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■開業つれづれ:ワクチン打たずに仕事しろ「医師ら接種希望 大幅に上回る」 これほどまでに奴隷



”チーム制医療”

とか言いながら、

事務とか薬剤師とかワクチン打つんじゃねー

と言い切る厚労省。




医療の最前線にいる”奴隷”に打つワクチンはない

と言い切る国の姿勢に

なぜ疑問は出ないのでしょう?






医師ら接種希望 大幅に上回る


NHK 2009年10月31日 4時25分

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013484011000.html

新型インフルエンザワクチンの優先接種を希望する医療従事者は、

予定を大幅に上回る250万人

に上っていることが、NHKが行った調査でわかりました。厚生労働省は、妊婦などへの接種が遅れることがないよう、自治体に対し、必要に応じて接種する医療従事者を絞るよう求めています。

新型インフルエンザワクチンは、あらかじめ定めた優先順位に従って接種が進められる予定で、10月19日から医療従事者への接種が始まっています。

厚生労働省は、医療従事者への接種については、原則、新型インフルエンザの患者の診療に直接あたる

医師や看護師など、100万人を対象

としていました。ところが、NHKが47の都道府県に調査したところ、接種を希望する医療従事者は、ほとんどの自治体で予定を上回り、全国でおよそ250万人に上ることがわかりました。

このうち神奈川県では、およそ6万人に接種を予定していましたが、新型インフルエンザの診療に直接かかわらない薬剤師や事務職員などを含め、希望者は16万人に上っています。神奈川県では、病床数に応じて医療機関にワクチンを配布し、誰に接種するかの判断は任せることにしましたが、調整に手間取り、医療従事者以降の具体的なスケジュールは、まだ決まっていません。

また、ほかの自治体でも、接種を▽医師と看護師に限定したり、▽内科や小児科などの診療科を優先したりするなど、希望者の調整に追われているということです。

厚生労働省感染症情報管理室の中嶋建介室長は「重症化の防止という接種の趣旨に沿って必要な人に早くワクチンが届くよう、自治体には、

医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい

」と話しています。







>予定を大幅に上回る250万人


>医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい


これは論旨が破たんしています。

100万人という予想を立てた人が悪い。

あれだけ時間があったのに

必要な数を推計することもなく

単純に100万人と推計したことに

大きな間違いがあったということです。





当院のスタッフもインフルワクチンを

必要数から大幅に減らされて

供給されてます。





そして、うちのスタッフも

新型インフルワクチンを打つことなく

新型インフルに倒れた方がいます。






医療現場の人が続々とインフルで倒れて、

それでもなお、

”てめーらは100万人分しかないのだから

それ以上打つのは医療関係者の傲慢”、

といった雰囲気の報道がなされています。



>医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい




とか言いきることで

さらに医療現場が疲弊することに

なぜ気づかないのでしょう?





十分に最前線にいる医療関係者に

ワクチンを供給することで

初めて安定した医療が

できるのではないでしょうか?























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コメント

NoTitle

>医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい

その割に、「基礎疾患のある優先接種対象者を絞れ」とは決して言わず、むしろどんどん拡大しろ、という雰囲気の報道が殆どですね。

まあ、これ以上奴隷に手間をかけるつもりはない、ということなんでしょうが。

NoTitle

そういや、昨日から一部の県で非医療者への接種が始まったと、祭り報道をしてましたね。あれは「医療者向け接種は1回」にすることで、無理やり余剰を作って始めたものだ、という真実はどこも報道せず、「あそこが始めたんだから他もさっさと始めろやボケ。医療者なんぞ優遇するな」という論調だったのが痛いです。

いい機会だと思うんですがね。

ワクチンないならないでいいじゃないすか。れっつインフル休暇。

診療報酬改定、厚労相直属の検討会設置へ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091031-OYT1T00108.htm

長妻厚生労働相は30日、診療報酬改定の基本方針などを策定する直属の検討会を11月にも設置する方針を固めた。

 厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)を中心とした診療報酬決定の仕組みを改め、政治の関与を強めるのが狙いだ。

 検討会は厚労相ら政務三役のほか、医療従事者、有識者らで構成する。2010年度改定に向け、改定率や報酬を重点配分する診療科などを決めることになる。

 診療報酬は従来、厚労相の諮問機関「社会保障審議会」が改定の基本方針を秋までに打ち出し、政府が予算編成過程で改定率を決定した後、中医協が入院基本料などの個別単価を決めていた。

(2009年10月31日03時18分 読売新聞)

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NoTitle

医師ら250万人ていかにも医者ばっか優先みたいな言い方だが、そもそも医師って30万強しかいなかったのでは。ほとんど看護師だろ?看護師ら250万人、って書いてほしいね。

次に入荷するワクチンを打てばいいでしょ

厚生労働省が作った「受託医療機関等における新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種実施要領」によれば

