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■開業つれづれ:「大野事件で事故調査の実施を要望―医療問題弁護団」






大野事件。

今もなお、

日本医療に大きな傷跡を残しています。






医師と患者さんの関係、

産科医問題、

医療と刑事罰の問題、

医療費抑制問題。




数多くの問題が浮彫りされましたが

実際は、そのほとんどは解決をみていません。








大野事件で事故調査の実施を要望―医療問題弁護団


更新:2009/11/24 20:35   キャリアブレイン



http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25302.html

 「医療問題弁護団」は11月20日、昨年9月に無罪判決が確定した「福島県立大野病院事件」について、「刑事事件の無罪判決で解消されているとは思われない

多くの疑問点、問題点

が再発防止には必ずしも活かされないまま、

なお未解明のままに残されている

」などとして、事故調査委員会を設置し、調査を実施するよう求める要望書を「日本産婦人科医会」などに送付した。

 同弁護団では、今年2月に遺族の協力を得て訴訟記録を入手。弁護士13人で構成する検討班が、大野病院事件の刑事事件の審理と無罪判決により、事故原因の究明や、再発防止がなされたかどうか、資料や専門医からの意見聴取を基に検討を進めてきた。検討班は今月中旬、報告書をまとめた。

 報告書は、刑事事件では審判の対象が限定的なため、訴因以外のインフォームド・コンセントの有無や医療体制や医療制度上の問題点などが主要な論点にならず、再発防止のために本来議論されてよい論点が十分に解明されなかったと指摘。また、

医学文献が16点しか証拠採用されていない

ことを問題視し、「ある医学的論点について一般にどのような議論がされてきたかを、文献の裏付けを持って正確にトレースするような立証は、必ずしも十分なされているとは思われない」とした。さらに、刑事訴訟手続きが刑罰権の発動を直接の目的としていることを挙げ、

再発防止のための教訓をくみ取ろうとする指向性は極めて不充分

と指摘。
 その上で、「死亡原因・死亡に至る機序は解明されたか」「事故後の対応は、適切だったか」など10項目を調査・検討すべき論点として挙げている。

 検討班の報告書を受けて同弁護団は、「同事件について、その後、『専門家集団による透明性のある事故調査』が遂げられ、あるいは『専門家中心の第三者機関』が設置されてその成果が広く国民に対して開示されるということは、今日に至るまでなかったように思われる」などとして、「日本産婦人科医会」「日本産科婦人科学会」「日本麻酔科学会」に対し、事故調査委員会を設置し、原因究明や再発防止を図るよう要望している。

【大野病院事件】
 2004年12月17日、福島県立大野病院に入院していた妊婦が帝王切開の手術中に死亡。06年2月18日に福島県警と富岡署が業務上過失致死と医師法違反の容疑で執刀の医師を逮捕した。07年1月26日の初公判以来、弁護側は一貫して無罪を主張。公判では、▽出血などの予見可能性▽出血が始まった後も胎盤の剥離(はくり)を続けたことの妥当性―などが争点になっていた。08年8月20日の無罪判決に検察側は控訴せず、9月に無罪が確定した。







大野事件の

アウトラインについては

いまさら言うまでもないのですが、

(1)なんか読んでみると

かなりサクッと理解できると思います。





ちなみに(1)の作者は農家の方です。

すごいよ、これ。





医学論文が採用されないのは

通常、医療側の不満であり、

他の裁判でも

重要な論文を大量に不採用、

という話も伝え聞いています。





司法と医学はこれほどまでに相性が悪い、

というのも露呈しましたし、

司法に引っ掛かるような位置での

医療行為は自分の身を滅ぼす、

ということも

”検察による正義の鉄槌”で

よく理解できました。








いまはただ

政府やマスコミが

日本の医療が世界一の座から

「友愛」という名のもとに

引きずりおろされるのを

唖然として見ているしかありません。






理系分野では

「2位じゃだめなんですか」

というのが「友愛」基本方針のようですから、

どんどん医療も科学技術も

2位グループ以下に転落することでしょう。














(1)
■一般向け(笑) 医療問題サイト 「☆医療問題を注視しる!その3 大野病院事件☆」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-97.html


☆医療問題を注視しる!その3 大野病院事件☆
http://www.geocities.jp/vin_suzu/iryou3.htm






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コメント

NoTitle

この弁護士さんたちは何を求めているんでしょう。
もしかして、裁判の場で「原因究明」と「再発防止」を求めているのかな?
裁判は、医療関連裁判の場合、「医師にミスがあり、責任があったかどうか」を判断するためだけに必要な情報がやり取りされ、自分に不利になる証言・証拠はお互いが求めない限り提出する必要がないのが普通ではなかったのでしょうか。

とくに大野病院の件で再発防止となると、「分娩を扱わない」のが究極の再発防止策になるでしょうし、それ以外の手段で今回のような症例を防止できるとは思えませんが。
原因はもちろん、「胎盤癒着」ですよねぇ。

それともこの人たちは、「人が死ぬときにはたいてい医者が診ているはずだから、必ず医者にミスがあるはずだ」とでも思っているんでしょうか。

まったくもって意味不明です。
誰が彼らにこんなことをさせているのかは、興味深々ですが。
それともいわゆる義憤とやらに駆られての無料奉仕なんでしょうかね?

