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■開業つれづれ:不健全な医療を健全化 「下北医療センター健全化団体に転落」



青森では

医療センターが

終焉です。








下北医療センター健全化団体に転落

不良債務が収益の5割超


2010年2月26日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100226-OYT8T00256.htm



 むつ市など下北地域の5市町村でつくる一部事務組合「下北医療センター」の2008年度決算で、医業収益に占める

不良債務の割合(資金不足比率)が、財政健全化法の定める基準(20%)を上回る51・8%

にのぼり、センターが「経営健全化団体」に転落したことが、わかった。センターは12年度末までに基準以下に改善するなどとした経営健全化計画を国に提出する。

 センターが25日の臨時議会で決算を報告し、それによると、不良債務は59億7540万円で、所管する3病院・6診療所のうち、むつ総合病院のほかは不良債務を抱えていた。なかでも、むつ市にあるむつリハビリテーション病院と3診療所で48億2687万円を占めた。

 臨時議会では、国に提出する経営健全化計画が可決された。計画では、まずは市町村の一般会計からの繰り入れで不良債務を解消し、資金不足比率を20%以下に減らす。その上で、

むつ総合病院を除いた2病院と6診療所を各市町村に移管

するとした。





別ソース。





下北医療センター:不良債務比率51.8% 健全化計画承認 /青森

毎日新聞 2010年2月26日 地方版

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100226ddlk02040018000c.html


 下北地域の9公立病院・診療所を運営する一部事務組合「下北医療センター」(管理者・宮下順一郎むつ市長)の

不良債務(資金不足)比率が

法定の「20%以内」を大幅に超える

51・8%(08年度)

になり、医療センター臨時議会は25日、

12年度までに20%以下にする経営健全化計画

を承認した。

 医療センターによると、国の第5次病院事業健全化計画で、08年度で不良債務を解消したむつ総合病院と、

全額村費を繰り入れている東通地区診療所

を除き、いずれも資金不足に陥っている。08年度で大畑診療所は約24億5500万円、川内診療所が約15億6000万円、風間浦診療所約6億2100万円などだ。主な理由は、人口減に伴う患者数の減少や医師不足による入院患者の制限に伴う収益減など。

 計画では

各市町村が12年度まで順次、所在する病院・診療所に一般会計から繰り入れ

最終年度に不良債務比率を14・6%まで下げる。各病院・診療所の運営は市町村に移管され、

事実上、医療センターは解散となる。

【松沢康】











>12年度までに20%以下にする経営健全化計画

負債が20%で健全、と言えるんでしょうか。






医療を採算とリンクして、

人口減少、高齢化をかけたら

こうなります、

というのが最先端の青森の結果です。




事実上、医療センターは解散となる。


中途半端な規模の病院、診療所は

続々と廃業、解散していくことでしょう。






4月からはさらにきびしい

都市型の診療報酬改定があります。

大規模な救急センターを持っている病院や

小児科が複数人いる病院なら増収です。





逆に

田舎、へき地の医療は

24時間働いて30円加算

とか他業種のサービス業な

らあり得ないほどの悲惨な

土下座奴隷加算を取らないと

即死するかもしれません。





こんな加算、3割の診療所がとる、

と言ってますが、

ふざけるなと言いたいです。

逆に、

あまりのふざけた国の料金設定に

24時間対応をするところが

減る可能性すらあります(1)。




うちも、4月からは

時間外は電話対応は

しない方針にしました。

だって、24時間対応でようやく30円。

それ以下なら

電話対応に価値はない、

と国が設定しているわけです。






今後は全国が、

青森化していくことでしょう。




都市部の

規模が大きい病院だけが生き残り、

地方の中小規模の病院、診療所は

お取りつぶし、あるいは

奴隷化して支配、

というのが今回の診療報酬改定ですから。















(1)
ステトスコープ・チェロ・電鍵
地域医療貢献加算=10円

http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-1649.html





















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コメント

ニワトリですら三歩は覚えているのに、命大事をすでに忘れている鳩ぽっぽ内閣でなにを期待しているのか不思議です。
医師会は民主支持になりそうだし、歯科医会は民主支持、看護協会も揺さぶられ中。
なんせ、日教組による指導で学力先進国最低になりつつある日本。若い人の将来悲観率は世界で一位。
こんな左翼の政治遊びが国を支配しているんですよ。
未来なぞあるわけがない。諦め 今の日本にはこれしかない。