6 予防接種の実施
(2)対象者の確認
エ 受託医療機関は、都道府県が優先接種対象者等ごとに設定した接種期間の経過後に、当該優先接種対象者等が接種を希望した場合は接種する。

とのことですから、次のワクチン入荷で堂々と接種すればぁ>接種してない医療従事者

NoTitle

  結局、今どれぐらい在って、今後どれぐらい用意できるか、その数字をキッチリ示して、『今は、逆様にして振っても、これダケしかありません。 その中で、優先順位を考えると、コンナ感じになります。』ってな議論の部分が、記事からぜんぜん見えてきませんね。
  国家予算も一緒です。 いろんな人達の希望と欲望に合わせて際限なく増やすことは出来ません。 現実的にどれだけ使えるのか、その中での配分はどうするのか? 一番肝心なはずの部分、それを考えるための基本となる数字、元ネタの記事から見えてきません。

NoTitle

医療従事者として対象になりうるのは

医師27万人
看護師130万人
准看護師30万人

のうち、インフルエンザ診療に従事している者という定義なんですが、現場では特に開業医では事務員も薬剤師もかなりのハイリスク群です。
そしてこうしたスタッフがインフルエンザにかかると、やはり診療が滞ります。
もちろん、入院担当の看護師がインフルエンザにかかったら、病棟に感染を広げますし、重症インフルエンザで入院、となると、同様に看護師やコメも大変なことになります。

そういう現実が全く見えてないからあんな数字になったんですよ。

唯一の解決策は「インフルエンザに罹患しておらず、ワクチン接種もしていないスタッフは流行が収束するまで病院・診療所に出勤させてはいけない」ということだけなんですけどね。

地域(都道府県)によっては、第2回出荷以降のワクチンを医療従事者に接種してはいけない、という縛りを設定したところもあり、現場をますます混乱させています。

NoTitle

外来を診る、医師と看護師がいれば医療は出来ると単純に考えてるんですよね。マスコミだけでなく、荒涼省も。
病院にとって、救急なんてのは赤字部門だし、入院機能維持の方が重要なわけで、これほど官と民の意識がずれてしまうと歩み寄りも難しいですなぁ。

みなさん何か勘違してませんか

【受託医療機関等における新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種実施要領】
(2) 優先接種対象者等の選択
ア 受託医療機関は、国と委託契約を締結したことをもって、すべての優先接種対象者等に対する接種を行うことが求められるわけではなく、その判断において、接種を行う優先接種対象者等の範囲を選択することができる。

つまり、職員全員には接種しないと最終決定するのは病院のワクチン管理者と言うことです。国に文句を言うのはお門違いですね。勤務医労働問題でもそうだけど、いちばんの悪党は病院管理者ですよ。騙されちゃいけません。

NoTitle

>つまり、職員全員には接種しないと最終決定するのは病院のワクチン管理者と言うことです。国に文句を言うのはお門違いですね。

よくワカンナイんですけど、職員全員のワクチン確保出来てる病院なんて現時点ではないのでわ?

すいません理解不能でつ

元ライダー様

事務員あわせて10人分ワクチン呉、と言ったら4人分しか恵んでもらえなかった院長が一番の悪党ですかそうですか。

この時期からこの患者数。

この時期からこんなに患者が多いと、
年末にかけて過労死するかもしれないなあ。

NoTitle

過重な勤務の件もそうなんですが、労働条件の問題は基本的に管理者と勤務医の関係で生じる問題ですよね。管理者の安全配慮義務でしたっけ。勤務がきついというのであれば、そこをどうしてもっと追求しないんだろうと不思議に思ってました。

NoTitle

>よくワカンナイんですけど、職員全員のワクチン確保出来てる病院なんて現時点ではないのでわ?

現時点では確かに全員に接種するのは無理ですが、ワクチンはまた入荷するんですよ。そのワクチンには「誰の分」なんて色はついていないんです。

つまりですね、

実施要領に「受託医療機関は、都道府県が優先接種対象者等ごとに設定した接種期間の経過後に、当該優先接種対象者等が接種を希望した場合は接種する。」とあるわけですから、一回目の医療従事者接種用として入荷した分で接種できなかった医療従事者がいても、医療従事者は第一優先順位なんだから、次に入荷する分で基礎疾患のある人をすっ飛ばして、残りの医療従事者に接種しますと医療機関が判断しても文句を言われる筋合いはないということですよ。でも、残りの医療従事者に接種しないで次の優先順位者に回そうと最終的に判断するのはどこのどなたさんですか?
実施要領には「受託医療機関は、国と委託契約を締結したことをもって、すべての優先接種対象者等に対する接種を行うことが求められるわけではなく、その判断において、接種を行う優先接種対象者等の範囲を選択することができる。」と書いてありますが、「その判断において」の判断をするのはどこのどなたさんですか?という話ですよ。
一度に全医療従事者の分が入荷できないのは生産能力の物理的な限界ですから文句を言わないですよね。

