2008/05/04
■建築関連本 ”医院建築実践ガイド―「地域一番の医院づくり」読本 賢い業者選びと設計プラン”
さて、開業関連記事です。医院の設計については
以前に少しお話しましたが(1)、
やはり、なかなかいい話がなくて
非常に比較したりするのが
難しいと思います。
一般的な本とも合わせて
どのような本を持っているかだけでも
出したら参考になるかな、
と思い本棚から取り出してみます。
あくまで、全部必要ではなく、
こういうのもあるよ、という参考までに。
やりすぎにはご注意を(笑)。
こちらが以前にご紹介しました本です(1)。
クリックするとアマゾンに飛びます。
![]() | 医院建築 秀作事例集〈1〉 (2005/11) 医院建築編集委員会 商品詳細を見る |
![]() | 医院建築 秀作事例集〈2〉診療科目別内科系編 (2006/10) 医院建築編集委員会 商品詳細を見る |
こちらが出たばかりの
”医院建築実践ガイド―「地域一番の医院づくり」読本 賢い業者選びと設計プラン”
です。
クリックするとアマゾンに飛びます。
![]() | 医院建築実践ガイド―「地域一番の医院づくり」読本 賢い業者選びと設計プラン (2008/04) 澁谷 辰吉 商品詳細を見る |
【 目 次 】
第1章 医院を建てるということ
1.開業のカタチ
2.イニシャルコストはこんなにかかる
3.開業までのながれ
4.さまざまな発注形態
第2章 信頼できる設計士を選ぶ
1.設計士の役割
2.設計士の選定方法
3.設計士選定のポイント
第3章 医院の構想を練り上げる
1.まずは医院の見学から
2.立地の選定に当たって
3.適正な規模を選定する
4.医院のゾーニングと外観
5.医師の医療に合わせた設計をする
6.スタッフのことも考えよう
第4章 ポイントを押さえて設計する
1.医院設計の基本事項
2.医院設計の留意点
3.診療システムに合わせた設計
4.各室の設計ポイント
5.診療科別設計のポイント
第5章 安くて良い建物を建てる建築会社に発注する
1.建築会社の選び方
2.分離発注の場合の建築会社の選定
3.建築会社、ハウスメーカーに一括発注
第6章 事例紹介
1.一戸建て医院開業成功者に聞く(1)
2.一戸建て医院開業成功者に聞く(2)
3.建築会社選定の事例
資料1 開業にかわるお金の話
資料2 開業までのスケジュール
で、
結局は、こういう一般向けの本を
読みながらいろいろと勉強しています(笑)。
クリックするとアマゾンに飛びます。
![]() | 家づくりのすべてがスラスラわかる本―何千万円もして人生最大の出費なのにお金や建築のことを何も知らないし何をしたらよい (エクスナレッジムック) (2008/02) 不明 商品詳細を見る |
これ以降は、
正直、興味がとってもある方以外には
お勧めしません(笑)。
でも、
探すと、いろいろな医院関連の
本はあるものです。
![]() | 木造の医療・保健・福祉施設 (建築設計資料) (2000/02) 建築思潮研究所 商品詳細を見る |
![]() | 医病院 (1) (DA建築図集) (1983/01) 日本建築家協会 商品詳細を見る |
![]() | 診療所・医院 (新建築設計ノート) (1993/08) 西日本工高建築連盟 商品詳細を見る |
こういう本もありますが、
ちょっと偏りが強くて
あまり参考にならないかもしれません。
新しい本なんですが、
ちょっと私には応用できません…。
クリックするとアマゾンに飛びます。
![]() | インテリア医学―理想的な病院のインテリア空間を提案 この病院を選んでよかった…そんな患者さんの声 (2008/02) 乾 真理子 商品詳細を見る |
というわけで、
やはりいろいろな話を聞きながら
成功した方のお話を聞く、
そしていいところを取り入れていく、
自分でも無理のない範囲で勉強する、
というのが大事なんでしょうね。
ご参考になりましたら幸いです。
(1)以前の記事
医院建築 秀作事例集〈1〉 医院建築編集委員会
http://ameblo.jp/med/entry-10020737031.html
- 関連記事
-
- ■「クリニック開業ガイド」 平田 二朗
- ■これは便利 知ってました? 親子ゴム印
- ■Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X2
- ■医業経営支援のための財務・会計ガイド 「ドクターサロン」
- ■便利 医療用イラスト集 「スゴネタ イラストパック 医療」
- ■医院ホームページの救世主になるか? ”BiND for WebLiFE” ホームページ制作ソフト WEB制作ソフト
- ■建築関連本 ”医院建築実践ガイド―「地域一番の医院づくり」読本 賢い業者選びと設計プラン”
コメント
経験者
そのためには希望をどれだけ具体的に伝えるかが重要です。内装全体のイメージ、こだわりたいところ、妥協できるところをきっちり区分整理しておいて、設計を煮詰める事が肝心です。
それと設計図も見慣れないと見た目の広さに誤魔化されます。設計図の中に具体的に診察机や椅子、ベッドなどを実寸どおり書き込んでみればイメージしやすくなります。オートクレープや血球計算機なども置くつもりなら、実寸で配置してみるのも一法です。
実際に果たして配置できるか、配置したらスペースが塞がらないか、動線との関係はどうかなども可能な限りシミュレーションされる事をお勧めします。
なのより大切なのは、「こんな診療所にするんだ!」の意志を具体的に明瞭に設計者に伝え続ける事です。妥協は禁物です。一生の後悔になります。
2008/05/04 12:09 by Yosyan URL 編集
Yosyan先生のおっしゃる通り、経験がないと図面から広さを想像するのは非常に難しいですね。私も今の家を建てる時に「意外と狭い・広い」ということを感じました。これがいきなりのクリニックの建設だったら....ぞっとしますね。自宅ならば多少我慢すればいいのですが、仕事となると収入に直結しますので。
「3件家を建てて初めて満足のいく家を建てられる」という言葉がありますので、こればっかりは経験しないとわかりませんね。
2008/05/05 07:39 by 暇人28号 URL 編集