多分弁護士さんもお金が欲しいんだと・・・

私の医学の知識は高校の生物と保健。大学の教養の保健の授業で構成されています
一応大学中退なので学問的なトレーニングは中途半端です
そんな私から言わせてもらえば法律の専門家である弁護士さんが医学教育も受けていないのに論文を読んで理解するって無理なんじゃないですか
そもそも法学部の人って自然科学ほとんど勉強していないでしょう
私自分旧司法試験の勉強をしましたけど、医学の知識は必要なかったですし試験にでません
弁護士さんもいまや供給過剰ですので「事件」を見つけて「換金」しなきゃいけません
だから過払い金訴訟とかやっているのです
けっして正義の味方じゃありません
お金が欲しいだけです
素人にも見透かされる事をして恥を知れって思います

何がしたいんでしょうねえ、ほんとに

 Seisan様のおっしゃるとおり、私にも彼らが何をしたいのかよくわかりません。

>成果が広く国民に対して開示される

 当然国民が納得できる様に開示される事を願うわけですが。結論に至る経緯、推論プロセス、根拠となる情報そのすべてが開示されるとすると・・・・患者のプライバシーはどうなるんだ!
 一方、患者のプライバシーに配慮して、情報を独占した『専門家』だけによる議論で出された結論なんて・・・・・誰が信用するんだ!

NoTitle

>患者のプライバシーに配慮して、情報を独占した『専門家』だけによる議論で出された結論なんて

見事に無視されてますよね。マスコミに。

一番心配なのは、大野事件を掘り起こして「ほら見ろやっぱり判断ミスがあった」と再度民事で訴訟を起こしやしないか、ということ。

医療トラブルの詳細を公表しにくいのは、それを利用した訴訟があるから、という面があるのをちゃんととらえてもらわないと、それこそ100%完璧な医療なんてありえないんだから、大変なことになると思います。

はっ、もしや医療訴訟を頻発させることで医療を叩きつぶして、医療費を下げようとする財務省の陰謀!?

そう言えば・・・

加古川心筋梗塞訴訟の時に、判決文に書かかれている事柄以外の「事実」を使って論評する事を、猛烈に批判されていた患者側弁護士グループがおられました。

グループとして同じかどうか存じませんが、もし同じなら判決文は公開されていますから、心行くまで「真実を解明」してください。

当然ですが、検察側が控訴を断念するぐらい審理は尽くされているわけですから、判決文で事実認定された以上の事実を調査する必要はありませんし、そういう行為は批判される事です。

まあ、グループが違ったなら、そういう声明ぐらい出して欲しいところです。

医療問題弁護団

・Yosyan先生
おそらく同じグループですよ。

医療問題弁護団HP↓
http://www.iryo-bengo.com/index.php

なにを 今更

後出しじゃんけんをしようってことでしょうか。ゆりあさんのコメントにもありますが 弁護士は医学知識はかなり乏しいかと・・・私の高校の同級生に東大法学部に行って弁護士になった人がいますが医学的知識は正直びっくりするほどありません。病気のことや医療に関することを相談されることがあるのですが・・・えっ? そこから? というくらい知識は乏しいです。医学と法学は使う脳が違うのかしら?といつも感じます。 めちゃめちゃ頭が良かったその弁護士の友達の 医療に対しての天然ぶりを見るにつけ 司法は医学に介入すべきではないと思うようになりました。

過払い訴訟の次は

医師の労働基準法問題をつついたほうが、簡単だと思いますよ。弁護士さんとかの専門分野ですし.

初めまして

管理人様

初めまして。
いつも膨大な内容の話題、するどい指摘、ご意見に常に賛同させてもらいながら読ませてもらっています。

私も管理人様と全く同じ(最後に開業していない以外は)はフルコースこなした者で、循環器内科の勤務医です。アメリカ2年1ヶ月の留学を含めて大学病院には11年間勤務し、大学病院外の総合病院に出てから16年目になります。外の病院も私立総合病院→県立の総合病院→現在の私立の総合病院(350床)の循環器科部長と勤務医を勤めています。
 ですが、そろそろ、ぶち切れてドロッポ計画を練っています。