久々に聞いた BPOと言う存在

初めまして、いつも楽しく見させてもらってます。
エントリとは関係ないですが、こんな記事を発見しました。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091030/crm0910301750023-n1.htm

また「朝ズバッ!」 BPO放送人権委が倫理違反を勧告

割りばし事故について、医師を中傷したそうです。
TBS・・・さっさと放送免許取り上げてほしいです。

2009.10/31 17:38分のコメは私です

ななしになってしまいましたが。

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>元ライダーさん

元ライダーさんの意見は机上の空論であり、実行不可能です。

まず第一に、多くの医療機関が医療関係者のみで基礎疾患を持っている患者さんへのワクチン投与へ手をあげておりません。

そのため希望した10人分を4人分しかワクチンがもらえず、その後も一切ワクチンがくることはありません。その状況でいったいどうしろと?




次にワクチンが来た場合、下記の書類を書くことになります。

厚生労働省
新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種事業

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_list.html

接種者報告書(受託医療機関用)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/inful_list_j.pdf

なるものがあって、見ていただけたらわかりますが、ワクチンの使用人数をカテゴリー別に記入して報告するわけです。

もしも基礎疾患のある患者さん用のワクチンを大量に医療関係者用に転用した場合、どうしましょう?


元ライダーさんは、この文章の虚偽記載を勧めるか、あるいは使用目的別で配布されているワクチン本数を大幅に変更して提出しろ、ということなのでしょうか。

それこそマスコミにも医療行政的にも通用しない論理ではないでしょうか。次回からブラックリストに載ること間違いなしです。下手するとマスコミに袋叩きです。

その時、元ライダーさんはなんていうでしょうか?
「患者用ワクチンを医療関係者用に振り分けたすばらしい勇気ある行動」というのか、
「医療関係者だけ身内でワクチンを融通した卑怯なやつら」というのか知りたいところです。


記事にもあるように、国が「医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい」と言っているということは、転用なんか許さん、と言っているのですから、そんな施設は見せしめに血祭りにあげられるでしょう。










NoTitle

今のところわが大坂では「2次出荷分に関しても必要と思われる医療従事者への接種に用いてもよい」と通達されています。
が、相変わらず「接種は1回のみ」とされており、2度目の接種は(もちろんばれればですが)違法となります。

ええもちろんうちでは次の入荷分でもちゃんと職員を優先させていただきますが。

しかし、供給ができるかどうかも判然としない状況で、ワクチン開始日程だけ強要してくるって言うのは、どうかと思います。
しかも「行き当たりばったりは許さん。完全予約制でやれ」って、どう考えても矛盾してますよね。

今のうちに自然感染したほうがw

ワクチンなど先を争うより、今のうちにさっさと感染して1週間の臨時休暇を貰いたいですねw

ただいま身をもって臨床治験中だったり

最優先?で一回接種しました。接種後約10日
今日は当直です。
外来が熱発者で溢れる予定
抗体価上がっていたら良いなぁ 
と素直に思ってます

>XYさん

1.ワクチン接種の第1優先順位は単に「医療従事者」ではなくて「インフル診療に従事する医療従事者です」(ここに異議があるのなら別の議論になります)。インフル診療に従事する医療従事者が勤務する医療機関(つまりインフル診療する病医院)なら基礎疾患を持っている患者さんを抱えているでしょう。にもかかわらず基礎疾患を持っている患者さんへの接種に手を上げていない医療機関とはどういう医療機関なんでしょうか?基礎疾患持ちの患者さんを抱えていれば、優先接種証明書を発行する手間より、手上げしたほうが良いと判断するはずですが。医療関係者だけの投与を行う医療機関は稀であっても多くあるとは思えないのですが。

2.仮に今後一切のワクチン入荷予定なく、未だ要接種の医療従事者がいる医療機関ならば、医療従事者向けの優先接種者証明書を病院管理者が発行で対応する方法もあります。本当に接種が必要と考えるなら、管理者の務めとして発行を怠ってはいけません。

3.接種報告書にはうそ偽りを記入する必要はまったくありません。そもそも「基礎疾患のある患者さん用のワクチン」とか「医療関係者用のワクチン」とかいう区分はないのですよ(妊婦だけはシリンジ製剤は妊婦用との区分はあるようですが)。ワクチン接種が始まった今は、そこを勘違いしやすいですが、12月中旬から小学3年生以下の子供への接種が始まる予定です。その時入荷するワクチンを「これは子供用だから基礎疾患のある人に接種してはいけません」なんて区分けできると思いますか。そこから類推すれば、この次入荷するワクチンだって「医療従事者には接種してはいけない」なんて区分けできるはずがありません。接種スケジュールの前倒しさえしなければ転用なんて後ろ指を差される云われはないんです。ワクチン接種対象者を絞ることとは全く別の話です。

