スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■開業つれづれ:「開業医の認定制、医師会が来春導入 3年更新で質底上げ」

開業されているのは

内科だけではありません。

整形外科だけでもありません。






 >〈開業医〉

>骨折にもぜんそくにも対応できる幅広い初期治療の知識が求められる。







外科も

小児科も

眼科も

耳鼻科も

泌尿器科も

開業しているクリニックって

あるんですが、

全く忘れられているようです。




朝日新聞の<開業医>の定義ってこうなんだ…。




ぜひ

朝日新聞の方々は

プライマリケアの開業医を

積極的に受診してもらいたいものです。




いきなり大学病院?

それはないんじゃないですか?











開業医の認定制、医師会が来春導入 3年更新で質底上げ

asahi.com 2009年9月27日5時41分



http://www.asahi.com/national/update/0927/TKY200909260284.html


 日本医師会(日医)は、

開業医の診療能力を患者が納得できる形で保証

するため、生涯教育制度を大幅に改め、新たな認定制度を来年4月に導入することを決めた。診療能力を底上げし、

患者の開業医離れを食い止める

狙いがある。認定証に3年の有効期限を設け、更新のための試験を部分的に採り入れる。

 開業医の診療の質がわかる仕組みがないことが、開業医離れの一因とみられている。新制度が定着すれば、患者が開業医を選ぶ際の判断材料になりそうだ。

 これまで日医は、生涯教育で開業医の質を保証すると説明してきた。しかし、現行制度では、会報の中で印象に残った記事をはがきに書いて送り返したり、地域医師会の講習会に出たりするだけで修了証を得ることができ、3年続けて修了証を取得すれば無期限の認定証をもらえる。

 実効性をめぐる批判が内部でも強まり、日医は2年前から改善策を検討してきた。新制度に先駆けて、日本プライマリ・ケア学会など3学会と合同で、初期診療に必要な84項目を網羅したカリキュラムを今春まとめた。症状に応じて患者に確認すべき事柄や必要な検査、可能性を疑うべき病気、専門医に紹介すべき病気か自分で診療を続けていい病気かの見極めといった、身につけておくべきポイントをまとめたものだ。

 新制度では、84項目のうち30項目以上について、30単位以上を3年間で取得した医師に認定証を出す。日医の会報やインターネット上に掲載される問題を解いて6割以上正解した場合に単位を認める。従来通り、地域医師会などの講習会受講も単位に認めるが、1日に5時間で5単位までと制限する。従来より厳しくなるが、講習会受講だけで認定を受ける道は残る。


 日医会員は約16万5千人で半数程度が開業医。全国の開業医の7割強が加盟しているとみられている。会員の7割以上が従来の制度で認定証を受けている。暫定措置として、今年度中に従来の要件を満たせば13年11月末まで有効な新たな認定証を出す。

 日医で生涯教育を担当する飯沼雅朗常任理事は「認定制度の改定に当たっては、患者さんに納得してもらえる内容になるよう留意した」と話す。(大岩ゆり)

     ◇

 〈開業医〉

 骨折にもぜんそくにも対応できる幅広い初期治療の知識が求められる。

日本では、医師免許があれば麻酔科以外の診療科を自由に掲げて開業できるため、大病院で心臓手術ばかり手がけてきた医師が内科医院を開業して糖尿病やリウマチの患者を診ることもある。

 欧米では、開業医も、日本の心臓外科の専門医などと同様、決められた初期治療の研修を数年間受け、試験に合格することが必要とされる。しかし、日本では、そうした初期治療の専門性を認定する仕組みはない。

 日本の開業医の中で、欧米で初期治療医の資格を取るなど勉強熱心な医師が多く参加する日本プライマリ・ケア学会など3学会は来春合併し、日医とは別に認定医制度を始める。欧米にならった高いハードルがあるため、患者にとってはより有効な開業医選びの材料になり得る。







率直な疑問として、

朝日新聞の記者さんは


 >〈開業医〉

>骨折にもぜんそくにも対応できる幅広い初期治療の知識が求められる。



このように

骨折もぜんそくも幅広く診れる医師に

かかりたいと思っているんでしょうか?







国もマスコミも

プライマリケアの方向に

誘導したいようですが、

実際に患者さんの方がたは

「何でも診れるけど何の専門もない」

という医師の所に行きたいと思っているのでしょうか。






プライマリケア、という標榜の先生は

どうしても田舎、僻地に活路を見出さなくては

いけなくなります。





なぜなら

大都市で「プライマリケア」をうたっても

患者さんは来ないからです。





だって、患者さんの側に立ってみると

「喘息みたいに咳がひどくて苦しいからプライマリケアの所に行こう」

「腕が折れるように痛いからプライマリケアの所に行こう」

と思うでしょうか?




選択肢が大量にある大都市、

あるいは中小都市でもある程度は

選択肢があるはずです。







実際にプライマリケアを目指す医師は

離島や僻地を視野に入れなくては

いけなくなってしまいます。








そんな状況で

プライマリケア専門の医師を

大量生産するのは

はたして得策なのでしょうか?





