スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■開業つれづれ:「新型インフルワクチン接種、医療機関を限定」 


”医師は自分のところでは

ワクチン打っちゃダメ、

決められた医療機関まで

病院休んでワクチン打ちに行きなさい”




…本気で言っているんですか?






まさに発想が東京、お役所思想です。





いなかの病院の場合は

指定医院まで数時間、

場合によっては半日かかるところも

出てくると思いますが、

アンプルさえあれば自分の病院で打てるのに

大病院まで行かなくてはいけないんでしょうか?







新型インフルワクチン接種、医療機関を限定


2009年9月7日03時07分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090907-OYT1T00003.htm


 厚生労働省は6日、新型インフルエンザワクチンの接種を、国と委託契約を結んだ医療機関に限って行う方針を固めた。


 対象の医療機関は市町村や地域の医師会が選ぶ。供給量に限りがある国産ワクチンを、最優先接種者から順に、適切に接種していく必要があるため、当面は医療機関を限定する必要があると判断した。

 最優先の接種対象者は、医療従事者、糖尿病やぜんそくなどの持病のある人や妊婦、1歳~就学前の小児、1歳未満の乳児の両親を合わせた1900万人。

 ワクチン輸入も計画されているが、供給は12月下旬以降の見通し。国産は早ければ10月下旬から出荷されるが、年内の生産量は最大1700万人分しかない。

 持病がある人のかかりつけが対象外となった場合、主治医から「優先接種対象者証明書」を発行してもらい、国と委託契約した医療機関で接種を受ける。方針案は8日の都道府県担当課長会議に提示される。





「本日休診 

院長 予防接種のため●●市に出張しております」


なんて看板を

インフル患者さんが見るわけです。







保健所許可制で届け出制

にすればいいのに、

責任が及ぶのが嫌なんでしょうか、

保健所は。





大病院(指定病院)はさらに

インフル予防接種、

という正常な人の大軍がくる

大災難にあうし、

田舎の人は

>主治医から「優先接種対象者証明書」を発行

なるものをもらって

わざわざ何時間もかけて

一本注射しに行かなくてはいけません。







さすがオールジャポン

水際阻止といい、

厚労省のやることは

医療に効率性を求めている割には

自らの効率性は

まったく無視している様子です。
















関連記事

コメント

No title

「国と委託契約を結んだ医療機関に限って行う方針」「当面は医療機関を限定」

これ、「大病院でしか接種させません」と取るのか、「委託契約を結べば地域の診療所でも接種できる」と取るのかで非常に変わってきますね。
ただ、10月に入ると、うちみたいな診療所では、季節型インフルエンザワクチンの接種で手いっぱいになる可能性があり、新型にまで手が回るかどうかがとても不安ですから、逆に地域の中核病院に集約していただいたらありがたいのは確かです。が、そういうところで集団接種に近い形でやると、予防接種患者内でのインフルエンザ感染なんてことも起こりそうです。

また、もし、委託契約を結んだらどこでもできる、というのなら、小児科としては手を上げざるを得ないんですが、そうなると、接種対象者すべてを相手にしなければいけないのか?という問題(要するに子供だけでなく成人ハイリスクなども受け入れろ、と言われる可能性あり)もありますし、いずれにしてももう少し具体的な話が出てこないとどうにも対応できませんね。

あと、接種対象者に医療従事者を入れている以上、申告制ですべての医療機関に必要数は配布してもらいたいものです。「予防接種は各自で勝手に受けに行けや」ではなくね。インフルエンザをすべての医療機関で対応しろという以上、当たり前の配慮だとは思いますが、官僚的にはどうなんでしょう。

優先接種対象者証明書(笑)

こんな書類を書かせるとは...外来で「おら!おら!さっさと黙って、「優先接種対象者証明書」出さんかい!」とゴネる患者で更に逃散が進みますね~いいことです(笑)

No title

封建時代とどこが違うんじゃ?

No title

>主治医から「優先接種対象者証明書」を発行
当院のシステムでは、文書料3150円(税込み)
発行までに通常2週間かかりますので
気長にお待ちくださいませ

相変わらずだなあ

官僚の官僚による官僚のためのワクチン対策。さすが 現場をわかってない人が考えそうなものだわ。

No title

「優先接種対象者証明書」

喘息患者がこの秋は爆発的に増えそうですね。

有病率が50%くらいまで増えたりして(笑)

No title

出産一時金では資金繰りまで頭が回らない。
文系のエリートだったはずでは?

医療にカネを回すためもし消費税率をアップしたら
逆に医療機関が潰れまくるぞって話もありましたね。

本当に政治家を馬鹿に出来るほど優秀なの官僚って?