4.正式に1回目の配給分以外に医療従事者には接種してはいけないとの通達があったのでしょうか?マスコミ情報は編集権・著作権のある創作物ですから、それのみを根拠に、次に入荷するワクチンを医療従事者に接種しないと判断するのはまずいでしょう。正式に自治体から通達があったなら、「それは接種要領に反している」と病院関係者は自治体担当者に突っ込むべきでしょうね。

5.以下が病院管理者が悪党だという所以です。マスコミに袋叩きにあうのは誰ですか?マスコミに袋叩きに会うのが嫌だから接種すべき医療従事者に接種しないと判断するのは誰ですか?ここが勤務医過重労働問題と通ずるところです。市民の声やマスコミの救急要望・夜間深夜診療要望があるからと医療従事者にサビ残強いる犯罪者はどこのどなたですか? 医療従事者にワクチンを回さないという病院管理者の発想の根源は同じなんですよ。

勤務医を奴隷扱いしているのは国でも患者さんでもないんですよ。悪党は悪党の自覚もなく、自身も被害者だと思い込んでいるところが困ったことです。

匿名

病院管理者が悪党だ...
その通り、拍手!!

元ライダー さんへ

>1.ワクチン接種の第1優先順位は単に「医療従事者」ではなくて「インフル診療に従事する医療従事者です」(ここに異議があるのなら別の議論になります)。

国が発表しましたように、「すべての医療機関において新型インフルエンザを診るべし」とお達しが出ましたので、対象はすべての医療機関に勤務する医療従事者となると思います。



>インフル診療に従事する医療従事者が勤務する医療機関(つまりインフル診療する病医院)なら基礎疾患を持っている患者さんを抱えているでしょう。

???

実はここに論旨の飛躍があります。インフルを診ても基礎疾患を持っている患者さんがいない医療施設も大量にあります。


優先接種対象者は以下のようになっています。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/inful_list_g.pdf

1慢性呼吸器疾患 
2慢性心疾患
3慢性腎疾患
4慢性肝疾患
5神経疾患・神経筋疾患
6血液疾患
7糖尿病
8疾患や治療に伴う免疫抑制状態
9小児科領域の慢性疾患

私は整形外科に勤務しておりますが、当科の主病では該当者はいません。同じように、耳鼻科、透析を行っていない泌尿器科、精神科、脳外科(神経内科的な患者を除く)、皮膚科、妊産婦をみない婦人科など多くの科ではインフルエンザの患者さんが来る可能性がありながら、優先接種対象者がほどんとおりません。

現実問題として、私の地域の卸の納品リストをみると(本当はいけないのかもしれませんが)、クリニックの半分以上が医療関係者のみの接種になっており、優先接種などを実施しないようになっておりました。

これでは各クリニックがそれ以上のワクチンを入手しようがありません。

しかも以下に述べるように、医療関係者へのワクチン接種回数が2階から1回に減り、さらにワクチン供給が減らされております。

つづきます






元ライダーさんへ

さて、直接保健所に聞いた話なんですが、医療関係者分を1回に減らしてその分を優先接種の方へ打て、という話ですが、いきなり当日になってワクチンの本数が半減され、腹が立ったので電話してみました。

優先接種の患者分のワクチンを医療関係者に打ってもいいのですか?と直球で聞いてみたところ、「非公式ですが、現時点で医療関係者分の本数を増やす予定はないので控えてください」と言われました。


以下がそれを裏付ける記事です。


【長野】
妊婦、持病患者に新型ワクチン配布 医療従事者向けの一部
2009年10月22日
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20091022/CK2009102202000012.html

 新型インフルエンザワクチンの接種回数について、国が「20代から50代の健康な医療従事者は1回」との方針を20日に示したことを受け、県は医療従事者向けに発送されたワクチンの一部を、妊婦や基礎疾患(持病)を持つ患者に回す方向で検討を始めた。妊婦らへの接種開始は、当初予定した11月中旬より多少早まることになりそうだ。

 県内で優先的に接種している医療従事者は計2万2700人。2回接種が原則だったため、1回になると、単純に約1万人分のワクチンが確保される。

 県健康づくり支援課は「医療従事者の割り当て分が増えることはない」として、妊婦や基礎疾患を持つ患者など医療従事者以外の優先接種対象者に回す考えだ。

 同課などは、医療機関を通じて接種を希望する妊婦や持病患者の数を調べている。しかし、最初から十分な量が確保される見通しは立っておらず、11月以降に国から出荷されるワクチンの数も分かっていないことから今後、調整が必要になるとする。

 さらに、妊婦に接種するワクチンは保存剤が入っていないタイプで、医療従事者向けとは異なるため、使用するかどうかの判断も必要だという。

 同課の担当者は「接種開始は早めたいが、現段階で詳細なスケジュールの問い合わせには答えられない」として、国の動きを見守っている。

 (妹尾聡太)

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マスコミにまで言ってるぐらいですから、国は”基本姿勢”とだけ言って責任を逃れ、現場では都道府県、市町村レベルでワクチンの統制を強めています(さらに大きな病院では、補助金という鎖に首をつながれていますがここでは詳しくは言いません)。現場では元ライダーさんの意見は屁理屈になってしまうことでしょう。


行政と現場の板挟みにあって、責任だけをなすりつけられている現状で起きているのが”医療崩壊”です。希望の半分以下のワクチンの本数しか供給されず、”うまくやらない管理職が悪い”というのは筋違いで、決定的に計画自体が破たんしていることに気付くべきです。

単純に考えて、現場では250万本必要で、国は100万本しか供給しない。各自治体の保健所はワクチンの流用を認めない。国もこの状況でワクチンを打てないという問題が出ています。

さて、悪いのは医療機関でしょうか?










