2009/08/30
■開業つれづれ:自分ルール発動! 「卒業試験でずさん採点 鹿児島大歯学部の計8人留年」
鹿大では
自分ルール発動した教授、
あまりに適当すぎて
8人も不正に不合格にして
留年させた、
というお話。
どこにでも”?”という
人間はいるものです。
名物なんとか、
とか
撃墜王、赤点先生、閻魔大王などと
呼ばれている先生の中には
呪い殺されるほど
学生に恨まれている人もいます。
卒業試験でずさん採点 鹿児島大歯学部の計8人留年
asahi.com 2009年8月28日3時1分
http://www.asahi.com/national/update/0828/SEB200908270037_01.html
鹿児島大歯学部(鹿児島市)の卒業試験で、担当教授が勝手に採点ルールを変えるなどのずさんな採点により、08年度に5人、05年度に3人の計8人が卒業できずに留年していたことが、わかった。同大は27日、両卒業年度にさかのぼって卒業を認めると発表した。被害にあった学生によると、大学側は当初、制度として保障されていた成績の開示請求にも応じていなかった。卒業できなかったことで国家試験を受けられなかった学生からは怒りの声が上がっている。
同大によると、昨年11月にあった08年度卒業試験では、正答率30%未満の難易度が高い問題を採点対象から外すことを教授会で決めたが、試験作成と採点を担当した教授が独断で変更。「重要な問題だから」といった理由で除外するはずの36問中7問を勝手に採点対象にした。
ほかにも一つの設問を二重に加点したり、採点に加えなかったりした例もあった。
この結果、本来は合格した5人が合格ライン60点に届かず、不合格になった。
05年度は、大学に保管してあった学生の解答用紙の点数と、この教授が大学側に提出した採点一覧表の点数で食い違っていたことが内部調査で判明したという。
大学によると、この教授は04年から試験担当で、採点にはこの教授しか、かかわっていなかった。教授は同僚に「(採点に)慣れてしまい、いい加減になっていた」と話しているという。
記者会見で吉田浩己学長は「人為的なミス。恣意(しい)的な合否判断は無かったと信じている」と釈明。05、08両年度以外に問題のある部分はなかったという。再発防止策として今後、問題作成と採点に複数教員を充てるとしている。
留年した学生については、金銭面を含めて補償すると説明。05年度の留年生3人は、翌年にすべて卒業したという。
同大は今後、教授の処分を検討するという。
ずさんな採点で卒業できなかった鹿児島市の学生によると、昨年12月に不合格がわかり、2月にあった歯科医師の国家試験を受けられなかった。卒業後に働くはずだった臨床研修先の病院に断りを入れ、1年間を棒に振ることになった。留年後は前期分の学費26万円を支払い、下宿生活を続けている。不合格判明直後、大学側に試験問題と自分の解答用紙の開示請求をしたが、開示されず、この教授からは「開示など求めるような人間だから試験に落ちた」と言われたという。開示に応じたのは、6月になって学生が文科省や弁護士に相談した後だった。
学生は「試験の採点基準があいまいで、納得がいかない。採点ミスという説明も後付けに感じる。就職など、あるべきはずの機会を奪われ、留年で同級生からも白い目で見られた。他人の人生を軽く見ないでほしい」と憤る。
こういった場合、
どの程度の補償になるんでしょう?
学費だけ、
または
生活費も含める、
あるいは
歯科医師としての平均的な年収も
補償しちゃうんでしょうか?
私でも
そんなことになったら
怒り心頭でしょう、きっと。
いずれにせよ、
フェアであるべき学問の場所で
アンフェアなことが
繰り返されないことを祈っております。
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