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■開業つれづれ:「患者負担でHIV検査 院内感染防止で聖隷横浜病院」


時代に逆行するHIV対策。




アメリカなどでは

HIVの治療も進歩をつづけ

「本人がHIVだとわからないでいるより

検査で判明した方が十分な利益がある」

として、

”本人の同意を得ずにHIV検査をすることを推奨”

という方向になっています。





逆に日本では

本人の同意があっても

HIVは病院が無量で検査しなさい

なんて変な指導が入っています。





結果として

HIVの蔓延を

国が助長する

ということになっています。






患者負担でHIV検査 院内感染防止で聖隷横浜病院

産経ニュース 2010.6.10 12:31
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100610/crm1006101232009-n1.htm


 横浜市保土ケ谷区の聖隷横浜病院(300床)が、院内感染予防を目的に、エイズウイルス(HIV)の感染の有無を調べる検査を入院患者のおおむね全員に患者の自己負担で実施していたことが10日、分かった。厚生労働省の「一律的な検査は不適切」との指摘を受け、該当者約五千人に検査費を返金する。

 同病院によると、HIV検査は未成年者を含む入院患者のおおむね全員に同意を得た上で実施した。治療目的ではないため、検査費約1300円は保険適用外となり、全額を患者の自己負担としていた。該当する患者数は、3年間で少なくとも約五千人に上るという。

 厚労省関東信越厚生局神奈川事務所が今年1月に行った調査で「半強制的になっている可能性がある」と指摘。自主返金と事実の公表を促した。

 病院側は「医療従事者への感染予防に成果があった。同意を得ていたが、検査費は病院で負担すべきだった」と指摘を認めているが、これまで事実関係を公表していなかった。公表が遅れている理由については「該当する患者数の調査に時間がかかった」と説明している。







口蹄疫とおんなじで、

物事の本質を見落とし、

法令だけ遵守という

本来あるべき姿とま逆の方に

進んでいるのが

今の医療行政です。




別ソースです。





院内感染対策HIV検査 患者負担「不適切」

聖隷横浜病院 厚労省が指摘


2010年6月11日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20100611-OYT8T00102.htm

 横浜市保土ヶ谷区の「聖隷横浜病院」(岩崎滋樹院長、300床)が、全入院患者らを対象に行っているエイズウイルス(HIV)抗体検査の費用を患者に負担させているのは不適切だとして、今年2月、厚生労働省が改善を求めていたことが10日、わかった。同病院では指摘を認め、対象の患者約5000人に検査費を返金する。

 同病院によると、院内感染防止のため、患者負担による手術前や入院時のHIV抗体検査を、2006年8月から始めた。保険が適用されないため、患者側に検査の目的を説明し、費用負担も含めて同意を得て実施していたという。

 厚労省の関東信越厚生局神奈川事務所が、全病院を対象に1~3年に1回の割合で実施している適時調査で今年1月、同病院に立ち入った際、患者負担による抗体検査が多いことが発覚。今年2月に「検査は病院関係者のためのものであり、患者から費用を徴収することは認められない」と、文書で改善を促した。

 指摘を受けた同病院では、1回約1300円の検査料の返還方法を検討中で、「6月末までに院内とホームページ上で返還方法などを発表する」としている。

 同病院の一連の検査では、

世界でも感染例が少ないHIV2型の初の日本人感染者を発見

するなど、

数例のHIV感染者を確認

している。同病院総合企画室は「検査は医療従事者だけでなく患者への院内感染対策としても必要。これからも続けていく」としており、4月からは病院負担で検査を継続している。








きっと、

ここで見つけてもらった

数例の患者さんは

人生が変わったことでしょう。



発症する前に見つかるのと、

発症してから見つかるのでは

ぜんぜん違います。




HIVの早期発見は極めて重要で、

実際に発症してからでは

治療効果が遅れます。







HIV検査相談マップ

8.早期発見が重要です!

http://www.hivkensa.com/whatis/

HIV感染症の治療開始の遅れは、生活の質の低下や生命予後の悪化につながります。しかし、現状では、エイズの発症によって、HIVに感染していたことが分かる例がHIV感染者全体の3割を占めています。エイズを発症して未治療の場合の予後は2〜3年です。エイズを発症してからの治療もある程度は奏功しますが、その効果は、発症前と比較して明らかに劣ります。エイズ発症前の無症候期の間にHIV感染を知ることができれば、定期的な医療機関での受診およびフォローアップ検査により、最適な時期に治療を始めることができます。