元ライダーさんへ

つづきです

すべてのワクチン本数を都道府県が決めており、各市町村が管理している状況で、

「医療関係者用に10人分」
「優先接種用に90人分」

と段階的にワクチンを渡されているのに、使用実績が

「医療関係者用に50人分」
「優先接種用に50人分」

と記載して出せるはず、という元ライダーさんほど私は神経が太くはありません。正攻法で、きちんと医療関係者の枠を確保することこそ、医療自体の認識にもつながると思っています。


現時点では”理屈では可能かもしれないけど、現場ではそのような運用はまず無理”というトリッキーな解法を、合っているだろ!反論できないだろ!!といわれても困ってしまう、という印象です。

そもそも250万人必要なのに100万人分しかなくて、しかも理屈抜きに1回接種だけにするという国の方針が、病院管理者の責任であるのでしょうか?

それによる医療関係者へのワクチン不足が、病院管理者の責任なのでしょうか?

医療関係者不足分150万人分のワクチンを、他院に証明書を書いてでもひねり出せない医療管理者は悪党なのでしょうか?

ちなみに次回ワクチン接種対象の妊婦の予想人数は100万人です。医療関係者は150万人分足りていないのですが、元ライダーさんとしては”合法的に奪取”するのが病院管理者の役割なのでしょうか?

それができないのなら、やはり医療管理者は極悪人なのでしょうか?




別の意味でもひどい話ですね>XYさん

私はてっきり全科当直でインフル診療にあたる病院の内科・小児科以外の医師や、医療事務やコメその他の人数が厚労省にとって計算外だとばかり思っていましたが、XYさんの話が実態だとすればマスコミからクソ医者連中と罵られてもしょーがない話ですな。

いくらすべての医療機関でインフル診療に当たると国が言ったからといって、常態としてインフル診療を行っていないマイナー単科病院の職員までワクチンを接種するなんて、そりゃワクチンが足りなくなりますわな。インフル診療を担当する医療従事者が最優先なのはインフル診療の体制を維持するためです。マイナー単科病院職員がインフルに罹ったところで、インフル診療体制には支障はありません。そんなことを言ったってマイナー科の診療体制維持だって大事だと言えばそのとおりですが、ここでまた医者の悪い癖が出てるんですよ。国はインフル診療体制維持を最優先としてるんですよ。その政策のおかげで仮にマイナー科の診療体制が破綻したとしても、それは国の責任。マイナー科の医者の考えることではありません。にもかかわらず、余計な気を回して目の前の患者や診療体制のことを最優先で気に掛けた結果が全体として破綻であれば元も子もありません。「目の前の患者に全力を注ぐだけ」なんて視野の狭さで劣悪な医療環境に過剰適応、挙句の果てにシステムとして回復不の常態まで引っ張り破綻。そういう現在の医療崩壊の丸写しですよ。さらに言えばマイナー単科病院(通常はほとんどインフル診療はしない病院)職員に接種するなんて、基礎疾患のある患者の接種を遅らせてでも「常態としてインフル診療に当たる医療従事者」に接種する行為以上に倫理的にまずいんではないですか。マスコミ的にはこっちのほうがウマーですよ。

話は変わります。「本当にワクチンを接種すべき職員のワクチンが足りない医療機関」という前提で話します(実際には、そうではないようですので拍子抜けです)。行政から無理難題を言われ立場上困難なのは理解します。私も勤務医時代なら「うちの院長は良くやっている。悪いのは行政」と考えたことでしょう。しかし今ではそう思いません。結局、行政から押し付けられた無理難題を職員を犠牲にして解決しているのが客観的な管理者の姿ですよ。自治体から押し付けられた夜間救急の要請を職員の犠牲で解決する姿勢とどこが違うんでしょうか。できないことはできないと医療の素人である行政に明確に伝えないと彼らはわからないんですよ。渋々でも受け入れれば彼らは「可能」と考えてしまいます。そういう姿勢で行政と向かい合ってきたことも医療崩壊の主因の一つだと思いますよ。医療崩壊の主因の一つという意味で管理者は悪党なんです。少し詳しく言えば無意識の悪党ですけどね。
>行政と現場の板挟みにあって、責任だけをなすりつけられている現状で起きているのが”医療崩壊”です。
で、管理者その負荷を勤務医に負担させていますよね。だから勤務医は直接自分たちの負担を増やしている病院管理者にもっと文句を言うべきなんです。そうしないと病院管理者は本気で行政と対峙しないんです。行政に歯向かうなんて困難なことをするくらいなら、故意でなく無意識下であっても勤務医に負担を押し付ける方向に本能的に管理者は向かうんです。弱いところに歪が集中するのは世の常。もっと勤務医は強くならなきゃ。私、開業医ですけど見てて歯がゆいですよ。

え…?同業でしたか?

