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■開業つれづれ:”狂った二択” 「診療報酬改定:再診料統一 勤務医の待遇改善狙う 開業医の「残業」には手当」

医療崩壊だ、大変だ

と言いながら

診療所の再診料を引き下げる

国の方針。




結局、財務省の言いなり、

というわけです。




診療所はたいてい医師が一人。

”社長”である診療所の医師は

労働基準法が適応されません

から、

24時間働きっぱなしでもかまわない、

ちょっとだけ加算をつけたら

診療所の医師が24時間働くだろうから

今度は診療所の医師を死ぬまで使いまくれ、

という

悪魔の診療報酬改定

です。








今度は診療所が崩壊します。






診療報酬改定:再診料統一 勤務医の待遇改善狙う 開業医の「残業」には手当

毎日新聞 2010年2月11日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100211ddm002040081000c.html



 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 政治>

 2回目以降の外来診療時にかかる再診料について、厚生労働相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)は10日、4月から病院(200床未満)、診療所(開業医)とも690円で統一することを決めた。病院は今より90円引き上げる一方、診療所を20円引き下げ、疲弊ぶりが指摘される病院勤務医の待遇改善を図る。一方診療所でも、24時間患者の対応をするなど、地域医療を支える医療機関は減収とならないよう加算を設ける。結局、厚労省から狙い撃ちされたのは、定時に閉院し、休日や夜間は診療しない都心のビルに入居するような「クリニック」だ。【佐藤丈一】

 収入が多いとされる開業医の取り分を削り、病院勤務医に回す--。開業医の再診料引き下げによる価格統一は、かねて厚労省が目指していたものの、開業医を中心とする日本医師会(日医)やその支援を受ける自民党の意向もあり、踏み切ることができなかった。しかし、政権交代後、厚労省入りした政務三役は中医協から日医の代表委員を外し、開業医の再診料引き下げに布石を打った。

 とはいえ、新たな中医協委員にも開業医はいる。10日の中医協で、学者ら公益委員が690円での再診料統一案を示した際も、診療側委員は「結論ありき。許容できない」と退席し、議論が中断する一幕もあった。

 結局、診療側委員が反対できなかったのは、開業医の引き下げ幅を20円にとどめたためだ。それでも、

病院は90円アップで約180億円の増収

になる一方、

開業医は約200億円の減収

となる。

 さらに10日は開業医を説得する案として、

(1)かかりつけの患者からの電話に24時間対応できる体制を整えている

(2)医療費の明細書を無料で発行できる

--開業医については、再診料に加算する制度も示された。

(1)(2)とも実施すれば、事実上再診料の現行水準が維持

されるようになっている。

 厚労省は、こうした仕組みにより、「残業」をしなかったり、患者へのサービス意識に欠ける開業医が減収となるよう意図している。同省は、夜間や休日、病院の外来に訪れる軽症患者の足を開業医に向けさせることで病院勤務医の負担軽減を図る意向だ。

 このためにも、24時間体制で頑張る開業医の意欲をそぐわけにはいかないという事情もある。

 しかし、診療報酬全体の伸びが0・19%と低いうえ、入院費を大幅にアップさせるという新政権の考えもあるため、外来診療充実というにはほど遠い内容となっている。

 10日は患者が医療機関で、リハビリや傷の手当てなどを受けず、問診だけだった場合などに上乗せされる「外来管理加算」(520円)の扱いも決着した。前回改正で、問診が5分を超えないと加算ができないようになった「5分ルール」について、医療関係者は強く廃止を求めていた。今回、5分ルールは廃止されたものの、投薬目的で症状を確認するだけの「お薬受診」では加算を認めないという新たな条件も設けられ、開業医の間には「減収は必至だ」という不満が出ている。

==============

 ■ことば

 ◇再診料
 外来で2回目以降の診療時に算定される。現在、病院(200床未満)が600円なのに対し、診療所は710円と手厚く、収入の1割を占める。外来患者を中心に診るのが開業医、入院や手術などは病院--という役割分担を明確にするため、1985年の診療報酬改定時に病院より開業医の単価を高く設定した。より入院機能を重視する200床以上の病院には、再診料はない。4月からの価格統一で、医療費の窓口負担割合が3割の人は、再診料負担が診療所なら6円安くなる一方、病院では27円高くなる。






>病院は90円アップで約180億円の増収

>開業医は約200億円の減収


つまりは、

単純に20億円、金が浮くからこの案ね、

という

医療崩壊とか

日本の医療の進路とか

まったく関係ない金銭的なレヴェルで

きまったということです。






想像してみてください。





>(1)かかりつけの患者からの電話に24時間対応できる体制を整えている

ということの意味は、

赤字の中小企業の社長に、

(開業医の3割は赤字)

国がいきなり

お客さんあたり20円削っておきながら、






「ただし、社長自身が24時間、

お客のクレーム対応したなら、

お客さん一人当たり10円上乗せしますよ

(追加の金額は未定)」



と、つぶれそうな会社に向かって言うようなものです






社長の基本的人権は

全く考慮されておりません。

「いやなら一人単価を20円、削減したままです」

国は平気で答えます。




「地域に貢献しなさい。24時間、休みなく」



つまり、

減収に苦しむクリニックの院長は

さらに再診料を下げられて

苦虫をかみつぶすような顔をして決めるのです。

「…24時間、電話応答をしよう…」





>(1)(2)とも実施すれば、事実上再診料の現行水準が維持

あっさり書いてますが、

個人事業主、中小企業に24時間クレーム対応なんて

大企業でもやっていないことを

やらせようと誘導すること自体が

あまりに国策として無慈悲です。







かくして、中医協のメンバーは

ぐっすりと眠りこけ、

全国の開業医は24時間、

わずかな加算のために

患者さんからの電話を待つ、

という非常なルールを課せられたのです。





あまりに安い診療報酬に、

取引するような24時間ルール。

これほどまでに非人道的なルールを

なぜ容認するのでしょう?