No title

追記:喘息であることの診断は比較的やりやすいですが「喘息でないことの証明」は不可能です。
である以上、「俺は喘息だから証明書を出せ」と言われたら開業医は出さざるを得ません。
どうせ国や自治体は「証明書で金を取るな」という指導をするつもりでしょうし。
そうなったら自己申告制でなんぼでもワクチンを受けられるようになっちゃうんでしょうね。

No title

新型インフルエンザのワクチンは10ml(20人分)のバイアルで供給されます。ロスを少なくするためだそうです。開けたら二十人打たなくてはいけません。開業医では扱いきれない量です。厚生労働省は一度に数十人の集団接種を想定しているのでしょう。うちでもアンプルさえあれば、とはいかないようです。

No title

新型インフルエンザワクチンの供給は10ccバイアルと1ccバイアルの二本立てのようですよ
だいたい、「大きな病院でのみ接種可能」と言われたら、ほんとに、最前線の開業医のほとんどは打てないんじゃないですか?スタッフはまだしも。
だいたい100万人という想定では、医師と看護師すらカバーできないんですよ。ということは、「予防接種指定になるような大病院の勤務医とスタッフ」くらいしか想定してないんでしょうね。
最前線は「インフルエンザに罹って自力で抵抗をつけろ」ということなんでしょうね。

もちろん、自宅開業なんかしていると、同居家族もハイリスク群になりますが、そんなことは全く考慮してなさそうですね。

No title

ちなみに、予約制でやるのなら、1日1本使い切る、というのは簡単ですよ。開業医でも。

毎年シーズンのインフルエンザは午後の2時間半で50人くらいは(しかも子供)こなしますから。
まあ、今回は季節性と新型の2本立てになっちゃいますから、接種医療機関を分けるのはまったく反対というわけではありませんが。

怪しくない?

 指定医療機関になるために、なにやら無言の圧力がかかるような気がしますが・・

 「指定医療機関にしてあげるから、糖尿病のインフルエンザ患者が出たらおたくでとってね、ああ喘息も透析のかたもとってよ、いいね、約束だよ!」
 なんて。

 感染隔離病室もなく、重症インフルエンザ患者の受け入れに腰が引けている中小医療機関に、軽い恫喝をかけてくるんじゃあるまいか、とうがった見方をしてしまいます。

証明書。

・・・最近かかりつけ医。。。を替えざるを得なくなり、優先接種対象者証明書について問い合わせたところ、それ、あんたが書くの?コッチが書くの?国からそんなの来てたか確認したら電話させるから、と・・・。何度も保留にされ、合間に、そんなのさっさと保留にしろ、とか、うちの患者じゃないとか・・・聞こえまくりでした。挙句に、きっと証明書なので所定の料金がかかるんですよね。好きで疾患持ってるわけじゃないのに負担が大きいです。

NoTitle

luchapanda様

優先接種証明書は無料で発行するように指導されています。
法的根拠はないので、絶対にお金を取れない、ではないようですが、料金を取るようなら、所轄の役所などに相談されるのも一手かと存じます。
非公開コメント

トラックバック

新型インフルエンザワクチンの優先順位

「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)」に関する意見募集についてによりますと、 インフルエンザ患者の診療に従事する医療従事者、妊婦及び基礎疾患を有する者(この中でも、1歳~就学前の小児の接種を優先)、1歳~就学前の小児、1歳未満の小

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

おすすめ開業関連本

クリックするとAmazonに飛びます。

クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2017 vol.7: 必修問題


クエスチョン・バンク CBT 2017 vol.5: 最新復元問題


医師国家試験のためのレビューブック 小児科 2017-2018


小児がん診療ガイドライン 2016年版


もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3


ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書


診療所経営の教科書〈院長が知っておくべき数値と事例〉


感染症レジデントマニュアル 第2版


40のしまった! 事例に学ぶ 診療所開業ガイドブック (NHCスタートアップシリーズ)


開業医・医療法人のための医療税務と節税対策Q&A


開業医・医療法人…すべてのドクターのための節税対策パーフェクトマニュアル


開業医・医療法人…すべてのドクターのための税務調査対策パーフェクト・マニュアル


医院の財産 承継&相続パーフェクト・マニュアル


よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック―コンサルタントが教える「My Clinic」のつくり方


トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方


ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書


もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2


もっともっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書3

おすすめ医学書

FC2カウンター

いつもご訪問、ありがとうございます。2009年5月7日からの累計アクセス数です。

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数:
いつもありがとうございます。現在、アクセスしている方の数です。

Amazon人気商品

月別アーカイブ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。