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■開業つれづれ:「「医療注意義務怠った」 患者遺族2人が富山大を提訴 」”間質性肺炎を疾患する?免疫抑制剤「ミノマイシン」?”

なんだかすごい間違いだらけの記事発見。


なんだ、これ?




肺炎を疾患する?





うーん、新語なんでしょうか。

>肺炎を疾患していないか

って、書いた記者の

脳が疾患していないか

心配。







「医療注意義務怠った」 患者遺族2人が富山大を提訴


2010年1月26日 読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20100126-OYO8T00881.htm


 富山市杉谷の富山大学付属病院で2007年12月、同市の男性患者(当時60歳)が間質性肺炎で死亡したのは、担当医が医療注意義務を怠ったためとして、男性の遺族2人が富山大を相手取り計約9700万円の損害賠償を求める訴訟を富山地裁に起こしていたことが25日わかった。

 訴状などによると、男性は同病院でリウマチの治療中だった03年、病状が改善しないため医師が

間質性肺炎を疾患する

恐れのある

免疫抑制剤「ミノマイシン」

の投薬を開始。医師はレントゲン撮影などにより

肺炎を疾患していないか注意する義務

があったうえ、男性が05年11月以降、「せきがひどい」と訴えたが、検査を怠ったとしている。

 男性は06年5月に別の医師の診察を受けたところ、既に肺の半分近くの細胞が死滅し回復不能な状態で、07年12月に死亡した。遺族側と大学側は、昨年8月から3回にわたって富山簡裁で調停を進めてきたが、昨年末に不調に終わった。富山大学は「医療上適切な措置は施していた」とし、全面的に争う姿勢を示した。







>間質性肺炎を疾患する

>免疫抑制剤「ミノマイシン」


なんだか

ダブルで間違えられていて、

読んでいて気持ちが悪いです。




肺炎を疾患する、ってなんでしょう?



いつからミノマイシンは

免疫抑制剤になったんでしょう?

しかも、

かぎカッコ付きで間違っているし。





肺炎を疾患していないか注意する義務

何重にも間違えていますが、

こんな文章でいいんでしょうか?





記者って、日本語のプロだと思うのですが、

これってOKなのでしょうか?



もし同じレヴェルの間違いを

新米医師やったら

マスコミは袋叩きにするんでしょうけど、

身内のミスにはどう対処するんでしょう。




もしかりに

対処すればの話ですが。














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コメント

NoTitle

ミノサイクリンって、こんな使い方もあったんですね。

慢性関節リウマチに対するミノサイクリンの有用性の検討
ttp://www.okmicro.co.jp/Abt/riumachi38.pdf

>REXさん

いつも大変お世話になっております。
おっと、これは知りませんでした。ミノマイシンの長期投与による間質性肺炎なのでしょうか。保険点数的にはどのようにしているのでしょう?

とりあえずは記事はこのままにしておきますが、訂正が必要でしたら随時ご報告させていただきます。

ご指摘ありがとうございました。

おそらく

膠原病医というわけではないのですが、割と近い専門領域なので関節リウマチの患者さんを診なければならないことも度々あります。
これって、「ミノマイシン」ではなく、メソトレキセート(商品名リウマトレックス)ではないでしょうかね?
むしろきちんと採血をみていなくて、いきなり血球減少で重症感染合併の患者を、外科系の某科が送りつけてくることの方が多いのですが・・・

>匿名の内科医 さん

コメントありがとうございます。

MTXなら話はつながるんですが、なんだかよくわからない記事です。一歩間違えば誤報(すでに誤報ですが)になるんですが、読売の記者もこの程度ということなんでしょうか。
それとも、

脳が疾患している

のでしょうか。

NoTitle

ちょっと能書をチェックしたんですが、ミノマイシンは一応間質性肺炎・PIE症候群という副作用がありますね。ただし頻度不明。
その場合、ミノマイシンによる間質性肺炎合併が予期された、という責任はないのが普通ですが。

ただし、MTXとは併用注意(MTXの作用が増強されることがある)になってます。
MTXも間質性肺炎・肺線維症の副作用がありますし、この組み合わせで漫然と使っていたのなら、提訴自体は有意かもしれません。

ただし、慢性関節リウマチ自身が間質性肺炎を起こすことは(医師の間では)よく知られておりますので、その因果関係の証明は難しいかと思います。まあ、間質性肺炎に対するフォローを怠っていた可能性はありますが。

どちらにしても、新しい用語の使い方?ってやつですね>読売
これをきっかけに流行りそう。

「疾患する」(w

ここも・・・

「既に肺の半分近くの細胞が死滅し回復不能な状態」
ってどういう診察すればこんなことが言えるのか?
まあおそらくは脳内変換されているんでしょうが。

NoTitle

RAにミノマイシンを処方する事は時々あります。保険適応外ですが...
元々間質性肺炎があり、MTXやブシラミンが使えない症例で、SASPなど無効の場合や、既存の抗リウマチ薬を使い果たして、生物学的製剤を使えない理由がある場合ですが。この症例もそういったケースを考えます。
薬剤性間質性肺炎にしては経過が長過ぎるように思います。もう少し急性の経過を辿り、ステロイド治療反応性も悪くありません。

リウマチ肺の自然経過だったら、何の不思議もありませんが...

NoTitle

なるほど、ミノマイシンをMTXに置換するとしっくりきますね。
>>06年5月に別の医師の診察を受けたところ、既に肺の半分近くの細胞が死滅し回復不能な状態で、07年12月に死亡した。

まあ、CTで肺野の半分くらいが間質性肺炎で真っ白だったということでしょう。そこから1年半以上(多分間質性肺炎の)治療をした結果亡くなったわけですね。上の先生がおっしゃってるとおり、間質性肺炎だけにしては経過が腑に落ちません。

 それにしても、もし釣りでこういう間違った記事を書いていたとしたら記者の才能に嫉妬w

さすが毎日新聞の記事!!

> 父親らは、手術で人工呼吸器を気管に入れるのに手間取ったため低酸素血症になり、さらに採血したことで脳への酸素運搬能力を低下させたと病院側の過失を主張していた。【福泉亮、大野友嘉子】

この記事もスゴいですよね。
署名記事にする自信があるみたいだし、。。。。。。。


ttp://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100125-OYO1T00241.htm?from=main2
排尿剤のはずが降圧剤、薬取り違え患者死亡…愛媛・新居浜

googleさんに「もしかして利尿剤?」て聞かれます。
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