2015/04/15
■「聖マリアンナ医大病院:医師11人に資格不正取得の疑い」
今回の「精神保健指定医」は、
かなり法律的に強い権限を持っています。
精神疾患の患者さんの状態が
きわめて悪いときに
本人の同意無く入院させることが出来る
”力”を持っています。
聖マリアンナ医大病院:医師11人に資格不正取得の疑い
毎日新聞 2015年04月14日 20時04分(最終更新 04月14日 21時35分)
http://mainichi.jp/select/news/20150415k0000m040070000c.html
◇「精神保健指定医」の資格めぐり
聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)の11人の医師が、精神障害のある患者を強制的に入院させるかどうかを判断する「精神保健指定医」の資格を不正に取得していた疑いがあることが病院などへの取材で分かった。他にも別の3人の医師が同様の方法で資格の取得を申請中だったことも判明。厚生労働省は15日に開く医道審議会の資格審査部会に諮った上で、資格の取り消しや停止の処分を検討する。
厚労省によると、指定医は精神保健福祉法に基づき、患者本人の同意なく強制的に入院させる措置や、隔離や身体拘束などの行動制限が必要か判断できる医師の資格。
同省によると、資格取得には一定期間の実務経験に加え、資格を持つ指導医のもとで自ら診察した入院患者8例以上のリポートを同省に提出する必要がある。2012年3月末で1万3880人の指定医がいるという。
しかし、病院によると、11人が提出したリポートには、同じ患者の症例を使った酷似した内容や、自分が担当していない症例を報告した内容が記載されている疑いがあるとされる。2月中旬、同省から「不適正な申請が行われている」との指摘を受け、発覚した。
病院は調査委員会を発足させて調査を継続しているが、指摘を受けた医師については一般外来の初診からは外した。そのため神経精神科では今月から「常勤医師の減少で、外来診療および入院病床の確保・維持が極めて困難な状況となった」として診療体制を縮小しているという。
病院側は「厚労省の(処分の)発表を待ちしかるべき対応を取っていきたい」としている。【鈴木敬子、桐野耕一】
ケースレポートの使い回しでしょうか。
良くないですよね。
症例が少なくてこんな事をしていたら
トレーニングが不十分でしょうし
(入院患者8例ですから決して多くは無いはず)、
面倒でコピーペースとしていたなら
言語道断です。
ただ、管理人は精神科医ではありませんので
勘違いをしていたら済みません。
では皆さん、正しい資格取得を!!
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精神科症例報告の上手な書きかた
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