2009/09/14
■開業つれづれ:「高山の防災ヘリ墜落:出動、5年前の3倍 過去最多215回 08年度 /岐阜」 すでにドクターヘリ運航中
墜落したヘリは
すでにドクターヘリとして
運用されていた、
というお話。
>04年度からは、ヘリに岐阜大医学部付属病院の医師が搭乗し、交通の便が悪い地域から大規模病院に患者を搬送する「ドクターヘリ」としての運航も行っている。
へー。
下手すれば
医師も死亡していたわけです。
高山の防災ヘリ墜落:出動、5年前の3倍 過去最多215回--08年度 /岐阜
毎日新聞 2009年9月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090913ddlk21040034000c.html
◇異例の2機体制で対処
山岳救助に向かった3人が死亡する惨事となった北アルプス奥穂高岳・通称「ロバの耳」で起きた県防災ヘリ「若鮎2号」の墜落事故。08年度の県防災ヘリの出動件数は過去最多の215回に達し、5年前の3倍近くになっていた。今回の事故は、登山者の救出のためなどで山間部への出動件数が増えている中で起こった。【山田尚弘】
県防災ヘリは、救急(転院)、救助、消火活動のほか、訓練の災害予防対策活動などで出動する。
県防災航空隊が発足した94年に、「若鮎1号」(川崎式BK117B-2、定員10人)が導入され、97年4月には今回墜落した「若鮎2号」(ベル式412型EP、定員15人)も導入され、全国的にも珍しい2機体制となった。
岐阜は山間部や河川地帯が多く、機動性のあるヘリは山岳遭難や豪雨災害で威力を発揮するため、出動件数も年々増えてきた。08年度は2機で215回、計190時間を運航。中でも捜索救助活動は94年の導入当時は5件だったが、ここ数年は50件程度に増え、山岳での捜索救助も増えている。
県防災課によると、2機が持つ機能に基本的な違いはないが、2号の方がエンジン性能が高く、標高が高い場所でも飛行できるという。2号は今回亡くなった操縦士の朝倉仁さんが専従で運航していた。2号の山岳での捜索救助活動は08年度は6件、今年度は11日の出動も含めて3件あった。
04年度からは、ヘリに岐阜大医学部付属病院の医師が搭乗し、交通の便が悪い地域から大規模病院に患者を搬送する「ドクターヘリ」としての運航も行っている。
他県の防災ヘリに応援要請をするための協定も近隣8県1市と結んでおり、08年度は5回出動した。
殉職された方のご冥福をお祈りいたします。
日本のドクターヘリは
このような”ハイリスク”
であることが
証明されてしまったわけですが、
それにもかかわらず、
多くの医師が保険もないままで
ヘリに搭乗させらるというのは
いかがなものでしょう?
DMATも無保険の放置状態ですし(2)、
医師は本当に
”使い捨ての安い奴隷”
として働かされているわけです。
(1)
■開業つれづれ:「岐阜県防災ヘリ墜落、3人死亡 北アルプス奥穂高岳」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1068.html
■開業つれづれ:常在戦場=埼玉県の医師?「ドクターヘリ:県が新たな運用開始 夜間も待機、24時間体制に /埼玉」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-984.html
(2)
■補償なしのDMAT 「補償なく災害支援「行けない」と判断 南信2病院 」
http://ameblo.jp/med/entry-10040479923.html
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コメント
いやなら乗るな。
嫌なら断固として拒否すればいいんですよ。拒否の口実には事欠かないではないですか。
…つーか実は乗りたいと見たwだって救急医って産科医に劣るとも勝らないヘンタイ揃いなんだもんww
2009/09/14 16:14 by 10年前にドロッポしました。 URL 編集
NoTitle
ポイステ医師なんてましてや(笑)
2009/09/14 17:25 by 雪の夜道 URL 編集
NoTitle
オイラ高山病になっちゃうね
今回の事例では途中でDr下ろしてるんですよね?
鍋平ヘリポートとやらで
http://zoome.jp/bee-movie_box/diary/17/
何故 乗せて行ったのでしょう?
2009/09/14 18:14 by こんた URL 編集
NoTitle
2009/09/14 22:22 by ぽんこ URL 編集
NoTitle
何で防災ヘリだったのかしらん。
2009/09/14 23:32 by ばあば URL 編集
ヘリ墜落:遭難救助、3000M超経験なし 若鮎2号
ヘリ墜落:遭難救助、3000M超経験なし 若鮎2号
岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳(3190メートル)で県防災ヘリコプター「若鮎2号」が墜落し、搭乗員3人が死亡した事故で、同機は3000メートルを超える山岳地帯での救助経験がなかったことを12日、県防災課が明らかにした。97年の同機導入と同時に県庁入りした操縦士の朝倉仁さん(57)は同機専従で、同様に経験がなかったという。
県防災課の鈴木金治・防災対策監によると、遭難の119番があると県防災航空センターに連絡が入り、センターは岐阜県警察航空隊と調整、県防災ヘリと県警ヘリのいずれが出動するか決める。だが現場が険しい山岳地帯の場合、これまで県防災ヘリが現場で救助にあたったことはなかったという。
若鮎2号も導入以来、北アルプスのふもとのヘリポートまで救助に向かったことはあるが、3000メートル以上でホバリングして遭難者を引き上げた経験はなかった。
だが今回は両者が協議し、県警ヘリは出動しなかった。鈴木・防災対策監は「警察航空隊からセンターに『警察に直接通報がなければ出動できない』と説明があったと聞いている」とした上で「一刻を争う事態だったので出動した」と説明した。県警幹部は「事実関係を確認したい」としている。
2009/09/15 00:45 by Nobody URL 編集
上の判断ミスか…。
>「警察航空隊からセンターに『警察に直接通報がなければ出動できない』
なんと言うお役所仕事!とか言う素人もいるでしょうが、これこそ「プロ」ってもんですw。
>「一刻を争う事態だったので出動した」
いやもう既に死…
2009/09/15 09:18 by 10年前にドロッポしました。 URL 編集
医者なら袋叩き、ヘリの操縦士ならかわいそうな人
あれ?どっかで聞いたような?
2009/09/15 11:26 by ててれけ URL 編集