2009/12/18
■開業つれづれ:「産科医、10年ぶり増 医師不足の診療科で反転」
産婦人科医師の増加、
ですか。
いやはや、
そろっております。
介護、医療業界における
この”献身”という感覚が
一般他業種の方と大きくことなる点です。
天は自ら助くる者を助く、と言いますが
火中の栗を拾った方々は
救われるのでしょうか。
それともすでに救われて
かの職に就くのでしょうか。
産科医、10年ぶり増 医師不足の診療科で反転
NIKKEI NET 2009年12月17日 21:02
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091218AT1G1704H17122009.html
出産を担う産科や産婦人科を主な診療科とする医師の数が、2008年末時点で10年ぶりに増加していたことが17日、厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師調査」で分かった。外科医も12年ぶりに増加した。前回調査で減少に転じていた麻酔科も再び増えるなど“医療崩壊”の象徴ともいわれる診療科で増加した。
調査は2年ごとに実施。今回は昨年末時点の就業状況などを医師らが提出した届出票に基づき集計した。医療機関で働く医師は27万1897人で、1994年から年々増加している。
主な診療科別では、内科が6万2845人で最多。
産科と産婦人科
は98年を境に減少が続いていたが、計1万389人で
前回(計1万74人)から微増
した。外科も96年を境に減っていたが、2万2002人で428人増加。麻酔科も7067人で858人増えた。
オリジナルデータはこちら。
平成20年(2008)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/08/index.html
PDF形式です。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/08/dl/gaikyo1.pdf
データの後ろには、
図7 都道府県(従業地)別にみた医療施設に従事する人口10 万対医師数
とか、埼玉県がダントツびりな
データもありますが、
またどんなコメントが出るのか
興味あります。
また、面積あたりの医師数
とか言い出すのかな(1)。
どんどん医療費は削減され、
医師数は増加し
現場対策は立てられない。
IT関連など他業種を食わせる
施策ばかり。
医療の献身性が
逆に医療を滅ぼす、
というデータになるのでしょうか。
(1)
埼玉 医師数最下位 医療機関数「ワースト1」に上田知事反論
http://ameblo.jp/med/entry-10036781606.html
コメント
産婦人科なら
医療施設に従事する医師総数のうち20%は60歳以上なんですね。無理はきかないですね。
(某掲示板で発見)
小諸厚生総合病院:常勤医師の体調不良で分娩休止 /長野
http://megalodon.jp/2009-1217-1347-39/mainichi.jp/life/edu/child/news/20091217ddlk20040032000c.html
小諸厚生総合病院は産婦人科の60歳代の常勤医師が体調不良で療養するとして、16日から分娩(ぶんべん)を休止した。既に予約が入っていた来年6月までの分娩約60件については、佐久市内の病院などに紹介して対応している。妊婦検診などはこれまで通り、週2回、非常勤医師2人が担当する。
同病院では、常勤医2人のうち今年3月に60歳代の医師が病気療養で休診し、もう1人の医師が4月に退職したことから、4月以降の分娩を休止。7月に医師が療養から復帰したため、合併症などのリスクがない正常分娩に限って再開していた。同病院では「常勤医の確保に努め、一日も早く分娩の扱いを再開したい」としている。【藤澤正和】
2009/12/18 16:33 by REX URL 編集