スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■開業つれづれ:「「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴」

ま、いろんな助産師さんがいる、

ということで。





疑問点は、いろいろと浮かんできます。


このお母さんが助産院で出産したのか、

お母さん自身が”自然治癒団体”に加盟していたのか、

この団体にはほかにも助産師がいるのか、

この助産師はほかの乳幼児にもその玉を飲ませていたのか、

などなど。






ミンスの推し進める

民間療法。




厚労省じゃ、

統合医療プロジェクトチーム(PT)まで

発足されていますから(1)、

瞑想

催眠療法

チベット医学

ホメオパシー

中国医学やインドの教え「アーユルベーダ」

イスラムの医学「ユナニ」

断食療法や瞑想、

磁気療法、

オゾン療法、

気功


などが国費負担の検討をされているようです。


>「長妻昭厚労相の意向もあり、範囲はなるべく広めにした」(厚労省幹部)。

本当にこの国は…。




日本は

こんな患者さんが

続出する国になりそうな予感。





「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴

2010年7月9日 読売新聞

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100709-OYS1T00214.htm



 生後2か月の女児が死亡したのは、出生後の投与が常識になっているビタミンKを与えなかったためビタミンK欠乏性出血症になったことが原因として、母親(33)が山口市の助産師(43)を相手取り、損害賠償請求訴訟を山口地裁に起こしていることがわかった。

 助産師は、ビタミンKの代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与えていた。錠剤は、助産師が所属する自然療法普及の団体が推奨するものだった。

 母親らによると、女児は昨年8月3日に自宅で生まれた。母乳のみで育て、直後の健康状態に問題はなかったが生後約1か月頃に嘔吐(おうと)し、山口市の病院を受診したところ硬膜下血腫が見つかり、意識不明となった。入院した山口県宇部市の病院でビタミンK欠乏性出血症と診断され、10月16日に呼吸不全で死亡した。

 新生児や乳児は血液凝固を補助するビタミンKを十分生成できないことがあるため、厚生労働省は出生直後と生後1週間、同1か月の計3回、ビタミンKを経口投与するよう指針で促している。特に母乳で育てる場合は発症の危険が高いため投与は必須としている。

 しかし、母親によると、助産師は最初の2回、ビタミンKを投与せずに錠剤を与え、母親にこれを伝えていなかった。3回目の時に「ビタミンKの代わりに(錠剤を)飲ませる」と説明したという。

 助産師が所属する団体は「自らの力で治癒に導く自然療法」をうたい、錠剤について「植物や鉱物などを希釈した液体を小さな砂糖の玉にしみこませたもの。適合すれば自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かう」と説明している。

 日本助産師会(東京)によると、助産師は2009年10月に提出した女児死亡についての報告書でビタミンKを投与しなかったことを認めているという。同会は同年12月、助産師が所属する団体に「ビタミンKなどの代わりに錠剤投与を勧めないこと」などを口頭で申し入れた。ビタミンKについて、同会は「保護者の強い反対がない限り、当たり前の行為として投与している」としている。







医師はホメオパシー、好きな人は

あまりいない様子ですが、

(2)では

日本助産学会学術集会ランチョンセミナー 

助産師会主催によるホメオパシー講演

とかもいろいろやっているようです。







学会のランチョンって、

助産師学会が推薦しているんじゃねーか。









(1)に戻りますが、

ミンスは

本体の医療費は削って、

民間療法に国費を投入、

世界一の日本医療は崩壊

というのが目指す方向のようです。



宣伝費を大量投入している

民間療法は国費補助でウハ、

一気に口コミと宣伝広告で

医療をしのぐ市場になるでしょう。




国の医療費は減って国も喜ぶし

難しい治療成績とかわからないから

直感で民間療法を選んで

治療成績はどんどん下がる、

となります。





困るのは一般市民と医師だけ、

こんな記事続出。



ま、

こういう方向に

日本という国は向かうようです。





そういえば、

参院選は明日でしたね。







(1)
■開業つれづれ:「首相、医療改革も“宇宙人流”瞑想、催眠療法に保険適用!?」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1298.html

