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■開業つれづれ:どれだけ変なこと言っているか誰か教えてやれ 「医療の人手不足 外国人の就労制限撤廃は当然(4月26日付・読売社説)」 自分じゃできない”当然”の事

おバカなマスコミは何か

とんでもないことをほざいています。





>医療や介護の人手不足は深刻だ。

まあ、これはいいとして、

>資格を持つ外国人の就労制限をなくすのは当然と言えよう。

あまりのことで

???





へー、当然なんだ。

読売は社説ですから

読売新聞の社員は、

「自分が病院に行ったら医師も看護師も外国人でOK」

ということなんですか?







そして、

今回、撤廃されたのが

人余りの激しい歯科医師分野。



>医療分野の在留資格で

>看護師歯科医師

>として働く外国人に課している就労年数制限の見直しが明記された。




すでにあまっているところを開けてどうする?

誰を国内に入れようとしているんでしょう?








医師もすでに年数制限が見直されております。

そしたらどうなったか?



他の近隣諸国の医師の多くが

東京、大阪に偏在しているのが

わかります(1)。





これを

当然

というマスコミの精神がわかりません。







医療の人手不足 外国人の就労制限撤廃は当然(4月26日付・読売社説)

2010年4月26日01時23分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100425-OYT1T00842.htm



 医療や介護の人手不足は深刻だ。資格を持つ外国人の就労制限をなくすのは

当然

と言えよう。

 法務省が先月末に策定した第4次出入国管理基本計画に、医療分野の在留資格で看護師歯科医師として働く外国人に課している就労年数制限の見直しが明記された。

 外国人の場合、日本の国家試験に合格して免許を取得しても、看護師は7年、歯科医師は6年を超えて日本で働き続けることができない。保健師や助産師にも4年までの制限がある。

 日本で働き続けたいと希望する外国人は多い。日本語能力のハンデを乗り越えて試験に合格したのだから、正当な要望だろう。

 就労年数制限は、日本人の雇用に影響を及ぼすことを懸念して設けられた側面が強い。以前から過剰な規制との批判があり、医師については4年前に撤廃された。

 法務省は省令を改正し、看護師など残る職種すべての制限を撤廃するという。必要な是正である。改正作業を急いでほしい。

 基本計画は、日本国内の大学卒業と国家試験の合格を条件に、介護分野でも外国人の受け入れを検討することを盛り込んだ。

 介護を受ける高齢者は加速度的に増加する。約124万人の介護職員は、2025年にはほぼ2倍必要になると推計されている。

 一方、介護福祉士の資格を持ちながら働いていない日本人が数多くいる。心身ともに大変な仕事であるのに報酬が低いためだ。

 人手不足解消のためには、まず日本人の労働環境の改善に努めるべきだが、日本人職員を急激に増やすのは限界がある。介護分野でも外国人の受け入れに道を開くのは、妥当な判断といえる。

 インドネシア、フィリピンとの経済連携協定(EPA)に基づいて受け入れている看護師・介護福祉士希望者への対応も必要だ。

 試験問題に難解な漢字が頻出することもあり、先月の看護師試験でも、受験した254人のうち合格者は3人にとどまった。

 彼らは母国で資格を取り、看護や介護に必要な知識を身につけている人たちだ。日本人の合格者が9割近いことを考えると、合格率が極端に低いのは漢字が障壁となっているのは間違いあるまい。

 厚生労働省も試験の見直しに着手し、「褥瘡(じょくそう)」は「床ずれ」という具合に、平易な表現に言い換えることを検討している。

歓迎できる動きだ。

漢字にルビを振ることや、辞書の持ち込みを認めるなどさらに工夫を図ってほしい。





マスコミは専門職をなめているんでしょうか。

読売の理想が現実になるとどうなるか。






都内でクリニックに受診しようとしたら

たどたどしい日本語の看護師さんがいて、

看護師同士の会話は

英語、中国語、韓国語、タガログ語など。

スタッフ同士笑っていても内容が分からない。




看護記録も日本語ではなくなるかも。

なぜなら

医療単語がわからないから。






医師も某国出身。

日本人医師はへき地に飛ばされ、

外国人医師は都内で診療。


もちろん外国人医師は

何の学会にも

医師会にも

所属していない。







専門家としての勉強も怪しいものです。





医療情報は日本語と英語がメイン。

しかし

日本語の医療雑誌は読めない。

なぜなら

テストでは「褥瘡」も使われないから。



当然「褥瘡のための看護、介護」

という特集テーマとかまったく読めず。






もしも

日本人がアメリカに行ったなら

専門用語の習得はイロハのイの字。

わからない段階で終了、帰国。






さて、外国人クリニック。

医師に質問しても、

看護師に質問しても

ちんぷんかんぷんな答え方。





これが、読売さんの希望する

医療の姿?