NoTitle

一定の医療を維持するためにはほぼ確実に赤字になる経営システムを、一般会計で補てんするってだけの話でしょう。
特にこの地域は原子の力で一般会計に余裕があると考えられるので、簡単に補てん可能なんでしょうね。
再建計画自体がとっても安易。

ところで、地域医療貢献加算、名前の付け方がいやらしいですねぇ。これを取ってないところは地域医療に無関心である、というイメージ戦略。
素直に24時間365日対応加算とすれば、さすがに一般の人も、そりゃおかしい、と感づかれるからなんでしょうが。

もちろんうちはそんなもの取りません。

医師の労働のけっこうな部分がボランティア(見返りを要求しない善意による無料奉仕)だ、ということを信じない官僚らしい発想なんですが、ちょっと金をつけてやるから、今までボランティアでやってたことを義務にします、なんて言われたら、皆ボランティアですることも辞めるようになります。

3割がこの加算を取る=3割は自らの生活を犠牲にしても背に腹は代えられないほど経営が逼迫している、ということを厚労省はしっかり理解しているんでしょう。
おかしいですね。厚労省データによると、開業医は「許しがたいほど」儲かっているはずですが。

そんな事より鰻釣りに行こうぜっw

   r ‐、
      | ○ |          r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒・    ¨,、,,ト.-イ/, l 地域医療貢献
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)   加算は30円 。
    │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|  一日100人再診    
│  〉    |│ |`ー^ー― r' |  でも3000円だ。
   │ /───| |  |/ |  l  ト |  寝てた方がマシ
 |  irー-、 ー ,}  | /    i     だな
    | /   `X´ ヽ   /   入  |

NoTitle

  医療を『健全化』すると、医療ソノモノが無くなる。 笑えないけど、笑うしかありません。 国家財政の『健全化』によって、公的医療が頓死する可能性も、考えておくべき段階に入ったのかもしれませんね。

未来なぞあるわけがない。諦め 今の日本にはこれしかない。
⇒ 明らかにすると書いて、『明らめ』。 どないしようもない現状を、それでもシッカリ見定めて、自分のみの振り方を考えなければなりません。 投げやりになっても、何が解決するわけでもありませんし、辛いトコですわ、ホンマに。

厚労省の迷走

厚生省の発表
>研修病院1072施設の1年目の平均給与は年410万円だったが、700万円以上も26施設あった。最高は1075万円で、最低の204万円と5倍以上の差がある。
給料の高い病院に補助金を削るとのこと

高い給料を払うのは、そうでないと人が集まらないから。例えば僻地など。最低の賃金のところは、それでも人が集まる=優秀な研修先。要は需要と供給。
厚労省はもう何をしたいんだか、さっぱりわかりません。
鳩山は、国鉄の元活動家に270億円ぽーーんと払う癖に、医療センターにお金は出さないし30円んで24時間働けという。バカ鳩のいう助けたい命って、社会党とつながっている人だけ 在日 活動家、日教組 の命なんでしょうね。

NoTitle

昨日の国会中継を見ていたら、財務大臣が
「医療、介護でGDPが増える」といってましたよ。

NoTitle

>「医療、介護でGDPが増える」といってましたよ

高齢化に伴い、患者数は増加しており自然増の医療費はあります。しかし介護に関しては、介護職の低賃金に対して、非常に離職率が高く、現在ですら維持は困難。
これ以上の介護による職種としての数やGDP増加は望みにくいです。わずかには増えるでしょが、維持する人がどんどん辞めていれば無理です。
バカ鳩政権で大事な命は、在日 活動家、日教組の命だけです。

じゃ、財政赤字国家の政府はどこへ移管したらいいの?