HIV検査は

手術、入院採決の際に

でもなければ

なかなかすることはできません。





こんなバカで時代に逆行するような

厚労省の指導が

歴史的には笑われるようなものに

なってしまうことでしょう。

















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コメント

JIN の世界に戻りたいのかな。

NoTitle

つまり医療者の不利益の可能性は一切認めない、ということですね>厚労省。

患者をみるにあたって、(双方にとって)安全な診療を行うための手段としての血液検査を、患者側負担にしてはいけないというのなら、入院時や術前のHB検査、HC検査をするのも全てダメだということになると思いますが、むしろHIVのスクリーニング検査を保険診療で認めていないというのがおかしいのに、その事実は素無視してますね。

感動

B ボイトナーにサイエンスにTLR4遺伝子に欠損のある変異マウスはリポ多糖を注射されてもいきのびると投稿されて悔しがっていた 審良君がTLRは病原菌のDNAを認識するとネイチャーに論文載せて やり返したのには彼の凄みを感じた
 TLRファミリーの特定をすべてやり遂げた彼の功績に
 喝采を送りたい

訂正

B ボイトナーが 訂正  君らにしかられますね 間違いは誤らなければ なりませんね  お互いがんばりましょう

世の中狂っている

同意を得て行っていても、いけないならば、どうすればいいんだ?

まあ、秋の臨時国会で、外国人参政権、言論弾圧法案などを通すつもりの与党がある限り、日本沈没は免れません。無駄無駄。
参院選マニュフェストにのせないくせに、党内では臨時国会で成立させると宣言しているしな。

菅総理

菅総理の妻  伸子さん  の兄   姫井成 医者
 江戸から続く医者の家系  15代目

IL-6

IL-6 をめぐる  岸本先生と平野先生の努力にも敬意
 骨を吸収する 悪液質にも悪影響 血小板うぃ作る
 肝細胞を刺激する リウマチの症状を引き起こす
 発熱 炎症を起こす Bリンパ球に抗体を作らせる
 骨髄腫細胞を成長させる  などの機能があり
  医学に多大な貢献をされた

阪大

山本というガラクタを生み出したことに 世間の皆様に深く
  お詫び申し上げます   
 話は変わるが
  たとえば大阪では阪大以外の市大 大阪医大 関西医大 近畿大  はあまりいい関連病院を持っていない
   済生会  赤十字は京大がおさえている市大の
 市立総合医療センターぐらいで  症例数の多い病院を
 もてないでいる

TNFについて

夢の抗がん剤 開発と見られていたが 敗血症ショックという副作用が 見つかる TNFは悪液質の原因でもあった 
 抗TNF抗体 ご存知のインフリキシマブは敗血症を防げなかった  が ロックフェラー大の   フェルドマン とメイーニは インフリキシマブを
 リウマチ治療薬としてFDAから承認させた
 ラスカー賞受賞 とリウマチ治療への貢献は言うまでもない

輝ける医者たち

朝日新聞  ブラック ジャック列伝 輝いている
  医者の特集

あなた、美しくない。

山 だか 通りすがり  だか しらないが 
改行だらけ の  ちせつな 文体と 文法の謝り  が 不快   だ 


…戯言はさておくが、以前◯洲会系の病院にいたとき、
セクハラ系検査技師のおっさんにHBとかHCの感染症検査断られたのを思い出す。
100%医療者再度だけのためだというなら病院持ちでいいけど、もし病気があっても患者に告知したり治療したりする必要はないよな。
あ、それを前もって希望する患者だけ自費にすればいいのか。



本質的には医師の無知が問題

そもそもHIVについて素人並みの知識しか持っていない医師が多いことがいちばんの問題です。まともな知識を持っているのは感染症を専門にしている医師くらいでしょう。仮に同意なしでHIV検査をしたところで、その結果に対してどう対応すればいいのか分かっていない医師がほとんどです。陽性反応が出たら騒いで転院させて終わり、というのが関の山でしょう。

手の届かないところのことをいくら心配しても、それで腕が伸びるわけじゃない。

>陽性反応が出たら騒いで転院させて終わり、というのが関の山でしょう。

それのナニがいけないんで?

ななしのごんべさん

>>その結果に対してどう対応すればいいのか
えーっと、CD4はかって、それから考えちゃだめ?

厚労省さまの方針でHIV抗体検査が「傾向医療でバッサリ」で、HIV蔓延に寄与してる!というのが本題では?
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今は田舎で開業して院長になりました。
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