交通費だけで計算すれば1610元ほどになる。救急車をめぐる不透明な料金体制に乗じ、中国では山寨(ニセ)救急車のビジネスも存在するという。(編集担当:畠山栄)
中国の医師の日本進出も目覚ましいですし、
ネットでは中国でじゃんじゃん読影する
状況になってくるかもしれません(1)。
無料で救急車を使える国、
日本。
ただ、日本国内では
どれほど素晴らしい恩恵を受けているか
あまりに理解されていないようです
大敗したミンスも
あまり医療には興味ないみたいだし。
かといって、
医療に「おまえら終了」
と言い放った政策を続けた
自民党が
どうにかしてくれる見込みもないし。
どこへ向かう事やら。
(1)
■開業つれづれ:「第4部 過疎地を守る 第7回 遠隔モデル」「CT診断、中国に格安委託…大阪の会社 ネット経由で」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1360.html
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コメント
NoTitle
本来医療という国家インフラともいえるサービスを提供する側なのに、サービスを提供させる側のいいなりになっている状況にイラついている医師は多いと思います。
こちらの言いなりになれ、とはもちろん言いませんが、もちっと強気になってもいいように思います>日医。
でないとホントにやめちゃうぞお!
2010/07/12 10:31 by Seisan URL 編集
まだ日本人は完全に失っていないから分からない様子
今の研修医や学生に聞くと、九割の子は救急はしたくないと返事。
皆さんよくお分かりで。
というより、まだ残り一割の生き残りがいるのにびっくりする。
2010/07/12 12:37 by URL 編集