「悪い奴ほどよく眠る」

とはよく言ったものです。





「地域に貢献しろ」という美名で睡眠を削り取られる開業医。

そうでなければ、診療報酬削減。




これが、ミンスの実行する

医療対策です。





医療を救います!

と言いながらミンスは

「眠らないか、赤字でつぶれるか」

という

”狂った二択”

を迫っているのが現状なのです。



マスゴミはそれを”当たり前”と

表現し、追い打ちをかけています。

”当たり前”のどこに医療崩壊に対する対策があるのでしょう?


”狂った二択”は

医療崩壊をさらに加速するだけです。





























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コメント

最初、ミンスは馬鹿の集まりだと思ってました。
間違いでした

キ◎ガイの集まりです

あるいは、左翼本質むき出し日本破壊活動なんでしょうか

NoTitle

文系人間の頂点である官僚が理系人間の頂点である医師を憎むのはわからないでもないですが、政治家すら「医師は国民の奴隷でかまわない」としたところが狂ってますな。

おーい、どこかのミンスに擦り寄った地域医師会の方々、支持したミンスには「お前ら24時間奴隷に決定な」といわれたわけですが、まだ応援しますか?

バカらしいから、うちでは20円下がっても、24時間対応なんていたしません。夜も寝れず、休みも出かけられないような(どうせ認定基準はそうなるに決まってます)非常識な制度には付き合いきれません。同様の理由で、明細書の発行も遠慮させていただきます。どう考えても、20円以上コストがかかりますから。

NoTitle

24時間電話対応の開業医なんているのでしょうか?
うちももちろんQOL重視ですのでそんなことはしませんよ。そんなことより電話再診料を素直に払う人なんていないのでまずは電話再診料のことをもっと国民にアナウンスしてくれませんか?

無意味だなあ

v-362あんまり効果のある、改革とは思えないな。



小児科に限らせて言わせていただけば、保護者の場合だと、夜中子供が熱を出したとき、すごくきつそうだけれど、どれくらい悪いのか見極めをつけてほしいだけなんです。

それだったら、新型インフルのときみたいに、いったんコールセンターみたいなところに看護士と相談できて、食う寝る遊ぶがどれくらい悪いとか、吐いてたらどんなことに気をつけて、今すぐに静注に行ったほうがいいのか、朝までみていいのかとか、相談にのってくれるようなとこがあって、そこからどこに、行ったらいいのか、指示してもらえるシステム。

そういうのがあったら、いいなと思うわけなんですね。

赤ちゃんが生まれたら、自治体によっては、絵本をプレゼントしてくれる場合もありますが、それよりも聴診器に、500円前後の補助金をつけてくれたり、(あるとすごくいいものです、子育て世帯は1つあるだけで、熱が高くても肺が綺麗かわかれば余裕が持てます)。


診療所が田舎とか、クリニックが都会の、ビルかはあまり関係ないでしょう。

自分の戦力と、手持ちの資源(薬、設備、マンパワー)でどこまでが、戦えて、もうそこから先は応援部隊に引き渡すのか、その判断が親も医師もむつかしいのですから。

NoTitle

夜間電話再診料10000円にしてくれたらやってもいい。
大体医師のバイト時給ってそれくらいでしょ。
それとかかりつけ加算で始めから月10万とかね。

でも今でも職場自宅一体だから24時間受けてるんですけどねw

NoTitle

いまどきテナント開業でない開業医がどれくらいいるんでしょう。
いやまあ、ウチは自宅開業ですが、それでも24時間対応なんてチャンチャラやってられませんぜ。
24時間対応の意味を分かってるんでしょうか>役人
かかってきた電話は全て対応、必要なら診療所を開けて診察(あるいは往診)なんてなったら、現実には夜に寝ることも、日曜日に家族サービスをすることも、学会に行くことすらできなくなります。

勤務医は当直(という名の夜勤)をしなくていいように、開業医は毎日24時間休みなく対応しろ、というのはやはり労働基準法の適用があるかどうかと、時間外手当が必要かどうかの問題なんでしょうね。そういうトラブルが法的にない連中は奴隷にしてもいい、という考え方なんでしょうな。

少し前に、後期高齢者の問題で24時間在宅診療に対応しろ、と言った時よりも狂ったことを言っているのだ、って分かってますかね?

医療制度改革を

もう今の制度では医療が成り立たないんだから根本から再構築しましょう。

温度間の違い

この不況で民間企業に勤める人たちの給与ボーナスカットがきついなか、開業医だけが特別扱いで当然と思っている温度間の差に愕然とします。

赤字だなんだといいながら、クリニックの開業医の生活ぶりはやっぱり派手ですよ。

NoTitle

だからお前ら開業しすぎなんだよwww
勤務しとけって

下働きさせてやるから

>かなおう
お前より賢いんだよ
キエロ

NoTitle

かなおう
消えてくれ
医療にはバブルはなかった。
あと、医師は6年制大学の特殊専門職です。
民間企業?と一緒にはしないでくれ。

また、医療はここ10年不況続きである。
(民間企業は不況後の業績改善があり、そこからの低下だが、医療は10年以上下げられっぱなし。)
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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