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■開業つれづれ:「第4部 過疎地を守る 第7回 遠隔モデル」「CT診断、中国に格安委託…大阪の会社 ネット経由で」


こんなことやっています。

遠隔モデル。












第4部 過疎地を守る 第7回 遠隔モデル


山陽新聞 2010年4月11日
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/kikaku/anshin/anshin_04_07.html

 慢性的な医師不足に悩む過疎地。どうすれば住民の命を守れるのか。新見市で奮闘する医師らの姿から探る。


TV電話で助言求める

 外来診察が一段落した正午前。医療生協阿新診療所(新見市新見)の山口義生医師(54)はテレビ電話に向かった。80代男性の胸のエックス線画像が映し出された。
 「前の検査と比べると、肋骨(ろっこつ)あたりの影が濃いですが、なぜでしょうか」
 通話相手は、太田病院(同市西方)に週1回、非常勤で診察に来ている画像診断が専門の放射線科医。
 阿新診療所の医師は、内科の山口医師だけ。「診断に迷う症例も他の医師の助言で自信を持てる。岡山県南の病院まで患者に行ってもらわずに済んでいる」という。
 市内の病院の小児科や外科の専門医にもテレビ電話を使ってアドバイスを求める。今や欠かせない医療ツールだ。

■ ■

 「遠隔医療」は新見医師会と新見市などが2004年から実証実験に取り組んでいる。
 テレビ電話は市内の4病院すべてと16診療所、14介護施設に設置。同市が市内全戸に張り巡らせた光ファイバー網でつながる。
 医師間だけでなく、訪問看護師が寝たきりの高齢者宅に携帯型テレビ電話を持ち込み、インターネットで接続した画面を通して医師が診察。介護施設では床ずれなどの入所者の健康状態を職員が撮影し、外部の医師に相談している。
 「通信で医療機関がつながり一つの病院のようになれば、1人で診療する不安が減る。若い医師も呼びやすくなる」。遠隔医療の旗振り役の一人、山口医師は期待する。

■ ■

 実証実験は08年度、国の「地域ICT(情報通信技術)利活用モデル構築事業」に採択され、ネット接続料などが2年間補助された。本年度は、市と新見医師会が接続料や機器のリース料を負担、事業を継続している。

 医師不足が深刻な過疎地の切り札ともいわれる遠隔医療。

新見には県外からの視察が相次ぐ。
 2月上旬、導入を検討中の秋田県から、県職員ら4人がやって来た。市診療所などを案内した医師会会長の太田隆正・太田病院理事長(61)に質問が続いた。
 「テレビ電話での診察の頻度はどれくらい」

「外来診察に支障はないのか」

 在宅患者32人を対象に、月2回の定期往診に加えて月1回、訪問看護師と協力してテレビ電話で診察している。その実績を太田理事長は紹介した後、広大な市域や高い高齢化率、乏しい公共交通網など市の現状を挙げ、こう強調した。
 「新見の地域性に根ざした新しい医療のかたち。住民への医療サービスアップに向けこれからも続けたい」

■ ■

 課題はある。遠隔診察は診療報酬につながらないため、負担の増す医療機関側に経営的なメリットがない。行政支援についても「契約中の複数年の機器リースが切れた後は未定」(市市民課)としており、先行きは不透明だ。
 「新見の現状は日本の医療が直面する負の縮図だ」。太田理事長は嘆く。一方で、地域の医師に根付く伝統的な「助け合い」意識が、遠隔医療を活用した「地域の患者は地域で診る」ことにつながっていると感じている。
 「ベストではないがベターを目指す」。過疎地の医療を守る関係者共通の思いだ。

◇ 第4部おわり。第5部は、運営難にあえぐ岡山県南の公立病院を通し、自治体が医療に果たす役割を探ります。



  ご意見、ご感想をお寄せください。〒700―8534、山陽新聞「安心のゆくえ」取材班。ファクス086―803―8011、メールanshin@sanyo.oni.co.jp






感覚的には

ネットスーパー。




で、このネタとドッキングさせてみます。









CT診断、中国に格安委託…大阪の会社 ネット経由で

2010年4月6日 読売新聞

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100406-OYO1T00734.htm


 医師不足などの影響で、患者の検査画像の診断をインターネットで外部に依頼する医療機関が増えるなか、一部で格安サービスをうたい中国の医師への委託も始まっている。これに対し、放射線科医らで作る日本医学放射線学会などは、診断は日本の医師免許を持つ者に限るとの指針を作成。8日から開かれる学会でも議論になりそうだ。

 遠隔画像診断と呼ばれ、病院や診療所で撮ったCT(コンピューター断層撮影法)やMRI(磁気共鳴画像)の画像を、放射線科医のいる施設などに送り、報告書を返信してもらう。

 中国人医師による画像診断を行っているのは「日本読影センター」(大阪府)。日本人医師による診断の傍ら、2008年に中国への依頼を始めた。CTなどの診断を外部に依頼した場合、国内では1件当たり3000円前後が相場だが、700~900円で請け負う。

