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■開業つれづれ:「琉球大病院、骨髄移植手術できず 担当医が退職、再開困難」


沖縄、いろいろな意味で

最先端を行っております。





骨髄移植医療もその一つ。

血液内科は

もう、めちゃくちゃなほど忙しいのですが、

いま一つ、

一般の方には認識されていないようです。






ドラマや小説では定番の

”白血病”も治療していますが、

「そんなに大変だなんて知らなかった」(1)、

ぐらいの勢いで

「辞める理由を公開しろ」

とか言われていましたから

もしも仮に新しい人が行ったら

骨までしゃぶられるかもしれません。






琉球大病院、骨髄移植手術できず 担当医が退職、再開困難 


2009/09/05 18:51 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090501000601.html

 沖縄県内で1カ所だけ非血縁者の間の骨髄移植手術が認められている琉球大病院(西原町)で担当医が退職、ことし4月以降、提供者(ドナー)からの骨髄採取や移植が実施されていないことが5日、病院などへの取材で分かった。

 琉球大病院は「新たに医師を募ってはいるが、全国的に不足している。病院だけの努力には限界がある」、厚生労働省臓器移植対策室も「事情は把握しているが、こうしたケースで個別に医師を配置する権限は国にはない。県と(骨髄バンクを運営する)骨髄移植推進財団に善処をお願いしている」としており、再開は極めて困難な状況だ。

 「沖縄県骨髄バンクを支援する会」の上江洲富夫代表は「本土での移植は経済的、身体的負担が大きい。県内のほかの病院でできるようにしてほしい」と訴えている。

 非血縁者間の移植や採取は、財団が認定する医療機関でしかできず、沖縄県内では琉球大病院のみ。この中で、ことし6月、血液内科の医師2人が「負担が重い」を理由に退職。ほかに移植ができる医師はおらず、4月上旬を最後に手術を受けた患者はいない。

 財団によると、沖縄県では血縁者間を含め昨年20件、一昨年7件の移植手術を実施。現在、患者やドナーは福岡県や鹿児島県に行っているという。







>ことし6月、血液内科の医師2人が「負担が重い」を理由に退職。

>沖縄県では血縁者間を含め昨年20件、一昨年7件の移植手術を実施


(1)では全部で3人だったようですが、

3人で年間20例の骨髄移植って、

狂った数字です。

3人でコンビニ24時間営業させるのとは

わけが違います

(それでも死ぬほど大変でしょうけど)。




それなのにだれも援護に来なくて、

市民からは新聞で堂々と、

「まさか辞めるとは」

「(辞める)理由を公表して」

とか言われて、

感謝の言葉の一つもない、

そんな所が聖地の

聖地たるゆえんだと思います。















(1)
■血液内科 沖縄絶滅 「患者・家族の不安拡大 琉大骨髄移植医の退職問題/「理由を公表して」」…いや、公表したらなお医師がいなくなるのだが

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-757.html







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コメント

No title

辞める理由って…

それくらい「悟ってあげる」のが大人の対応でしょう。
でもあえて言ってほしいのなら、「骨髄移植を含めた血液内科を3人で回すのは不可能であり、これ以上つづけたら自分自身の命にかかわる」ということですね。

骨髄移植って(いや、骨髄に限らず移植全般そうですが)たいへんなんですよ。
前処置で感染を起こしたら一発でアウトですから、ずーっと管理が必要で、移植後はいつ副反応が起こるか分からないからたいてい数日はつきっきり。
専門外の医師が代わりにみる、なんてのも難しく、担当医師は3日くらい泊まり込みなんて当たり前の世界です。それでも人数がいれば回せるんですが、3人(2人)なんて物理的な限界を超えてますね。

研修医のメッカも終了みたいです

県が「医療訓練」構想 最新機器で模擬手術
事業費100億円 来年度事業化目指す
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-05-M_1-001-1_004.html