ちょっとびっくりです。

>私はてっきり全科当直でインフル診療にあたる病院の内科・小児科以外の医師や、医療事務やコメその他の人数が厚労省にとって計算外だとばかり思っていました

>XYさんの話が実態だとすればマスコミからクソ医者連中と罵られてもしょーがない話ですな。


この文章を見ても、今までの話の流れを見ても、元ライダーさんはてっきり部外者だと思っておりましたが、


>私、開業医ですけど見てて歯がゆいですよ。

開業医の方だったんですか!?何科かわかりませんが、同業ならワクチンの現状はよくわかるはずですよね。クリニックの責任者として保健所とはどのような対応をしているんですか?どのくらいワクチンを入手できましたか?

スタッフ15人のクリニックでも4人分しかワクチンが来ていない状況ですし、なにより総合病院でも入院病棟の看護師やほかのスタッフは全然ワクチンを打つことができていません。




>病院管理者が悪党

>悪党は悪党の自覚もなく、自身も被害者だと思い込んでいるところが困ったことです。


それが全部自分へ向けられた言葉だったとは思いませんでした。医院の責任者であり、開業医の方でしたら、どのようにワクチンの対応をしているんですか?本当に知りたいです。ここまで”悪党”と言い切るのでしたら、元ライダーさんはどのように対応しているのですか?

元ライダーさんは本当に足りないスタッフの分のワクチンを優先患者さん分から流用したり、診断書を書いて他の病院で接種をするようにしているんですか(あるいはするつもりなのですか)?


開業医の方でしたら、なにより現実問題としてどのように対応しているのかお聞きしたいのですが…。

元ライダーさんへ

ええと、おしまい?実際にどのように対応しているのか机上の空論ではなく教えてもらいたかったのですが。

本当に病院管理者として、現実ではなく理想をゴリ押せるなら素晴らしいと思います。しかしながら、現時点ではどちらに転んでもビジネスモデルは成り立たず、一気に赤字転落となってしまいます。開業医としてどのように”ごりを押す”のか知りたかったです。

ネット上で開業医をかたっているのなら話にもなりませんが…。



リクエストがありましたので

実際にワクチンはまだ1回しか入荷していませんが、当院では希望者全員に接種できたんですね(なぜかは後述)。仮に接種できなかったら2回目の入荷で接種しましたよ。書類には堂々とありのまま書きます。書類にありのまま書いて役所から注意されるわけがありません。実施要領に反していないんですから。医療従事者に2回目の以降の入荷ワクチンで接種したらいけないなんて非公式でしか役所は言えません、実施要領に反した指導をしていると突っ込まれて困るのは役所なんですよ。それに何よりも、優先接種対象でない整形単科などの医療機関でワクチンを希望してもお咎め無しだったでしょう。それなのに本当に必要な医療従事者に接種するのを咎められる訳がないじゃないですか。

当院でワクチンが足りているのは、小規模クリニックであることと、私を含め数名が不必要と判断して接種していないから。これまですでに数十名(もしかしたら3桁)の新型インフル患者を診療して、今更接種してどうすんの?という考え、さらには新型の感染力は確かに強いですが、それは子供(大学生の年代まで)に限っての話、インフルの子供に濃厚に接触しているはずの親が感染するのは稀といって良いほど。普段インフル診療していない医療関係者にほどワクチンを求めているんじゃないでしょうかね。

私は最初から言ってますよ。「本 当 に 必要なら」と。でもXYさんをはじめ、本当は優先接種者でない多くの医療関係者がワクチンを求めているようですね。それゆえに「本 当 に 必 要 な」医療従事者にワクチンが不足している。そんな状況でワクチンをどうやって確保するのかを話しあうのがバカバカしくなったのがレスの遅れた理由のひとつ。XYさんに言われるまで、普段インフル診療を積極的に行っていないマイナー単科医療機関までワクチンを求めているなんて思いもよりませんでしたよ。卸に確認したら、どうやら当地でも同じ状況のようです。考えてみれば、今回のワクチン不足騒動ではマスコミを通さない正確な情報は本当に滞っています。自分で探すしかありません。そんな中でふだん市中感染症やワクチン業務に縁のない医療機関にまともな判断を求めるのが要求が高すぎることなのかもしれません。私は内科ですか、列車事故などの外傷大量発生時にまともな判断をしろといわれても無理ですから、それと同じようなことなのでしょうね。