 現在は総合病院や診療所など8施設と契約して、月約800件を中国側に依頼。吉村英明社長は「契約している中国人放射線科医は約15人おり、診断力はあらかじめテストしている。ただし、

日本の医師免許はないため、あくまで『参考所見』

という位置づけ」と話す。

 厚生労働省医事課は

「最終的な診断は依頼した日本の医師が下すとすれば、医師法に触れるとは言えない」


との見解だ。

 しかし、日本医学放射線学会などは、診断の質や個人情報の安全が保証されない可能性を強く懸念。「医師でない者(外国の医師免許のみ有する者も含む)が行うことは日本の法規に違反する」などとする指針を昨年11月に作成した。

 これに対し、吉村社長は「個人名は消すなど情報の取り扱いにも注意を払っている」などと学会の指針に異議を唱えている。

 国内のCT、MRIの合計数は約1万7000台と、人口当たり先進国中で最多。一方、専門医は5000人程度。民間調査会社矢野経済研究所によると、遠隔画像診断を利用する医療機関は昨年、1944施設と、10年で8・2倍に増えた。







2つのネタを

ドッキングさせると、

「遠隔医療で意見を聞いたら

中国の無資格の医師だった」

ということも

十分にあり得る、

ということです。







>日本の医師免許はないため、あくまで『参考所見』


>「最終的な診断は依頼した日本の医師が下すとすれば、医師法に触れるとは言えない」




こんなこと言い出したら、

どこかの通信教育の会社が

”オリジナル画像診断士3級”

とか自社製の資格を作って

「なお、当資格による診断は参考意見であり

日本の医師が診断を下せば合法です」

とか言ってしまえば

新しいビジネスチャンス!!

ということでしょうか。





なんだか

滅茶苦茶になってきましたが、

可能性としては十分にある、

ということです。





実際、アメリカに住んでいた時に

電気製品の質問をしたら

インドに転送されて

ひどく聞きずらい英語で

2時間以上、クレーム対応された

記憶があります。






まさに医療のボーダレス化です。

一番に来るのは

世界中に転送できる画像関係。

一番最後になるのは

現場にいなくてはいけない救急や

言葉の壁の大きい精神科などに

なるでしょうか。







じっくりCTを読む医師。

テレビ電話の先には

民間資格の画像診断士3級(仮)の

中国医師(日本医師免許なし)が

診断名を告げている、

最終診断は日本の医師が責任をとる、

という時代が

すぐそこまで迫っています。





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コメント

こう読みました

なんでも医師不足にこじつけているが、日本に放医が沢山いても、コストから中国に頼んでいたんだろう。
単なる法の不備をついた便乗商売。
ミンスは取り締まらないだろうな、、。

嘘800円かぁ

やはり 占い師の
ご託宣を仰ぐだか

外国人医師あり、中国に外注あり

ここまで何でもありなら、おら医師国家試験準備試験を受けたいずら。


診断問題と言えば

無資格者に依るスクリーニングを容認するこの論理が認められるなら、産科看護師に依る「内診」も、「最終的に、医師が診断する」事で合法となりますね。

NoTitle

もし下請けの無資格者による画像診断内容をそのまま受けて「診断」してしまい、結果として誤診だった場合、責任の所在はどうなるんでしょうね。

画像診断を無資格者に外注した会社は「あくまで参考意見」と言い張り、責任は取ってくれないんでしょうね。
あくまで「依頼した主治医の判断」がポイントになるなら、なんのための外注なんでしょう。

国内の有資格者が読影診断する、というのはある意味「一定の責任を負う」というのが前提だと思うのですが、どうなんでしょう。その辺、詳しい方のご意見を伺いたいです。

最終的には、日本医師の診断がないと保険から金は出ないから、日本医師の診断が形だけでもついているはず。
だから、誤診時は診断した日本医師の責任です。

金だけ払って

金だけ払ってリスクは自分持ちですか?
そんなのを利用する医師っているんでしょうか?
不思議な仕組みです

例えば企業で行う健康診断などでの活用っていうのはありうるのではないでしょうか?
と素人の思いつきで書いてみます

放射線専門医が本当に最後に診ているかは分かりません。
専門医を騙くらかして名前だけこの会社が、借りているかもしれません。あるいは無断で借りている場合もありうる。

どちらにしても、読影料請求には専門医が必要だから、この会社からの画像所見用紙を見たら名前があるはず。
それも中国人だったりして。

NoTitle

中国に委託すれば格安=原価は安いはず=日本の医療費は割高=医療費はもっと削減すべき

こうした論理を導きたいのではないかと推測しますがどうでしょう。

NoTitle

そうでしょう
なんせ外国産の医師を入れたい民主党としてはいい口実になるでしょ。
高品質には最低限のコストはかかるということが全く理解でバカ達ですから。

まあ、普天間が無くなれば、沖縄の軍事力はかなり低下します。仮に沖縄を軍事的に中国が取れば、自動的に日本は中国の支配下にはります。シーレーン取られたら何もできません。そのときはアメリカは逃げ出すだろうし。
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