2013/07/04
■「とりかへばや物語」「とりかえ・ばや 2」さいとう ちほ
相変わらず
溺れるように本を読みながら
あまり得ることが少ない管理人。
なぜ読む?、と問うことなかれ。
俺たちの青春は理屈なんかじゃない、
とかうんぬん。
日々、
単純に楽しければそれで良い、
と言う読書姿勢で臨んでいます。
それは活用することがない
武器を愛でるようなもので、
実生活で読書をしていてよかった、
などという素晴らしい体験は一度もしたことがない
ように思います(多分)。
という基準で
忘れた頃にブログを書いております。
不定期更新、いろいろとごめんなさい。
今回は古典。
こんな面白い話だったの?
というお話。
女性的な息子と男性的な娘、
二人の入れ替わり物語です。
えええええ?
この時代にこんな話が?
書店で枕草子を買おうとして
とりかえばやの
ビギナーズ・クラシックスを
なにげに手に取ったら
これまた大変面白くて
すぐに購入、1日で読み切りました。
何たって、男に成りすました娘、
出産しちゃうんだよ……。
いったいどうするかは読んでのお楽しみ。
源氏物語が好きな人は
きっと読めると思います。
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編者の鈴木裕子氏の「とりかえばや物語」に対する
愛情がこぼれまくっている本です。
ああ、この本が本当に好きなんだな、
と思えます。
さらに読みたい人には、
巻末の注釈書は大変便利です。
読んだ直後にこちらのマンガが発売。
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こちらは原作よりかなり物語を
作り込んでいます。
少女マンガを読める人は
大変楽しめるかと思います。
学生時代は古典が大の苦手だったんですが、
友人に勧められて読んでいるうちに
少しずつコツみたいなのが
つかめるようになった気がします。
日本の古典も知れば知るほど
楽しい本の仲間入りをしてきたので
ちょっと嬉しいです。
ご参考になりましたら幸いです。
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