>元ライダーさん

考え方の相違ですね。

私は医療全体の機能を保全するために医療関係者全体のワクチン接種を行うべきだ、と言っているわけで、元ライダーさんのようにさらに医療関係者を区別してうつべきではない、と言いたいのです。

あと、当地では医療関係者用ワクチンが2回に分けて納品されております。そこで行き違いもあるようです。

現状では確かにお母さん方の感染は少ない印象ですし(それでも7人前後のお母さんインフル陽性を診断しました。子供はその何十倍です)、50,60歳以上の方の感染はほぼ皆無です(うちでは今のところいません)。

元ライダーさんには想像できないかも知れませんが、地方(へき地と言いなおしても結構です)の整形外科でも内科を併設して、毎年、季節性インフルワクチン500本以上打っているところもあるんです。近くの耳鼻科の先生は、下手な小児科よりもしっかりインフルエンザの診断治療をしていますし、夜遅くまで患者さんがあふれています。

そこに1回目ワクチン4人分ね、医療用の2回目は大幅に削るから、と言われたらどう思いますか?元ライダーさんのご意見は典型的な都市型の発想で、私のような地方の何でも屋には受け入れがたい意見です。

そういうことも含めて医療関係者は門前薬局の薬剤師さんも含めて色分けせずに、一気にワクチン接種すべきだ、ということです。

兵站を無視したインパール作戦、とどこかで書いてありましたが、こんかいの行政の対応は私にはそんな印象しか持てません。






>XYさん

XYさんの医療機関は立派にインフル診療を行っている医療機関ですから、必要だと判断した人数のワクチンが足りなければ堂々と優先接種者証明書をワクチンが必要かつ希望する職員に発行するのが管理者の務めです(必要ならばですけど)。ただ、子供の数十分の一しか大人は発症しないと実感しているにもかかわらず、何故そんなにワクチンが必要だと判断するのか不思議です。隕石に当たる確率まで考えて、仮にXYさんの医療機関が感染ラッシュで診療機能を失って、地域住民が困ったとしても、それはそういう政策を策定した国の責任です。「診療できなくなったのはワクチンを2本しかよこさなかった行政の責任です」と堂々と言えばいいじゃないですか。そうやってダメダメ行政を住民に体験してもらうことこそ医療再生の近道です。今までは行政がダメダメでも現場の努力や犠牲で医療を維持してきました。そのおかげでダメダメ行政が表面化することなく今日の医療崩壊に至っています。つまり行政のダメダメをマスクしてしまう犠牲を払ってまでの現場の努力は悪なのですよ。ですから私は職員を犠牲にしてまで行政に従う管理者を悪党だと言うんです。

医療関係者全員に接種すべきか、限定して接種すべきか、見解の相違にとどまっていれば「見解の相違」で終わりにして良いのですが、実際には行動も相違していますよね。そうなると、また行政の失敗が医療関係者のばらばらな行動のおかげでマスクされちゃうんですよ。そうすると諸悪の根源が生き延びるんですね。悪の延命に手を貸すことも悪ですよ。

もうひとつ
>そういうことも含めて医療関係者は門前薬局の薬剤師さんも含めて色分けせずに、一気にワクチン接種すべきだ、ということです。
ワクチンの生産が追いつきませんから「一気に」ということなら来年の話になりますよ。

>元ライダーさんへ

>50,60歳以上の方の感染はほぼ皆無です(うちでは今のところいません)。

この発言を撤回します。昨日の診療でなんと80歳の方のインフルを診ました。他に50歳と39歳。子供も多かったんですが、昨日大人が大量に来ました。迅速キットが足りません。複数キットでは職員が間違うかもしれませんし、悩みどころです。

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78歳女性が新型インフル感染 国内最高齢
配信元:
2009/07/06 19:58更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/274770/

 神奈川県相模原市は6日、市内の無職女性(78)が新型インフルエンザに感染したと発表した。厚生労働省によると、国内ではこれまでで最高齢の感染者という。

 同市によると、6月末に米国から帰省して女性宅に滞在した息子(44)と孫(7)が既に感染している。

-------------------------------------

最高齢記録か!とおもってPCRを依頼したら保健所はにべにもなく、「重症患者かクラスター解析以外はPCRしてません」とのこと。

しかも陰に溶連菌もあるようです。同時検査はしてませんが、熱の低い方のなかに溶連菌が混じってます。さらに手足口病まで1人いました。


>何故そんなにワクチンが必要だと判断するのか不思議です。
>隕石に当たる確率

いえいえ、うちのスタッフでも2人、新型インフルにかかっております。とても隕石ではなく、いまそこにある危機、といった感じです。

もともとが私は毎年インフルエンザにかかっており、ワクチンも毎年2回接種してようやく押さえている状況です(1回接種では何回かインフルになってしまいました)。

40度近い発熱でも診療を行わなくてはいけない状況を考えたら、ワクチンは大変ありがたいです。今回の様にワクチン騒動になる前から全職員に当院持ちで季節性インフルのワクチン2回接種をしております。

