2014/10/31
■いよいよ佐村河内対策 「聴覚障害「全聾」認定、脳波検査義務づけへ 佐村河内さん問題で厚労省検討会」
聴覚障害において、
身障2級を新規で申請するときには
ABRかASSRが必要というお話。
佐村河内さんの問題や
北海道での身障の
障害年金不正受給問題(1)など、
身障制度の闇の部分です。
自己申告ではなく
他覚的に判定できる
脳波検査であるABRやASSRを
使用することで客観性が出ますので
ウソをつくことが出来なくなります。
聴覚障害「全聾」認定、脳波検査義務づけへ 佐村河内さん問題で厚労省検討会
産経新聞 2014.10.30 21:21
http://www.sankei.com/life/news/141030/lif1410300043-n1.html
「両耳の聞こえない作曲家」として知られた佐村河内(さむらごうち)守さんが聴覚障害ではなく、障害者手帳を返還した問題を受け、厚生労働省の検討会は30日、医師が全聾(ろう)にあたる「2級」の診断をする場合に限り、正確に聴力を測れる脳波検査などの実施を義務づけることで一致した。同省が通知を改定し、早ければ来年4月からの実施を目指す。
検討会では申請者全員に対する脳波検査も議論されたが、医療機関で検査機器の設置割合が低いことや、申請者側の負担感などを考慮。通常、聴力は段階的に低下していくことを踏まえ、過去に障害者手帳の取得歴のない申請者に対し、2級の診断を行う際に限定した。
聴覚障害者が手帳交付を求める場合、指定の医療機関で聴力検査などを受けた上で、診断書を市区町村に提出する。佐村河内氏は平成14年、横浜市から聴覚障害2級の障害者手帳の交付を受けていたが、今年2月に改めて検査した結果、聴覚障害ではなかったことが判明。検討会で3月以降、聴覚障害の認定方法の見直しを議論していた。
客観性がないために
自己申告で身障認定を受け、
制度を悪用する人々が
ごくわずかでも存在するということです。
今回のようにシステムの穴をふさぐことは
大事だと思います。
……ところで、
今現在、身障持っている人は
再検査しなくて良いのかな?
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(1)
■ABRかASSRを義務づけたら?「佐村河内氏、普通に耳は聞こえていた? ゴーストライター暴露で疑惑深まる」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2272.html
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