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■開業つれづれ:「医師不在 住民に重く」



マスコミは

”自分が医療をぶち壊した”

という自覚が全くないのでしょうか?





あれほど

「日本の医療は非効率」

と言って4回連続8年間の

診療報酬の削減を行い、

毎年2200億円の社会保障費を削っていったのは

「医師は儲けすぎ」

なんて言っていた

マスコミのプロパガンダによるものですが、

いざ、医療がぼろぼろになったら

何を言い出すんでしょう。








最近は厚労省叩きの

記事が激減したのも

トヨタの恫喝による影響のような気がしますし(1)。

長いものに巻かれまくってますね、

マスコミさん。











【医療】医師不在 住民に重く


asahi.com 2009年08月22日

http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000610908220001




 紫波町の特別養護老人ホーム「にいやま荘」で6月下旬、入所者の女性が亡くなった。だが、夜間は医師がいないため、死亡の確認ができない。「遺体」は死亡診断書もないまま、個室のベッドに寝かされて夜明けを待った。脇や背中の下には、葬祭業者の用意したドライアイスがあてがわれた。


 にいやま荘は、県立紫波地域診療センターと廊下でつながっている。施設では今年3月まで、夜間・休日もセンター当直医の診察を受けることができた。


 ところが4月、センターの入院ベッドが休止されて診察も平日の日中だけになり、24時間の医療体制は失われた。にいやま荘は、2人だった介護職員の夜間当直を、救急車の付き添いのため3人に増やした。医師の負担軽減が施設に転嫁された形だ。


 中でも懸案は、老衰などで施設で最期を迎える「看取り」患者だ。「家族と静かに最期を迎えるのが看取りの趣旨。センターの嘱託医の不在時には、救急搬送するべきなのか悩む」と畠山泰事務長は言う。


 「夜間・休日は、民間の開業医に嘱託医をお願いしたい」。にいやま荘の高橋恒行所長は、県医療局、紫波郡医師会と交渉を始めている。「公立病院が縮小した今、急場の対策として開業医の協力が不可欠だ


      ◇


 花泉地域診療センターのある一関市花泉町では、入院の必要な患者は約20キロ離れた県立磐井病院に運ばれることになった。


 ここでも介護施設から「地元の開業医とセンターの連携体制を作って欲しい」との声が上がる。だが、花泉で医院を開業して40年になる佐藤誠之医師(75)「地域医療を開業医で支えるのも限界がある」と話す。「開業医も過疎と高齢化が進んでいる」


 花泉地区の内科開業医は、佐藤さんを含め4人だけ。いずれも60歳以上だ。約200床ある介護病床の嘱託医を分担して務め、夜間・休日に施設から診察を頼まれることもあり、疲労感は強い。


 「勤務医はもっと大変なのでしょうが、私も『後期高齢者』と呼ばれる年。若い人々と同じ仕事を期待されても厳しい」


 県保健福祉部のまとめでは、県内では盛岡圏域を除く8圏域で、人口10万人あたりの医師数は全国平均(217人)を下回る。二戸では124人、気仙では143人しかいない。勤務医が引き揚げられた地域は、連携できる開業医すら少ないのが実情だ。


 医師不足の一因には、80年代からの医学部定員の抑制がある。開業医中心で自民党を支持してきた日本医師会も、医師の過剰は医療の質の低下や医師の失業を招くとして、数年前まで定員抑制を求める立場だった。