ただでさえ忙しいのに、インフルのせいでスタッフが2人休んで補充ができず、夜9時過ぎまで診療していました。それでもうちのようなクリニックも最前線ではない、というカテゴリーに入ってしまいます。医療全体を色分けせずにワクチン接種しておかないと、すでにうちのようにワクチン接種できなかった機関の能力が落ちてしまいます。

最前線で、ワクチン接種できなかったスタッフが実際に2人も休んでしまったクリニックの立場としたら、「隕石」とか言っている余裕は全くありません。

再三再四繰り返しますが、私は医療関係者を色分けせずにワクチンを打つべきだと思います。輸入までするのに出来ない筈がありません。インパール作戦動揺、医療行政の作戦自体が間違っていると思います。


…さてとまた戦場です。









負けるべき時に勝ってしまったがために破滅してしまった国家は、いくらでもあります。

皆さん奴隷医根性が抜け切れませんなあ…
>そうやってダメダメ行政を住民に体験してもらうことこそ医療再生の近道です。今までは行政がダメダメでも現場の努力や犠牲で医療を維持してきました。そのおかげでダメダメ行政が表面化することなく今日の医療崩壊に至っています。つまり行政のダメダメをマスクしてしまう犠牲を払ってまでの現場の努力は悪なのですよ。ですから私は職員を犠牲にしてまで行政に従う管理者を悪党だと言うんです。

同意です。幸い比較的弱毒性だったんだし今回は、みんなでレッツインフル休暇するべきでした。莫迦な奴隷医どものせいでダメダメ行政は不備を見直す事も反省することもなく強毒性来襲時にまったく同じ徹を踏む事でしょうな。
と、いうわけで、
>すでにうちのようにワクチン接種できなかった機関の能力が落ちてしまいます。

個々の開業医の皆様には非常にお気の毒ですが、ここはどんどん落ちるべきなんですよ。完全に機能不全に陥れば、さすがのダメダメ行政ももしかしたら強毒性来襲前に考え直すかもしれません。

NoTitle

横レスですが、私は個人的には、医療従事者を中心に健康成人(20歳ー50歳台)に、さっさと輸入ワクチンを供給して接種させればいいのに、と考えています。

「医療従事者への対策は喫緊の問題なので、国産ワクチンでは足りませんから、輸入ワクチンを供給します」
それでいいじゃないですか。

輸入ワクチンがどうしても嫌な人は国産が回ってくるまで待てばいい。
国産がなくなるまで輸入ワクチンを出さない、なんてバカなことを言っているから混乱がひどくなるんです。

本心では、子供・ハイリスク群でも輸入ワクチンでいいとすら考えています。
とにかく流行を阻止したい、重症化を阻止したいと考えるのなら、今できる手段をできるだけ早急にしかも大規模に始めるのが最善なのに、わずかずつしか供給できない国産ワクチンをちょろちょろはじめたところで、屁のツッパリにもなりゃしません。

繰り返しますが、必要なのは「早急かつ大規模な」対策です。
色付けして、優先順位を決めてちょろちょろやる、なんてのは下の下な手段でしかありません。

NoTitle

追記
これだけ新型インフルエンザが流行している状態で(今週にも推定患者数が500万人を超えます)、インフルエンザにかかって重症化するリスク、医療機関を過重労働下において疲弊させるリスクと、輸入ワクチンを打って副作用が出るリスクとどちらがより高いかは簡単にわかる理屈だと思うんですけどね。

NoTitle

今までは行政がダメダメでも現場の努力や犠牲で医療を維持してきました。そのおかげでダメダメ行政が表面化することなく今日の医療崩壊に至っています。
⇒ 『お前達の頑張りすぎだ!』
  頑張りすぎると、アクシズの落下が中途半端に阻止されて、ヤッパリ地球に落下する。 そんな展開が待っていそうですね、師匠。
  負け戦確定で、早く撤退して戦線の再編成をしないといけないのに、シンガリが頑張りすぎてタイミングを逸し、結果的に戦線全てが瓦解する、そんな感じでしょうか?
  戦国時代、尾張の兵士はスグに逃げるので有名だったそうです。 しかし、そのおかげで、再起不能な致命的な戦力消耗は来たし難かったとか、そんな内容の本を読んだ記憶があります。 それを何とかするために、先んじて専門の戦闘集団とそれを支える体制を組織した信長、天下統一への重要な要素となったとか。
  孫子の兵法で言うところの『死地』とは、『必死に戦えば勝てる』場合を指すそうです。 勝てない勝負をする前に、全体の戦局と自分の今後を見直す戦略眼が必要ですね。
  『負けの美学』も良いですが、勝てない戦・負けを前提にした勝負ばかりしていて消耗してしまったら、勝てる戦も勝てません。
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でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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