(2)ホメオパシージャパン
3/19兵庫県助産師会主催によるホメオパシー講演が行なわれました。
[2008年03月19日(水)]
http://www.homoeopathy.co.jp/sinchyaku_new/index.cgi?index=1573


●日本助産学会学術集会ランチョンセミナー 3月16日開催!
[2008年03月15日(土)]


関連記事

コメント

NoTitle

私は今まで助産師ってのは医療従事者だとばかり思っていました。
自身の無知を恥じています。

NoTitle

>適合すれば自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かう

医学的にはこれ、毒物を与えることによりそれに対する回復力が励起される、ってことだと思うんですが…
というか、助産師が医療行為としてこのような無認可薬物(医薬部外品か?安全性は確認されているのか?)を与えるのは、法的に問題なんじゃないでしょうかね。

ちゅーより、ビタミンKを投与するのがそんなに嫌なら、母親に「納豆をしっかり食っとけ」くらいの指導をしておけばよかったのに。自然食品なんですから、彼女たちの主張にも矛盾しないでしょうにねぇ。

裁判の行方に注目。もし原告が敗訴するなら、異常事態が発生しますよね。

ただし、個人的には代替医療の保険適用、わたしはあまり心配していません。
代替医療である以上、普通の医療よりも「安上がり」であることが前提条件です。いまは保険が認められてないから言い値で金が取れますが、保険適用になったら、おそらく採算が取れるような価格設定にはなりえないと思います。
だって普通の医療ですらほとんど採算割れするコストしか払ってないんですから。

ありがとうございます

詳しくありがとうございます(>_<)助産師さんが何でこのようにしたのかずいぶん不思議です。同じ職場の人は何も言わなかったのでしょうかねぇ?

2ちゃんよりコピペ

ギネ科の先生方の新しいビジネスのスタートだ。

助産師を訴えるための鑑定書を書くビジネス、
医者もこれからは法と正義のために戦わねばならんw

>困るのは一般市民と医師だけ、
医師はたいして困らんでそw?

NoTitle

代替医療かぶれの医師も増えているらしいですね。
最近、自分の担当患者がそれにつられてしまい、くすりを飲まなくなり症状が再発+増悪してしまうという経験をしました。

NoTitle

>適合すれば自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かう
適合しなかったんですね

病院勤務していた頃、高血圧、DMの患者さんが 一切の薬を止めてしまいました。理由は「これを飲めば治る。医者の薬は止めろ」という民間療法にのめり込んだため。成分を調べたらただの整腸剤。説得しましたが 受診もしなくなり数ヶ月後・・救急車で戻ってきました。疾患は悪化して透析になってしまいました。民間療法はコワいです。

NoTitle

うちは、がん。

なんだか手をかざしたらすべてが治るらしいところに行った人が、半年ぐらいしてめちゃくちゃに腫れて帰ってきました。当然全身メタだらけでインオペ。気が狂って病院に火をつけようとしたところを逮捕。

信じる者は救われず、食い物にされている、ってことです。

NoTitle

そういうときに文句を言いにいくと「あなたの信心が足らなかったから」とか「あなたには合わなかっただけ」といわれて終わりなのもお約束ですね。

NoTitle

この件についてはkikulogさんや琴子の母さんの「助産院は安全?」が詳しいですので時間が出来たときにでもご覧ください。
少なくとも件のお母様はホメに嵌ってたわけでもなく、かかった助産師がソッチ系どっぷりな人だったことで被害にあわれてるようです。
出産までの経緯とか色々思うところもあるかと思いますが、ご当人もそこを責められるのを覚悟しての訴訟なので今更責めるのも酷かと。
結局一番悪いのは産婦にK2の必要性の説明もせず、産後直後に有無を言わせずレメディを使用してたり、保健婦などがチェックしそうな母子手帳には虚偽記載していた助産師なのは間違いありません。
有資格者の助産師がまさかトンデモだなんて、そんな事が身近にない普通の人には想像できない気がします。
非公開コメント

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。