 今回は、各党が医師数増加を訴える。県医師会の役員でもある佐藤医師は「診療報酬の改定、医学部定員の増加、医師の育成のあり方、すべて変えていかないと」と言う。


 今年3月末、474人いた県立病院の常勤医は6月には20人減。医師不足に歯止めはかかっていない。


    ◇


<主要政党のマニフェスト概要>


●自民党
 救急、産科・小児科・へき地医療を担う勤務医確保。診療報酬は来年度プラス改定。後期高齢者医療制度の年齢のみによる区分の見直し。


●民主党
 後期高齢者医療制度の廃止。社会保障費2200億円削減方針の撤回。医師養成数を1.5倍に。地域医療計画の抜本的見直し。


●公明党
 高齢者の外来窓口での自己負担限度額を引き下げ。医療基本法の制定。医師養成数の充実と研修体制の見直し、医師派遣システムの強化。


●共産党
 後期高齢者医療制度の廃止。国民健康保険料の引き下げ。医学部定員を1・5倍に。産科・小児科・救急医療などの診療報酬の引き上げ。


●社民党
 後期高齢者医療制度の廃止。医師養成数の増加。看護師などの増員。助産師の力を活用した分娩施設の増加。中学生以下の医療費無料化。








いま、

マスコミはこぞって

「勤務医は大変だ。開業出来ないようにしてしまえ」

という狂った理論が唱えられています。








でも、

医療崩壊地では

その”開業医”が

最後の頼みの綱であり、

そこをプチンと切ってしまえば、

本当に日本中に医療が全くない地域が

大量発生することでしょう。





きっと

大企業の

「企業の医療費負担を増加させるのは反対だ。

勤務医のために開業医を悪者にして

開業医をつぶせば勤務医にしかなれないだろう」

という意図が働いているのでしょう。






チラシ業界であるマスコミは

広告主のご意見には右ならえで、


「レセプト電子化しないなんて開業医はなんて非効率、時代遅れだ!」

(本当は電子化するのに3-400万かかるが全額自費。それにはひとこともふれない)



「国の税金を使って育成しているんだから医師は計画配置しろ!」

(それなら、国公立大学卒の人間はすべて計画配置しないのですか?)






「開業医は儲けすぎ!勤務医に重点的に医療費を!!」

(ぎりぎりの開業医がバンバンつぶれて医療空白地域が続出するでしょう)






ということで、

心配しなくても

来年のレセプトオンライン義務化で

高齢者はハイテクについていけなくて

続々と廃院します。






どんどんレセプトオンライン化して

古い開業医をつぶして

どんどん開業医を締め付けて

勤務医を優遇して、

いっぱい開業医がつぶれたら

きっと

理想の医療が実現できるんでしょうね、

マスコミさん?
















(1)

■提供トヨタ様によるマスコミ規制(笑) 「マスコミに報復してやろうか=厚労行革懇の会合で-奥田座長」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-500.html



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コメント

No title

「医師の負担軽減が施設に転嫁された形だ。」
こんな頭の悪い、意味不明な日本語が良く恥ずかしげもなく使えますね。
新聞て本当にダメですね。中間管理職様の仰るとおり長いものに巻かれまくってるんでしょうね。

No title

毎度おなじみ、岩崎君の新作です。
【日曜経済講座】論説委員・岩崎慶市 改革路線崩れる自民政権公約
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090823/biz0908230848002-n2.htm
>象徴的なのは来年度が改定年に当たる診療報酬の引き上げを早々と公約に盛ったことだ。医師不足や地域格差の是正を理由とするが、診療報酬は税金と保険料という公的負担が主財源である。ならば、優遇される開業医の報酬を大胆に削って配分を見直すのが先だ。日本医師会などの反対でそれが打ち出せない。

いつもながら支離滅裂ですな。財源と開業医の報酬を削れという話が、どうつながるのかさっぱり分かりません。無理やりこじつけているとしか思えません。

> 医療分野の硬直性は成長をも阻害する。本格的な高齢化社会の到来で医療需要は黙っていても急増する。しかし、これを環境と並ぶ成長産業に育てるためには保健診療に自由診療を併用する混合診療の解禁が肝心なのだが、それがない。こうした規制改革は公的負担も軽減するのに、である。

×保健診療→○保険診療です。
曲がりなりにも新聞社の人間なら正しい日本語を使いましょうね。
あ、単なる財界の代弁者でしたか。こりゃ失礼しました。

No title

優遇されている大企業の社会保障負担を大胆に改革する、という話はどこにも出てこないんですね。
もちろん、やりすぎたせいで、北欧の高福祉国家群から大企業が逃げ出したのも事実ですが。

医師の負担軽減が施設に転嫁?それ以前に、医療のサポートの必要性も何も考慮せずに療養病棟を激減させてばかすか老健施設を増やした問題はスルーですね。

岩崎某氏の発言は、いまさらなので、論評にも値しない。
開業医のどこが優遇されているのか。
入院という比較的利益があげやすい領域を持たない開業医の再診料が少し高いから「優遇」?
せめてどれくらい優遇されているかぐらい具体例を挙げながら話をしてください。
ぜんぜん優遇されてませんから。

No title

今となってはとっくに遅いが
この程度の文章を書いてるだけで
高額な給与を得られる職業に就きたかった。

大学入試もろくに勉強せずに済んだろうし、
大学生活だって遊んで過ごせたに違いない。
就職後だって
2.3日続けて職場に連泊あったりまえ~!
なんてことすることも無かったろうし・・・。
あ~~~~書いてたら頭に血がのぼってしもた。

この、アホマスゴミをどぎゃんかせんといかん。
ましてや、こいつら、
我らが貴重な税金500億よこせとぬかしていますね。
新聞社が潰れると国民が困ると勘違いしてらっしゃる。
我々な~んも困ることあらしまへんけどね。
己の立ち位置が全く見えていないようです。

紙ベース新聞からネット情報社会へ
馬車が自動車になったようなもんなんですけどね。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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