いつもいつも思うけれど、根本的な問題として、医療機関という社会インフラ施設に「財政健全化」とやらの基準を当てはめる必要があるんでしょうかねえ。

それなら警察も消防も図書館も、全部赤字を理由に潰していいのか?だいたい役所なんて全部赤字じゃん。収益ゼロなんだから。でも社会インフラだから許されるわけでしょ?じゃあなんで病院は駄目なのか、という議論がないのが不思議。皆さん、本心では病院不要だと思っているのか、単にそういう思考能力自体がすでに国民から失われてしまっているのか。

どうしても黒字にしたければ、同センターに頑丈な入り口ゲートを作り、そこで全額私費前払いの自費診療施設にして、その地域では救急車はそこでしか受けないとかすればいいでしょう。もちろん非道ですし非現実的ですが、国が決めた診療報酬に従って医療をして赤字になったからという理由で潰すのも、これと同じくらい非道で非現実的だと思います。

下手な図式ですが…

病院が社会インフラか否かということは、つまり下図の上段に病院を入れるか入れないかです。社会保障費という名前がついていますが、本質的には国民が納めている「税金」です。何も変わらないはず。

【国家】社会インフラの運営(役所・警察・消防等)
     ↓  ↑      ↓     ↑
    課税 納税    提供   無償利用
     ↓  ↑      ↓     ↑
《国民》 資本活動     日々の生活

病院を上段にも下段にも入れず中途半端な状態に置いて、ご都合主義でその場その場で都合良く扱うから、矛盾がどんどん蓄積するのです。もう国有化病院と民間病院、つまり上段と下段をきっちり分けるべき時ではないでしょうか。そうすりゃ実にすっきりすると思うんですが。

私はこう思います

本当に医療経済健全化をするならば、28兆円(掛け金20兆+国費8兆)でどこまでう医療をする どこまではもう医療をしないという枠を決めないといけません。

例えば、
70歳以上は新規透析導入はしない
生活保護は医療制限をする。
高齢者の延命処置は自動的に制限する
僻地はある程度見捨てる(経済的に引き合わない場所)
などです。
ときに私が腹が立つのは、生活保護の人の医療費用制限なしなのに、むしろ働いている人が3割の負担を出来ず十分医療出来ないということが非常によくあります。
やはり、全体的に制限をかける これしかないと思います。

「地中海病院」

どこかで読んだけど地中海病院方式しか無いですよ
http://ncode.syosetu.com/n0204e/
これだこれ
これしか無いですよ
医療費の負担を減らしたいんでしょ
でも、実際には高度化してコストはどんどん上がってきているんですよ
そうなったらお金を持っている人にだけ良質な医療を提供して
そうでない人には死んでもらうしかないんじゃないかって
私には思います

素人の私でさえそう考えるのに
新聞記者の人ってバカなんですか?

NoTitle

  名前忘れていました(医師のはしくれ) サマのご意見に、賛同。
  資料を集めて論じようと思いつつ、ツイツイ先延ばしになっていましたが、私の意見の基本は『高額医療費』に対する制度の変更です。
  現在の日本人は、生涯のうちで、死亡前に多くの医療費を使います。 まして、団塊世代の高齢化に伴い、死亡者は増加します。 現状のままで放置すれば、医療費の増大は確実でしょう。
  ○○歳以上の医療費に関して、月○円以上の部分は完全に自己負担とする。 ADLの一定以上の低下があった場合も同様。 その前提として、基準を作成するための全国的な調査を行う。 制限を設けることにより、受診の機会を一定程度保障する。
  死亡前に『トニカク何でも』と膨大な医療費を投入することを制限するのが目的であり、特に差別の意図などはありません。 本当の地獄は何か? 本来医療を受けることによって改善の望める国民が医療を受けられない一方で、助かる見込みが極めて低い者に巨額の公費が使われることです。 公費を用いる以上、道路でも医療でも、それに見合った費用対効果は常に問われるべきです。 命はプライスレスだというのならば、医療に無限の富を投入できる確かな見込みを示して下さい。
  モチロン、自己で負担に耐えられる場合は、どんどん高度医療を受けるのも自由。 本当に口で言うほど命が大切ならば、その為には自分のお金を惜しむ人間はいないハズ。

健全化おめでとうございます

健全化ですか。おめでとうございます。これまでさぞや不健全だったのですね。健全になるのですから転落だなんて否定的な言葉は使わず、昇格と表現してもらいたいものです。日本全国津々浦々まで一日も早く健全化することを願っております。

菊花病院と地中海病院

ゆりあ さま
ご紹介ありがとうございます。思わず読み切ってしまった。妙にリアルに書かれているなと思ったら、作者は医師なんですね。

先に動いたほうが負ける

ゆりあ さん

国も地中海病院方式に早く移行したいのです。
ただし、自分たちが悪者にはなりたくないから、
医師側から『保険診療やーめた』を言わせたいのです。

だから我々は静かに立ちさり、医療はルールに従って死ぬのが一番よいのです。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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