 私の医局からは循環器科の常勤出張は私のみ。もともと勤めていた10歳年上の他大学出身の元心臓外科医、現在循環器内科のDr.が脳腫瘍で開頭したが、腫瘍を摘出すると寝たきりになってしまうので摘出を諦め、そのまま閉頭。その先生の健康状態に問題があるので新規派遣を私の医局が依頼されて9年あまり前に私が着任しました。当初は他大学の循環器内科以外の若い先生が4人ほどいたので、彼らにガイドワイヤー操作などをしこんで急性冠症候群にPCIをしてましたが、新研修医制度になるちょっと前から他大学の内科医派遣数も激減し、7年前からPCIもやめました。当県では、かなり前ですが、某公立大病院で急性心筋梗塞のPCI中に循環動態が悪化、IABPを入れたが救命できなかった症例が訴訟になりました。結果はPCPSまで使わなかったから死亡したのだという判決で医師、病院側が敗訴! もう循環器内科以外、助手につけてPCIをするのはやめ~た(まして、当院はPCPSはおろかIABPも買ってくれていません)てな感じです。上司が病弱?なので、循環器系は9年以上、毎日オンコールです。この上司が別の部位にさらに脳腫瘍ができて手術と放射線療法のため今年5月末に入院、2人で診ていた外来患者930人を一人で診るはめに‥‥。循環器以外の内科疾患の呼び出し待機も月に7回ぐらいあてられている‥‥。
 10月中旬に上司が週2回午前外来だけ復帰しましたが、その先生は既に60歳を超え嘱託なので焼け石に水‥‥いないよりはマシという感じ。
 もう年齢的にも過労死しそうなので、後輩が出身医局の准教授になって人事担当なので、先日頼んで、医局の正式な派遣先の大企業の専属産業医に転職&ドロッポ計画を進行させているところです。

>PCIをやめた循内さん

コメントありがとうございます。

なんだか、医師の悲哀を感じるコメントですね。いやいや、本当に過労死は他人事ではありません。一歩間違えば、まじめに頑張っている医師のすぐ横に大きく口を開けています。自分の身は自分で守らなきゃ、ということに私も気付くまで随分と時間がかかってしまいました。

これからも医療や趣味に関して情報を提供できたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。


管理人様、

スパムコメント判定されて何回もコメント撥ねられました。他のエントリーは問題ないようなんですが…。
>けっして正義の味方じゃありません
お金が欲しいだけです

弁護士は依頼人の味方に徹すれば充分ですしお金は私も欲しいからwそこは非難には値しないかと。再発防止だのなんだのといったおためごかしは私は大嫌いですがまあ世間体ってもんもあるし…。
ただ、コレは本気で義憤にかられての無料奉仕な気がするんですよね。正義の為の殺人は金の為の殺人よりタチが悪い。金は万民に価値を有するが、正義はソイツ個人だけの独りよがりだから、みたいな事をヤン・ウエンリーが言ってたような言ってないような…。
>おそらく同じグループですよ。
悪を討つ為にはダブルスタンダードをも辞さず、ですか。まるっきりどっかの邪教…。
>私の高校の同級生に東大法学部に行って弁護士になった人がいますが医学的知識は正直びっくりするほどありません。

医師だって法学的知識はびっくりするほどなくて刑事免責とかとんちんかんな発言(らしいです、法理論的には。個人的には人間が決めた事だから人間が変えられない筈はないと思うのですが…)する奴が相当数いたりしますからそこはお互い様でしょう。ただ、医師は通常法曹にロースクールのアンチョコ持って偉そうに法学理論を垂れたりはしませんがw。
>ですが、そろそろ、ぶち切れてドロッポ計画を練っています。
ぶち切れるの遅すぎw せめて9年前には切れとくべきかと。どうせオンコールの待機料とかも取ってないんでしょ?そんなんだから医療が崩壊するんですよ。
まあ過労死する前に気付いたのは不幸中の幸いでした。ドロッポはいいぞ~んん~。
>先日頼んで、医局の正式な派遣先の大企業の専属産業医に転職&ドロッポ計画を進行させているところです。

未だに医局頼みなあたり、まだ奴隷根性が抜け切っていないようですがまあわざわざ波風立てる事もないんでよしとしましょうw。あ、ドロッポ前に時間外のメモ持ってレッツ労基&弁護士を忘れないように。貴方の為ではありません。貴方のこれまでの奴隷労働のせいで苦難の道を歩まされている貴方の後輩達の為です。

>10年前にドロッポしました。 さん

いつもコメントありがとうございます。

スパムコメントの扱いなんですが、これに関しましてはまったく管理人としてコントロールができません。卑猥な単語や同一内容の繰り返し投稿でははじかれるようです。誠に申し訳ありません。

対策としては短文で何回かコメントしてもらえると、長文の一部が引っかかる状況を回避しやすいかもしれません。

ご迷惑をおかけいたしますが今後ともよろしくお願いいたします。

思い当たるフシw

>卑猥な単語や同一内容の繰り返し投稿でははじかれるようです。誠に申し訳ありません。

それじゃボクがまるで卑猥な単語や同一内容の繰り返し投稿してるみたいじゃないですかあ。
…まあその通りなんですが<おいおい。

マジレスすると「卑猥な単語」は思い当たるフシがないんですが「人○し」を「殺人」に書き換えたら撥ねられなかったなあ…。「同一内容の繰り返し」は撥ねられたのを何回も投稿しなおしたせいでしょうか?そういえば以前「禁止ワードが含まれています」で撥ねられた事もあるんですがどれが「禁止ワード」なのか判らず往生しました。

*どうみても出入り禁止モノの問題投稿者です。本当に有難うございました。

>対策としては短文で何回かコメントしてもらえると、長文の一部が引っかかる状況を回避しやすいかもしれません。

以後留意します。お手数おかけして申し訳ありませんでした。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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