2010/05/08
■開業つれづれ:向井千秋・宇宙飛行士の夫 「慶大病院訴訟:「妻なら子宮を取る」…向井氏が遺族に説明」
当事者?部外者?
>女房(向井千秋・宇宙飛行士)がこの病気になったら子宮を取っちゃいます。
という発言が火に油を注いでいるようです。
病理の先生がどのようなかかわりを持って
患者さんに当たっていたのか不明ですが、
通常は全経過を主治医が診て、
病理診断だけを病理医がする、
ということではないでしょうか?
慶大病院訴訟:「妻なら子宮を取る」…向井氏が遺族に説明
2010年5月7日 21時14分 更新:5月7日 21時23分
http://mainichi.jp/select/today/news/20100508k0000m040064000c.html
がんの一種・子宮肉腫で死亡した慶応大病院(東京都新宿区)の女性患者(当時26歳)の両親が「誤診が原因」として大学側に賠償を求めた訴訟で、
診断した同大医学部の向井万起男准教授
が「妻がこの病気になれば子宮を取る」と遺族に説明していたことが7日分かった。向井氏と担当医は「良性の偽肉腫」と判断して女性の子宮を摘出しておらず、両親側は向井氏の発言を「摘出の治療方針を決める義務を(分かっていながら)怠った証拠だ」と主張している。同日に千葉地裁松戸支部(森邦明裁判長)であった第2回口頭弁論で、両親側は発言を引用した準備書面を提出。一方、病院側は「肉腫と断定できる根拠はなく、子宮を摘出すべきだとは到底言えない」と全面的に争う内容の書面を出した。
両親側の書面や弁護士によると、
女性死亡から約2年後
の06年11月7日、病院側は遺族を呼び説明会を開いた。向井氏は治療経過を説明する中で
「私、女房(向井千秋・宇宙飛行士)がこの病気になったら子宮を取っちゃいます。
まず、子どもをあきらめちゃう」と述べた。
双方の書面では病理診断部長の向井氏を巡り、
病院側が「病理医であり、治療方針を決める主治医ではない」
として、そもそも方針決定の義務がないと主張。両親側は「地位・年齢が(助手だった担当医よりも)上の向井氏が実質的に決定権を掌握していたとみられる」と指摘する。
また、病院側は書面で「転移は全く見られず悪性(子宮肉腫)を疑わせる事情はなかった」とし、死亡は「全く予想外」と反論している。【西浦久雄】
講演を聞いたことがありますが、
軽妙なしゃべりで
なかなかお話は面白い方です。
ただ、
そのノリでICしちゃったら大変だろうな、
なんて思ってしまいました。
- 関連記事
-
- ■「救急搬送先の誤診で妻死亡、夫が9千万賠償提訴」
- ■開業つれづれ:「東京医科大の伊東理事長が辞任 相次ぐ不祥事受け引責」
- ■開業つれづれ:「東京医大をなめているのか?」 「朝日記者殺害ほのめかす、脅迫容疑で医師逮捕」
- ■開業つれづれ:向井千秋・宇宙飛行士の夫 「慶大病院訴訟:「妻なら子宮を取る」…向井氏が遺族に説明」
- ■開業つれづれ:「東京消防庁が救急搬送ミス 5カ所断られた男性死亡」
- ■開業つれづれ:「日野市立病院応援団が発足」
- ■開業つれづれ: 無免許、物損でも実名報道なし 「免許失効気づかずポンプ車など71回…東京消防庁の士長」
コメント
そもそも年齢が
向井妻も、こどもより宇宙飛行士を選択したような感じだし。
それに子宮を摘出しても悪性肉腫で死亡したら、訴えられちゃうんだろうし。
2010/05/08 15:56 by 麻酔科医 URL 編集
裁判沙汰かぁ
無制限一本勝負の 気の重い話ずら
2010/05/09 09:41 by まだ序の口 URL 編集
向井夫って
もっと慎重に発言しなければならないと思いますけど…
そういう感想事態が間違っていますか?
まあ、たぶん何を発言しても訴訟は避けられなかったと思いますけど
2010/05/09 16:56 by ゆりあ URL 編集