しかも、これを

人が大量に余っている

歯科医師でも行う、

大量に歯科医師入ってきてください!!

って、これは某国向けのアピールですか?







マスコミは

世にも奇妙な”記者クラブ”を

解体したらどうでしょう?

閉鎖的にもほどがあります。






求める医療の姿を考えずに

単に蛇口を緩めるだけの

対策では傷口が余計に広がります。





読売が何も考えずに

雰囲気で社説を書いていることが

よくわかります。




ぜひ、社説を書いた方は

外国人クリニックに行って

平易な日本語で医療を受けてください。




それが当然なんでしょ?















(1)
■開業つれづれ:「外国人の看護師・歯科医の在留期限撤廃へ」 なぜ歯科医師も?
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1331.html
























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コメント

看護師はいいんじゃないすかw?

多分大学ナースよりは役に立ちますよw

NoTitle

記者クラブという外国メディアを排斥(申請すれば出席できると言い訳はしているが、質問することはできない)する既得権にすがりついている大読売様のおっしゃることとは思えませんねー。

ああ、医者なんて日本人だろうが外国人だろうが、どうせ奴隷なんだから、俺たち特権階級の皆様に奉仕してればいい、ということなのかもしれませんねぇ。
もちろん、自分たちの診療を外国人が行うようになるだなんて毛ほども考えてないんでしょうが。

ただ、日本の国家試験をちゃんと通った人なら、ちゃんと認めるべきでしょう。ただし、日本人医師と全く同等の義務・業務を果たしてもらうのも当然ですし、日本人医師と同レベルの知識・技能を身につけてもらうのも当たり前ですが。

そーいや、産経新聞でも「開業医のレベルが低すぎ、勉強しろ」みたいな記事を夕刊一面に書いてましたねぇ。

しかしミンス政権は、どこまで外国人(特に某国)に道を譲るんだろう。

NoTitle

読売様の意図としては、混合診療>アメリカ型医療を見据えているのかもしれません。

お金持ち&俺たち特権階級>一部の優秀な日本人医師による懇切丁寧かつ安全な医療

貧乏人>バカで不勉強な日本人医師あるいは外国人医師による適当な医療

にしたいのかもしれませんね。

どうせ

思いつきの感想文を
無責任に
指の向くまま打つこんでるだけだべ

社説を書く人間がこの程度ってことは
社格のほども推すて 知るべし ずら

これを読んで その気になってる
アホもいるんだべな

医師の端くれ

もう日本は終わり。

今まで医師不足を訴えても医師数増加は医療費抑制に反する言っていたのは誰でしょう?
患者の権利ばかり主張し倫理を踏みにじってきたのは誰なんでしょう?
いきなり方向転換でなんの定見も無く医師の輸入を訴えるマスコミが犯人です!

数々の規制+医療者の自己犠牲が日本の医療を支えてきました。
そこまで自虐的になるならばもう付ける薬はありません。
ミンスを例にサヨクとマスコミが日本を滅ぼしつつあります。
読売も同じ亡国奴だね。
二十年で日本がこんなに壊れるとは思いませんでした。

読売新聞だけでなく産経新聞も日本の医療を崩壊させようとしています

http://www.unkar.org/read/tsushima.2ch.net/newsplus/1271627331
外国人看護師、落とすための試験をやめよ

やめとけ

基本電カルでも、紹介状とかは、自筆だろ。

サウジアラビア人の書いた文字は、英語でも読めなかった。


マスコミ共通

1自虐的考え
2日本は常に海外に劣るという劣等感と日本否定3勉強不足

これが生み出したのは、民主党。
日本は終わり
チーン!

NoTitle

所詮マスゴミです。
下記の様なのもありましたね。つくづくどうしようもない連中です。

TBS「がっちりアカデミー」、“薬情拒否で90円おトク”の波紋
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201004/514946.html

またTBSですか!

まあ、あそこは【毎日】ですから、この程度のことではなんにも感じないでしょう。
番組内容の真実性チェック機能など全くないようだし、
もしかしたら、社員全員が懲罰的昇進狙ってるのかもしらん。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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