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■開業つれづれ:「臨床研修で救急医療の能力向上…修了医師調査」



新臨床研修医制度の

初めてのポジティブデータでは

ないでしょうか。



でも、これもまた

問題多い気がします。






臨床研修で救急医療の能力向上…修了医師調査

2010年4月18日14時53分 読売新聞



 6年前に義務化された臨床研修制度を修了した医師は、それ以前の医師に比べ、

救急医療の能力が高く

緊急時対応にも自信を持っている

ことが、厚生労働省研究班(主任研究者=徳田安春・筑波大教授)の調査で明らかになった。


 新研修制度は医師不足を加速

させたと批判されているが、徳田教授は

「幅広い診療能力を若手医師に身につけさせることができた」と利点を強調

している。

 研究班は昨年11月、臨床研修を修了した4~6年目の医師(救急医を除く)103人と、制度導入前に卒業した7~9年目の医師(同)105人を対象に、

救急外来を想定した26場面

で、正しい治療方法を六つの選択肢から選ばせる質問を出した。その結果、

約3か月間の救急医療研修を受けた医師

の平均点は26点中15・3点で、制度導入前の医師の平均点(12・8点)よりも高かった。また、

自信も臨床研修修了者の方が高い

ことがわかった。










>救急外来を想定した26場面




まず第一の疑問は、

質問した医師が

数年たっても

同じ知識を有しているか、

ということです。

数年たってテストの点数が低くなるかもしれません。





>約3か月間の救急医療研修を受けた医師

第2に3か月の救急研修で、


>自信も臨床研修修了者の方が高い

自信満々、

というのはいかがなものでしょう?



どんな仕事でもそうですが、

3か月は職場の入口を堂々と入れるようになったぐらいで

自信満々という根拠は

まったくないのではないでしょうか。





>「幅広い診療能力を若手医師に身につけさせることができた」と利点を強調


最後に、

この臨床研修で

結果的に何に効果があったか

ということです。





幅広い診療能力が

幅の狭い地域に限定して配分され、

結果として医療崩壊させたのなら、

「木を見て森を見ず」

というか、

検査データは改善したが、患者は死んじゃった状態

ではないでしょうか。






それでも、

新臨床研修が有効であるという

初めてのデータです。

6年もかかって

初めていいデータが出た、

というのはどうでしょう?







実際の医療現場からしたら、

「養成は万全でありました」

「話は信じるが、戦果だけが問題なのでな。もろ過ぎるようだ」


ってことです。












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コメント

たかが三ヶ月で自信満々となるって、、。
私にはそれの方が怖いです。

クリントン政権時に、一般医を増やして医療費抑制しようとして、大失敗に終わったのに、なんでわざわざそれを導入しようとするか?理解に苦しむ。

たかが三ヶ月研修で自信を持って、、。
私にはそれの方が怖いです。根拠無き自信。

クリントン政権時に、一般医を増やして医療費抑制しようとして、大失敗に終わったのに、なんでわざわざそれを導入しようとするか?理解に苦しむ。

医学部医学科に合格出来る能力は無いのですが

もしかすると医学部医学科へらくらく合格出来る様な能力のある人にとってはゲンダイの医学水準は3ヶ月で自信を持って対応出来る程度なのかもしれません
と希望的観測を書いてみます

っていうか医師も人間、患者も人間みんな人間
だからどこかで限界があると思うのですが
限界を認めず現実を直視しない方もいらっしゃるのでしょうね

非難されてもしっかりと「もう限界!終りが近い!」って言って
きちんとどうやって健康を維持して行くのかと言うことを国民的議論にしていくべきだと思います

NoTitle

  三ヶ月で自信がつく? 本人のどうしようもないカンチガイか、最終的な判断の責任の無いポジションの影響では?
  救急は、責任がかぶらない状況でやると、それなりに楽しいものです。 しかし、自分自信が医師生涯に響きかねない責任を負い、後出しジャンケンで見逃しを指摘される恐怖と日々つきあわなければならないなら、一秒でもいたくない。 おそらく、その恐ろしさを実感していないのでしょう。
  三ヶ月間、『お客さん』として過ごし、それなりに『何か見た』気になる、そんな程度ではないでしょうか。 在るか無いかも分からない無限地雷地獄を日々歩き、切羽詰った状況で判断を下し、適切な処置を適切に行う技量など、三ヶ月では身につくはずは無い。
  かつて、いろいろと怖い思いをして、『これは勉強しなければ!』と感じて、必死に救急を勉強した時期があります。 暫くして悟りました。 自分がそんなヤバい場所に近付かなければ良いだけです。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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