医療従事者の育成機能を強化、発展させようと、県が最新の機材を備えた全県規模の研修機関「メディカルシミュレーションセンター(仮)」の設立を構想していることが4日、分かった。実現した場合、都道府県単位での設立は全国で初めて。手術など実際の医療行為の前にシミュレーション(模擬訓練)を積むことで、医療事故の防止や技術向上につなげる。事業費は約100億円で、厚生労働省が2009年度補正予算に計上している「地域医療再生基金」の活用を想定している。(又吉嘉例)
~~今後、関係者と協議を重ね、「地域医療再生計画」を策定。10月16日までに厚労省へ提出する。計画は11月下旬までに審議され、同省の許可が下りた場合、10年度からの事業化を目指す。~~ 具体的な研修内容は未定だが、コンピューターや高度医療機器を取り入れた専門性が高い訓練を想定している。

~~~
県立病院の累積赤字、莫大な未収金を抱えて機器メーカー&ハコモノには100億円(笑)

現場の医師の失望感が遠くにいながら見えるようです.
(ちなみにこの記事、一面トップだったんですよw)



退職理由は

普通の人間に戻りたい・・・・しかないでしょう。医師は普通の人間の生活しちゃいけないのかしらね。何故説明しなきゃわからない? 沖縄県人、今までが異常だよ。医師はエスパーじゃないよ。無知は罪だね。一般人もっと勉強してください。まずは 人間の定義から学んでください。

No title

「メディカルシミュレーションセンター(仮)」って
もしかしてゴッドハンド輝に出てくるみたいなホログラフ併用の3Dシミュレーターみたいなの開発するんでしょうか。
だとしたら、外科医版キッザニアとして人気を博しそう(笑)

ライフアンドデスならもうサイテー(爆)

がんばってるうちは、誰も助けてくれない。

ぴの様、
>何故説明しなきゃわからない?
きついと思っとるのがわからんのかあああああ!!!!ぢゃわかりませんよ。それこそエスパーじゃないんだから。

No title

> がんばってるうちは、誰も助けてくれない。
そのとおりです
頑張るな、やれば出来るが、事故の元

あまり頑張らないと、ちょっと頑張ったら褒められます
のび太の70点、カツオの85点
みたいな

百億の現金があれば、金を積んで何人でも医師を集められるし、いくらでも労働環境や条件も良く出きる。
[余所は困るが、それはまた別の話]

金をかければ直せるところには金をかけず、むしろ県立は給与以外の手当を減らす方針と聞きます。
さぞ現場は脱力していることでしょう。私ならば全力で逃げますね

うちの地域でも、どんどん医師がいなくなってます。ある市民病院で医師を確保できなかったからという理由で市長が辞職に追い込まれました。医師の過酷な勤務状況は一般の人にはほとんど知られていないようです。市長が代われば医師を確保できると思っているのですから。

ドロッポ様・・・やっぱり どれだけ大変なのかを一つ一つ説明しないといけないですかね。でも 人間として尊重されていないことを説明したところで 「だから? 医者なんだから 当たり前でしょ」と言われそう。これだけ人権にうるさい国になっても 医師だけは 人間でいることが許されないのだから。やっぱり 逃げな!としか言えません。

医師が逃げ出す一方のとある町で「地域医療を守るために市民にできることはないかを考えるフォーラム」があったようです。市民約500人が参加していたようです。その場で宿直明けも通常勤務する勤務医の過酷な労働実態が紹介されたようです。フォーラムには兵庫県立柏原病院の「小児科を守る会」発足に携わった丹波新聞の足立智和記者の講演もあったようです。講演内容を新聞で読み、やはり地元の一般市民の間に医師の負担軽減の為にできることをやっていくという運動が広がらない限り医師確保は困難なのかなぁと思いました。私は先生のブログに出会い勤務医が奴隷状態であることを知りました。でも、私にはこの町で何らかの会を立ち上げる力量はありません。でも私にできることもあります。先生のブログを私のブログやTwitterで、できる限り頻繁に取り上げ一人でも多くの人に医師の過酷な勤務実態を知ってもらおうと思っています。

解決策はあるけどね

労働基準法を守ることでオケw

2名で

2~3人で20例ってのは大学病院としては多いと思いますが
成人だけなら市中病院では不可能ではない気がします。


不可能ではない≠可能

ですけどね。

所詮他人事

>のび太の70点、カツオの85点みたいな
子猫を可愛がる不良とかw
>やっぱり どれだけ大変なのかを一つ一つ説明しないといけないですかね。
ぴのさんだってプログラマーとかト○タの期間工がどれだけ大変かなんて判らないでしょ?つーか血液内科の大変さって「すごく大変なんだろうな」とは思いますが正直私も今一実感が持てません。
ちなみに私の経験では殆どの非医療者は医師の所謂36時間勤務を知りませんでした。

コピペ

医師は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。
しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ市長としての点数があがるのに、それができない。
それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、いままで以上の要求をしろという。
 無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた医師がまったく別人の顔になって、
「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、逃散するしかない」と言っていなくなる。
市はその後産科と救急で医師に逃散され、僻地医療を失った。医師にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。
医師は交渉を知らない。

No title

面白いですね。

これを書いた人は、一度ことわざをお勉強してほしいものです。
「堪忍袋の緒が切れた」

これだけでしょう。
元から無理難題って、わかって言ってるくせにね。

No title

うーん、このコピペの論旨からして最後の一文はおかしいのでは。「医師は交渉を知らない」、ではなく、「市長や議会は交渉を知らない」、でしょう。いなくなられて困る相手に、無理難題ふっかけ続けたんだから。

No title

チャーチル でしたっけ>書いた人

改変コピペですから。

元ネタ貼っときます。

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。
しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。
それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、いままで以上の要求をしろという。
無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人がまったく別人の顔になって、
「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。
英国はその後マレー半島沖合いで戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。
日本人は外交を知らない。

ウィンストン・チャーチル 「対日世界大戦回顧録」
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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