どうもアメリカのように

専門医に直接かかれなくするように

まず”家庭医という安い医師”をつくって

必要なら専門医に紹介する、

という”ゲートキーパー”を

つくって医療費を抑制する、

という図式が見え隠れしてなりません。











関連記事

コメント

NoTitle

長い間小児科医をやっておりますので、高血圧やDM、そして、骨折や外傷、全くわかりません。
このままだと、「認定できないほどレベルの低い開業医」のレッテルが張られることは確実だと思いますが、小児科認定医だけでは開業医失格だということですね。そうですか。
小児科医なので、成人を見ることもありませんが、成人内科の初期診療が出来なければいけないというあたりで、破たんしているシステムかと。
ちゅーか、マイナーの開業医、どうするんでしょ。

NoTitle

今のご時世、専門外の領域に手を出すなど、恐ろしゅうてようやりませんが何か?
てか、これを担当した日医の常任理事さん、ご専門は内科(感染症)とありますが、ご自分は骨折や喘息をちゃんと診れるんでしょうか?
http://www.fukashi.jp/newpage001.html
もしこの制度が導入されたら、ご自身もちゃんと認定を受けて下さいよ。
まさか「自分たちは試験免除」なんて言わないでしょうね?

NoTitle

私しゃ、耳鼻科ですが、耳鼻咽喉科の専門医さえあればそれでいいような気がしています。
今でも医師会から送ってくる生涯学習制度の紙はそのままゴミ箱行きです。(雑誌は気になった記事は読んでますけど)
ただ、確かにFirst Contactはかかりつけ医しかだめと制限がかかったら、うちの様なところは大変かもしれません。
知り合いの内科の先生を接待しまくらないといけないかも(笑)。

NoTitle

こんな制度を導入するという話は、各地区医師会でも
検討されていたのですか??
わたしは聞いたことありませんが・・・・・
日医が勝手に決めた?

NoTitle

いまだに日医が決めたら地区医師会は当たり前のように従う、と思い込んでいるのでしょうね。

NoTitle

今のご時世、専門外の領域に手を出すなど、恐ろしゅうてようやりませんが何か?
⇒ 結果的に何かあったら、許してもらえんでしょうナ。

もしこの制度が導入されたら、ご自身もちゃんと認定を受けて下さいよ。
⇒ 真面目に試験したら、エライ人らは全滅? ソレも分からんぐらいモー●ク、・・・う、げふんげふん

  もと総合診療、家庭医グループのワタクシですが。
  確かに、地域で絶大な支持を受けている医師はいます。 彼らが提供する医療は、一見『総合診療、プライマリーケア』に見えます。 (ってか、施設とマンパワーの都合で、最先端の重装備医療は無理) しかし、地域民は『その先生だから』信用するワケであって、けっして『スペシャリストなジェネラリスト』を指示している訳ではない。
  その医師が人生をかけて積み重ねてきた信用、その医師のその地域における絶対的な『オリジナリティ』、昨日今日その地域にやってきた『プライマリーケア専門医』には、とてもとてもマネでけへん。 『バーちゃんを看取ってもらった。 私も小さい頃からよく知っている。 子供が熱出した時も親切に診てくれた。』 そんな医師を信用するのであって、けっして『専門がない。 なんでもとりあえず診るけど、専門的な治療はできない。』 そんな医師は信用されません。
   その医師が積み上げてきた人生ソノモノ、その『オリジナリティ』、 そして医師の専門性『スペシャリティ』。 その二つの区別が、シッカリついていなかった。
  ワタクシ自身の青の時代を振り返ってみて、そう感じています。

NoTitle

>日医の会報やインターネット上に掲載される問題を解いて6割以上正解した場合に単位を認める

こんなもん、カンニングし放題な希ガス。

NoTitle

>日医の会報やインターネット上に掲載される問題を解いて6割以上正解した場合に単位を認める

問題が漏れて
「やってみたら俺でも6割とれた。
これで俺も開業医レベル」

勘違いする
イッパン人が
沢山出てくる
ヨカン

産科医不足もこれで解決!さすが日医!!

>骨折にもぜんそくにも対応できる幅広い初期治療の知識が求められる。

開業医ってスゲェw 何でも知ってるスーパー爺医!ww
当然、産婦人科的な知識も幅広くお持ちですよね!!
この産科医不足の折、ぜひ活躍してもらわねば!

ということで近々
「陣痛来たからちょっくら近所の目医者(←日医認定開業医)で産んでくる」(by妊婦)
とか
「腹痛の30台女性ですが、妊婦のようですので貴院(←日医認定開業医)で受け入れおながいします」(by救急隊)
という、薔薇色の産科医療が展開されるとよいですね♪

プライマリケア学会認定医や内科学会認定総合内科専門医は既にあるんですが、、、。
日医は政権から相手にされないから、完全に空転してますね。
いらんわ こんなバカ爺たちは。
バカと決める理由
1バブルの時に医療費も上げない
2医師の人権を守らない3政権から相手にされない
非公開コメント

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。