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■開業つれづれ:「根室病院医療過誤訴訟:市側争う姿勢--口頭弁論 /北海道」


日本のいちばん端にある根室。





「マイカー出産」

なる新語を作り出したことのある

毎日新聞の北海道版(1)。





詳しい話がわかりませんが

>出血性胃かいよう



>冠動脈

を広げるもんなのでしょうか?



だか、だか、だか

わかりませんが

さすが大盛り北海道

記事もアバウトです。







大盛り北海道

根室病院医療過誤訴訟:市側争う姿勢--口頭弁論 /北海道

毎日新聞 2010年4月28日 地方版



 根室市の市立根室病院で治療を受けた後に死亡した男性(当時54歳)の妻らが同市を相手取り、総額約8330万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、釧路地裁(小西洋裁判長)であった。市側は訴えを棄却するよう求め、全面的に争う姿勢を示した。

 訴状によると、男性は

出血性胃かいよう

の治療で同病院に入院していた07年11月20日、カテーテルを挿入して

冠動脈

を広げる治療を受けたが、この際に生じた出血が止まらず、翌21日未明、転送先の病院で死亡した。

 原告側は「医師は治療に際し、説明や適切な処置をしなかった」と主張。市側は「主張の詳しい内容は、今後の法廷で明らかにしたい」と話している。【山田泰雄】






根室での産科医療は

(1、2)で崩壊を紹介されてました。



市立根室病院HP
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/byouin


各科医師紹介
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/3ca25943ac5cbd6a492576d3002a41a0?OpenDocument

や外来案内

http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/980ace1be2879d464925749f002190f7?OpenDocument

を見ればわかるように

産科は出張のみのようです。





やはりまだ崩壊中のようです。









院長をはじめとして循環器の先生が

多い印象なんですが、

本当に心カテだったんでしょうか?






院長の東浦 勝浩先生。

珍しい名字だな、

と思ってちょっと検索。

http://web.sapmed.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/WorkRecordViewer.woa/1/wo/2BCYV8EZpbNpjEjpzvicaM/3.51.1.3.11.2


すべての論文、著書を

チェックしてみると

論文50本、著書13冊…。






おいおい、もしかしたらホントに本物?

それとも研究者タイプ?







崩壊中の根室の方々には

ありがたみが伝わっていないのでしょうか。






やっぱり根室で心カテ(かどうかわかりませんが)するのは

”漢”だった、

ということなんでしょうか。





裁判終了までに

病院そのものが

あればいいですね。








(1)
■毎日の新用語「マイカー出産」 リアル道産子の現状 「医療クライシス:北海道緊急事態/1 産科空白地区・根室 /北海道」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-642.html


(2)
リアル道産子 伝説が現実に…
http://ameblo.jp/med/entry-10028145186.html













関連記事

コメント

想像するに

もともと冠動脈疾患があったものの無症状で経過していた人が
出血性潰瘍→貧血進行したために
心筋虚血発作が頻発して心カテをせざるを得なくなり
そしたらその抗凝固薬で潰瘍出血が悪化し、入滅

とmalignant cycleに入っちゃったのかも。

潰瘍の治癒を待たずにカテしたところをみると
潰瘍は悪性であった、あるいはその可能性が高かったのかもしれませんね。

省略しすぎ

へるちょんぺ様の御指摘通り、入院したのは胃潰瘍かもしれませんが、トラブルが起こったのは心血管系の虚血性発作、心筋梗塞ぐらいが起こったのだと思います。そういう事はありえますからね。ですから、

 >訴状によると、男性は出血性胃かいようの治療で同病院に入院していた07年11月20日、カテーテルを挿入して冠動脈を広げる治療を受けたが、この際に生じた出血が止まらず、翌21日未明、転送先の病院で死亡した。

こういう書き方だから謎々になるわけで、せめて、

 >訴状によると、男性は出血性胃かいようの治療で同病院に入院していたが、07年11月20日心筋梗塞が起こり、カテーテルを挿入して冠動脈を広げる治療を受けたが、この際に生じた出血が止まらず、翌21日未明、転送先の病院で死亡した。

これでも十分とは言えませんが、まだ状況が推測できます。記事ではまるで出血性胃潰瘍の治療のために心カテを行なったみたいな文脈になり、トンチンカンになるわけです。

まあその程度のクォリティの新聞かと言われれば、その程度なんですけどねぇ。

NoTitle

根室の産科には過去に中標津をXXになった60代の先生が来るんじゃなかったの?
噂では産科医一人で300分娩取る、助産師もいらん、とか豪語してると聞きましたが。
いずれにしてもあまりかかわりたくない地域です。

NoTitle

東浦先生は元僕の上司です。
本当にいい先生です。臨床も研究もしっかりした方です。
根室に行く時はみんなびっくりしてました。
この、先生が根室を見捨てたときは完全に終了です。

ルート違ってますやん。

v-21

へちょるんべ先生、Yosyan先生、わかりやすい説明ありがとうございます。
これで、私の頭の中の豆電球も点火いたしました。

どう考えても、胃潰瘍と冠動脈が結びつきませんでしたから。

それに加えてmed先生が、いたずら少年みたいに、今回はすごく突っ込む(でしょ)ので、昼にうどん屋で読みながら、笑ってしまいました。

普段から誰か、医師のつながりを、大切にしていたらこの記事を書いた記者さんも、わからないことをちょっと教えてもらえたかもしれません。

多分

胃潰瘍はおいといて、無症候性の冠動脈病変があってPTCAしたら冠動脈破裂→心タンポナーデのコースじゃないでしょうか。
でも、これは想定内の合併症で訴えられたらきついですね。術前の説明が不十分だったんでしょうか?

提訴時のニュースです。

「適切な処置怠り死亡」 遺族が市立根室病院を提訴 (03/03 07:56 北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/218532.html
(↑ リンクは切れてたので、全文は2chからです)

【根室】市立根室病院に入院していた根室市内の男性が死亡したのは、病院が血管の詰まりを改善する治療で 適切な処置を行わなかったことなどが原因として、妻ら4人が根室市を相手取り、約8300万円の損害賠償を求める訴えを釧路地裁に起こした。
 訴えによると、男性=当時(54)=は2007年11月20日、医師が冠動脈の詰まりを改善するPCI(経皮的(けいひてき)冠動脈インターベンション)
と呼ばれる治療を行った際に出血し、心臓が血液で圧迫される心タンポナーデのため、翌日に死亡した。
 遺族側は病院が治療や止血、説明を適切に行わなかった、などと主張している。
 同病院の島谷満事務長は「司法の判断に委ねたい」と話している。

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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
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