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■開業つれづれ:政治主導 「09年度補正予算 未承認薬等開発支援の9割執行停止 患者らショック」





政治主導とやらの顛末がこれです。

政治主導、

というのは聞こえがいいですが、

結局は専門家軽視、

マスコミ、一般市民の感情論重視

と言うことになるのでしょうか。




大騒ぎになったら

あっさり撤回されると思いますが、

医療についてあまり良く分かっていない様子が

ありあり。





政治主導というのも

単なる思いつきや思い込みによる

財政の好き嫌い削減

でしかないのかもしれません。











09年度補正予算 未承認薬等開発支援の9割執行停止 患者らショック

ミクスonline ‎2009年10月7日‎

http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/38030/Default.aspx



10年度政府予算の財源捻出のため09年度補正予算の大幅見直しを進めている鳩山内閣で、753億円が計上されていた

未承認薬・未承認適応の開発支援

について

長妻昭厚生労働相が、9割近くにあたる653億円を執行停止

する方針を示したことに対し、翌7日、業界関係者、患者らはショックを隠せない様子だった。未承認薬問題は、患者にとって生命を左右しかねない問題で、それだけに補正見直し対象にはならないというのが大方の見方だった。民主党は「ひとつひとつの生命を大切にする」とマニフェストに掲げている。そのため今回の執行停止方針と党の方針との整合性を問う声も上がった。

今回の方針で執行されるのは未承認薬開発支援の100億円で、未承認適応開発支援は見送られる方向となった。7日は偶然にも、日本製薬工業協会によるシンポジウム「未承認薬・未承認適応問題の早期解決に向けて」が都内で開催された。庄田隆会長は冒頭のあいさつで執行停止方針に触れ、「未承認薬問題の解決に向けての努力は続けられていくものと固く信じている」と述べたものの、ショックは隠せない様子。会場にいた川邊新専務理事は、本誌に、「問題を解決できるように来年度予算で手当てしてほしい」と話した。

シンポに出席した国立病院機構名古屋医療センターの堀田知光院長(厚労省の未承認薬使用問題検討会議座長)は「ショックを受けた」と発言。未承認薬開発に取り組むノーベルファーマの塩村仁社長は

「私ども、患者さんにとって大地震が起きた。大変由々しきこと」

と、執行停止方針を批判した。

会場で傍聴していた「はばたき福祉事業団」の大平勝美理事長は、「(執行停止の方針は)心外だ。生命を大切にするという政党がなぜ」と述べ、ほか業界関係者からも同様の声が聞かれた。シンポジストのひとりで、未承認適応問題に注力してきた「卵巣がん体験者の会スマイリー」の片木美穂代表は、本誌に、「

長妻さんが大臣になった時から覚悟していた。

この問題は分かりづらい。分かってもらうしかない。長妻大臣にアクセスできるよう努力するしかない」と語った。

一方で片木代表は、「これを機に前向きに取り組んでいきたい。お金の問題より、システムを変えてほしいと今後も主張していきたい」とも述べた。欧米で実施されている、重篤な疾患で代替薬がない場合に一定条件の下で未承認薬を利用できるようにするコンパッショネート・ユース(CU)制度といったシステムで、シンポでは堀田院長も必要性を訴えた。

シンポに出席した厚労省医政局研究開発振興課の佐藤岳幸治験推進室長は、執行停止の経緯について「当初実は、初年度を除いて次年度以降の開発支援について執行停止するという話があった。その中で、薬の開発には単年度ではなく、複数年度必要であり、複数年度の支援ができるようにして欲しいと、我々はお願いした」と説明。

執行停止額など詳細は「政治主導」による決定

だったという。






なんだか。

>執行停止額など詳細は「政治主導」による決定





結局は

お金を削ります、

だけが最初にあって、

医学の進歩を遅らせて、

諸外国と格差をつけて

未承認薬を承認しないし

新薬も開発しません、

という簡単な展開が見えてないようです。





ま、これも国民の判断

と言うやつでしょうか。












本筋とはずれますが、

最初わたしは気付かなかったんですが、

このミクスonlineHP、

一番下にElsevierのマークがありました。

Elsevierが作っているんですね。



Elsevierは大量の論文雑誌を保有しており、

その中のいくつかに論文を載せたことがあります。





多角的な分野に

伸びてきているんですね。




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コメント

国民の判断ですから

あれだけの大盤振る舞いをしようってんです。
マニフェストに具体的に書いてないことには一切金を出さないのは当然かと。

もうあきれることすら出来ません。
No medicine , No Cost.

