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■開業つれづれ:「新型インフル、休日診療に殺到…8時間待ちも」 8時間か…





>新型インフル、休日診療に殺到…8時間待ちも

正直なところ、

8時間でもまし、

というのが実際です。






諸外国でERなんかに行ったら、

何時間待っても診てもらえない

可能性すらあります。




アメリカの職場で、サッカーの試合で

額を切って血だらけで病院に行ったら、

運悪く保険証を持っていなくて

追い払われた

とか、そういう話をいろいろ聞きました。





アメリカのERは入っただけで数万円、

とうわさされ、6,7時間待ちはザラにあります(1)。




まだ専門医の先生に

診てもらえるだけいいと思います。

今後、医療崩壊が進めば

現実問題として診療制限がおこり、

当日に診てもらえなくなり、

8時間待ちすら恋しくなるかもしれません。













新型インフル、休日診療に殺到…8時間待ちも

2009年11月1日3時13分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091101-00000116-yom-soci



 平日と異なり、地域の病院や診療所の多くが休診となるため、患者が集中し、長蛇の列ができることも。各自治体は医師をやりくりして休日当番の医療機関を増強するなど対応に追われている。

 9月下旬から新型患者が急増した東京・江戸川区では原則、日曜と祝日に同区中央の区医師会館に「休日急病診療」を開設し、当番の内科や小児科の医師2人が診療にあたる。10月18日からは小児科医を1人増やして3人態勢にした。体育の日の12日に前年の約5倍の268人が受診し、その多くが小中学生や幼児だったからだ。

 18日は区医師会の玉城繁副会長ら3医師が185人を診察したが、待合室は患者でいっぱいになり、車の中で待つ人も。昼食を5分で済ませて診察を続けたという玉城副会長は「終わった時は疲労で放心状態になった。今後も患者が増え続ければ、対応しきれるかどうか……」と不安を募らせる。

 世田谷区は小児科の休日診療所を3か所設置。9月20~23日の連休は1日平均約300人と昨年の倍近い患者が受診した。あまりの混雑ぶりに、待合室で感染が広がる懸念もあるとして、近所の人は受け付け後に一度帰宅してもらい、診療前に電話で呼び出す対応をとった。

 流行が本格化している北海道。札幌市は10月4日から、小児科の休日当番を2か所増やして5か所にしたが、11、12日の連休は「現場がパンクした」(市の担当者)。特に、計

約1500人が詰めかけた11日

は、待合室に入れない患者が歩道に並び、午前に受け付けた患者が

診察まで「8時間待ち」

という所もあった。

 同市は医師会に依頼し、18日の日曜は休日当番を8か所にし、あふれた患者を診る「後方支援病院」も3か所設けた。これで1か所あたりの患者数は緩和されたが、今度は医師が悲鳴を上げた。

 市小児科医会の山中樹会長は

「平日でさえ100人以上の患者を診察し、医師の疲れはピークに達している。この態勢を維持するのは困難」

と懸念する。

 すでに8月に流行期を迎えた沖縄県。ピーク時の休日には、救急窓口のある中核病院に新型患者が殺到し、他の患者の診療に支障が出かねない状態になった。

 県は今後の第2波に備え、協力してくれる診療所の小児科医らを中核病院の救急窓口に集中配置するほか、患者の電話相談に応じる臨時職員の採用も検討している。 最終更新:11月1日3時13分





最前線にワクチンすら供給されないようでは

士気が上がるはずもありません。





マスコミの皆さんが理想とする

アメリカのERでは骨折で7時間待ち(1)です。

だんだん理想に近付いてきたのかな?







そのための医療破壊報道だとしたら

お見事です。

国とマスコミの共同作業で

医療は見事なまでに崩壊しています。













(1)
■開業つれづれ:「ポトマック通信 ERの真実」 アメリカ式医療
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-980.html


>ワシントン支局の助手が、勤務中に階段から転げ落ちた。

>結論を先に書くと、助手が傷の9針縫合と手首の骨折処置を終えたのは、病院に駆け込んでから

7時間あまり経った夜の8時半だった。


















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コメント

インフルエンザ診療の諸悪の根源

インフルエンザの患者が爆発的に増え、医療機関に殺到することが現場の混乱をきたしている、とくに休日診療がすごいことになっている、とマスコミさまはおっしゃいますが、その原因の最大のものは「新型インフルエンザは危険だから熱が出たらすぐに受診すべし!」とあおり、あまつさえ、今日は何歳の子供が死んだ、等と積極的に危険性の宣伝に努めておられるからだ、とは全くわかってないんでしょうね。
現実には、推定感染者数から考えられる死亡者数は、日本においてという条件下では、通常のインフルエンザと同等程度です。毎年インフルエンザで死んだ人をわざわざ報道しますか?

もちろん、現場の医師は開業医・勤務医にかかわらず、通常の診療体制を超えてインフルエンザ診療に携わっています。私ももちろん微力ながらその一人です。

休日診では、原則翌診療日までの投薬であり、必ず翌日にはかかりつけを受診することになってます。
現状で発熱以外の強い症状がなければ翌日まで経過観察をするのがインフルエンザ罹患時の「より正しいと思われる」方針です。そういうことをマスコミがちゃんと言ってくれず、むしろ「一刻も早く受診しなければ後遺症が残る、死ぬ」と勘違いしてしまいそうな報道を繰り返すからこんなことになるんです。

そして、休日診療に来た患者は発熱からの時間が短すぎて結局検査でも陰性になってしまう。不安で一杯の患者は詳しい説明を要求し、さらに後を待たせる結果に陥る。

悪循環を断ち切るためには、すでに現場の医師では不可能な状態であり、むしろ国がちゃんとマスコミを使って正確な情報を発信することが何より大事なのに、朝礼暮改どころか、朝令昼改の勢いで国が混乱している。マスコミはマスコミで、国に飼ってもらっているくせにセンセーショナルなことばかりをクローズアップ。

ぶっちゃけ、今回の新型インフルエンザ騒ぎは、完全な人災だと思いますよ。

NoTitle

  古代中国の思想に、『為政者がダメだから、天が災いを起こす。』 というモノが在ります。
  実際に天の意思が関係しているかはトモカク、ゼロでない一定確立で起きてしまう災いを結果的に大騒動にしてしまうかどうか、その部分に為政者の力量が問われる部分はあると感じています。 今回の大騒ぎを見るにつけ、その思いを強くしますね。
  ぶっちゃけ、どんな事でも、全ての方面の関係者を満足させる都合の良い解決方法は、まず在りません。 だったら、シッカリ大方針を定めること、ブレずに実行すること、結果としてドコかで生じてしまう不都合を、公的責任において保障すること、ソレが大切ではないでしょうか?
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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