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■開業つれづれ:「勤務医110番に相談相次ぐ」


あまりにもひどい条件で

自殺者、過労死が後を絶たない

医療関係者。




特に医師はひどいものです。







勤務医110番に相談相次ぐ


asahi.com 2009年9月27日22時24分

http://www.asahi.com/national/update/0927/TKY200909270174.html



 勤務医を中心につくる労働組合「全国医師ユニオン」(植山直人代表)は27日、「名ばかり管理職」や勤務医の労働条件に関する電話相談を受け付けた。長時間労働や頻繁な当直、残業代についてなど計29件の相談があった。

 ユニオンによると、大学病院や外科の勤務医からの相談が目立った。


大学院生が雇用契約を結ばずに無給で診療させられている


▽医師としての勤務が厳しくて自殺したのに、過労死による労災が認められない


▽患者の家族から脅迫があって精神的に参ってしまい働けなくなった


などの相談があったという。








これは

決して医学部の定員を増やせばいいわけではなく、

医療現場全体の問題です。



簡単に言ってしまえば、

先進国最低の医療費を

せめて先進国平均まで持って行って欲しい、

ということです。





突出した公共事業から

多くの労働を必要とする

医療福祉関係へのシフトは

不可能ではないはずです。







もちろん

大学院生、研究関連の待遇の改善は必須です。

大学院を卒業しても何の恩恵もなく、

逆に博士号を取ったら職場が減ってしまう、

という日本全体の問題です。







M.D., Ph.D.

というのはアメリカでは最強の称号ですが、

日本では単なる”足の裏の米粒”です

(取っても食べられないが、取らないと気持ち悪い)。





それも変わりつつあり、

現在では”専門医”を取得するのが

流行になっています。

研修者や減り続けています。








しかし、

医療費を大幅に削減して

医学研究をないがしろにして、

日本は先進国で唯一、

医学論文が減るような国です。




中国にすら医学論文数が負けてしまう現状を

一体どれだけの日本国民が知っているでしょう(1)。





あまりにもいきすぎた

臨床偏重は、

土台である医学研究を崩壊させることに

他なりません。





いずれにせよ、

医療を取り巻く環境は

あまりにも人にお金をかけずに

箱にお金をかけていた状況です。

改善しなければ

日本医療は崩壊することでしょう。


















(1)
■臨床論文の危機 中国にも抜かれた 「臨床医学論文数、日本18位に転落」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-351.html

(2)
■「「半年以内に先進国医療から後退も」」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-758.html












関連記事

コメント

NoTitle

だいたい日本という国は、学歴は重視して、出身大学でその人の人格を決めてしまうかのごとき評価をするばかりで、その人の実績や専門性を軽視し、専門家の知識、というものが「対価を払って得るもの」だと誰も思いません。

自分の体の修理代がクルマをちょっとこすっただけの修理代よりはるかに安い、トイレのトラブルを直すよりも安い、という現実を国も国民もどう考えているのか、いちどしっかり議論するべき時が来てると思うのですが、今のところ「誰をタダにするのか」とか「誰が負担するのか」という論議ばかりになっています。

NoTitle

体はやさしくなおしてくれる、だれかがきっと…、阿弥陀如来が、薬師如来が現れて…。→昔から甘えの構造が日本人にはしみついているのでしょう。モラトリアムもその現れというのは常識です。

ああ無常

アメリカ人が皆保険に反対するのも「自分の身は自分で守る」という西部開拓時代からの精神が骨の髄まで染み付いてるからでしょう。
かたや日本人は、「厳しい修行によることで、極楽浄土に行ける」⇒
「念仏を唱えることで、仏の御心によって極楽浄土に行ける」
というパラダイムシフトの影響が医療に関する日本人のメンタリティに見受けられますね。(他力本願)

こっちは・・・

開業後、「ストレス強まった」が半数以上-日医調査
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24551.html

大手マスコミは絶対に取り上げないでしょうね。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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