どこかで聞いたような話

>結局は専門家軽視

 「政治主導」なんてきれい事をおっしゃいますが、 現場に政治士官が配属されているみたい。無能のくせして、いちいち口を挟んでくる。組織の効率は低下する一方。

 そんな国がありましたねえ。
 日本をあんな国にしたいのかな? 

NoTitle

やればやるほどミンスの政治家の無能がはっきりしてくるんだから、やらせといたらいいんじゃない?

まあ、通りすがりの様のおっしゃる通り、まさに「政治士官主導」というやつでしょうね。USSRの軍人の悲哀を感じてくださいませ。

NoTitle

ついでに
「政治士官」というものは結局安全な後方で無理筋を通そうとするだけで、結局現場前線に全く出ようとしなかった、というのもまさに相似形ですね。
政治士官の直接命令権を有する連中もできるだけ部隊配置の政治士官に現場を見せないようにした、というところまでそっくり(笑)

NoTitle

先日、厚生労働省の役人の話を聞く機会がありましたが、長妻氏は自ら扱っている問題を全然理解してないのだそうです。ただ、いくら長妻氏が無能であっても、その意見は絶対なので、役人としては従わざるを得ない。長妻氏は年金オタクに過ぎず医療政策のド素人であることは、大臣就任前から明らかでしたが、鳩山氏が長妻氏の「厚生労働大臣にしてくれ」という直訴を受け入れて、内定済みだった仙谷氏と差し替えて厚生労働大臣にしてしまった以上、どうしようもありません。今後4年間は、我が国の医療行政は年金オタクの素人に振り回されることになります。

NoTitle

執行停止に反対ではありません(製薬業界や治験を委託されている病院や医院、研究者にとっては迷惑でしょうけれど)。他に優先度の高いものがあるならば、やむを得ない場合だってあるのでは。このブログを見てると、世の中のすべてが医療を中心にまわっているように錯覚してしまいます。

シンポジウムの主催者は製薬業界 さまへ

仰るとおり、世の中のすべてが医療を中心にまわっているわけではありません。ほかに優先度の高いものがあるのは事実でしょう。なら、世界最高レベルの医療を日本で受けることは諦めてください。新薬の登場も諦めてください。お金持ちだけが海外で治療を受けられる状態を受け入れてください。ただ、その際に使われる薬剤がモンゴロイドに効くかどうかは調査されてないでしょうけど。
優先度を決めるなら、後回しになる分野は諦めていただかないと、ね。

こちら119番、消防ですか?霊柩ですか?

シンポジウムの主催者は製薬業界様、そのとおり!

だって国が教育・研究に全くお金出さない。
「研究費」と名のつく予算の9割は、研究室に届く前に
政治家さま、お事務さまの懐に消えてる。
トヨ○だの○ャノンだの大企業も研究費を出さない。自分たちの懐肥やすのに必死。
だから製薬業界がこの分野にお金出しているのが目立つだけなのですがね。

昨年の雇用不安のときに言われた「セーフティネット」が更に破壊されますなぁ

医療ブログですからw

治験が中断することによって死ぬ患者なんて極少数ですからねえ。大の虫を生かすために…ってのはアリかもしれません。

上記明言してくれたら二度とミンスとは呼ばん。民主党と呼んでやるw…といいたいところですがそれは川辺ダム中止の時点でしちゃったからどうしましょうかねえ…次の選挙では入れてやりましょうかww。

費用対効果

「費用対効果」「不要不急の無駄を削減」などという言葉が出てきますが、それをあてはめると最大公約数の方の利益が優先されるので、少数の方が切り捨てられるのは当然の帰結(想定の範囲内)。しかしながら、その原理で切り捨てられた少数の方を支えることも社会福祉・社会保障の目的なので、今後どのようにしていくのか観察していきたい。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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